2016年2月中旬、下田桜祭りと吊るし雛の旅
(老母と姉との3人でのプチ旅行の備忘録です。)



伊豆稲取の矢沢ヨロシク


今回の旅で最も印象深かったのは、
河津の次に、伊豆稲取で途中下車したときのことだ。クラッカー

伊豆稲取は“吊るし雛”も有名らしく、
初孫の女の子に吊るし雛を買ってあげたい姉に付き合って、
吊るし雛を物色した。走る人

町では折りしも“吊るし雛祭り”が開催されていて、クラッカー
会場が幾つかに分かれているようで、
老母と一緒では回りきれないので、あせる
端からそれは諦め、
吊るし雛のお店(……なのだか?何でも屋さんに見えたが。)で、吊るし雛を購入して、
さぁ、ちょっと遅いお昼を食べて帰ろうと、適当な店を探した。ナイフとフォーク


お目当ての店は、昼時を随分過ぎたというのに行列なので諦め、時計
他にもお店はあろうと探す。サーチ

もう歩くのは嫌だという老母を励まし励まし、(…って、駅から15分ほどしか歩いてないのだが)あせる
観光パンフレットに載っている近くのおすし屋さんに入ってみた。DASH!


暖簾も玄関ドアも綺麗な感じだけど、なんとなく静まり返ったムードのお寿司屋さん。キラキラ
営業してるよね? と恐る恐るドアを開け、汗| 壁 |д・)
店の中に一歩入った途端に、一瞬妙な空気。はてなマーク

中に客は1人もおらず、
昼の一仕事を終えたところなのか、
店主らしき若い男性が店の隅に備え付けられている小さなTV画面に見入りつつ
テーブルなどを拭いているところだった。Σ(・ω・;|||

テレビ画面から目を離さない店主……?(=◇=;)
テレビ画面はテレビ番組ではなく、なにやら音楽コンサートの模様。
ま、まぁ、お客が引いたときくらいは、アリかな?あせる


感じはいい。
と見ると、店主は矢沢の永ちゃんだった!Σ(・ω・ノ)ノ!

若き永ちゃん
(ネットより拝借画像)

もとい、
昔の永ちゃんのような? リーゼントの大将?∑(-x-;)

大将
(写真アップの許可を頂いたが、念のため、ちょっと目隠しさせて頂きます。得意げ

よく見ると、“YAZAWA”のペンダントを
寿司職人ウェアからイナセに覗かせている。о(ж>▽<)y ☆

驚きつつ、ついカウンターに座っちゃった。(≧▽≦)
カウンターに座ったら、目が点になった。(゚Ω゚;)

カウンター1

カウンター2

カウンターのガラスケースに並んでいたのは、
新鮮なマグロでもイカでもエビでも卵焼きでもなく、
永ちゃんグッズ!Σ(=°ω°=;ノ)ノ
端から端まで、永ちゃんグッズ!Σ(~∀~||;)


「えっと、お寿司、何があるのかな?あせる」と
大抵は壁に張り出されているメニューを探すと、
壁から食器棚から、店中、YAZAWAだ!∑(゚Д゚)
TV画面も永ちゃんのコンサートのDVDのようだ。
カレンダーには永ちゃんのコンサートの予定が書き込まれている。

店中


とりあえず、お任せで頼んでみた。あせる
どうやって寿司を握るのか? と返って興味津々。( ´艸`)

すると、ちょっとしゃごんでカウンターの下に冷蔵庫があるらしく、
ネタを出しては握ってくれるのであった。(-^□^-)


最初にオレンジがかったピンク色のタネが出た。
「これは、何ですか?はてなマークあせる」と聞くと、

「マグロだよ」と永ちゃん風に。о(ж>▽<)y ☆(「YAZAWAだよ」って感じ。)
恐る恐る食べると、これが、とろりとして美味しい。(°∀°)b
確かにマグロの味だ!脂が乗っていて、美味。


次から次へと出てくる寿司が、どれもちゃんとしたお寿司で、о(ж>▽<)y ☆
店のあり得ないインテリア(?)とまともなお寿司とのアンバランスに
キツネにつままれたような気分になりながら、あせる
やっぱり寿司は美味しかったのだった。チョキ

しかも、老母の食べる速度に合わせて握ってくれているようで、
細やかな心配りも感じさせる。ドキドキ


店中に飾られた永ちゃんを見ると、
永ちゃんに現を抜かしているんじゃないか?と不安になるが、
これが意外にも、仕事が丁寧。丁寧なお寿司。キラキラアップ


永ちゃんについて語るその嬉しそうな笑顔は
実に優しく、お寿司も不思議なのだが、優しいお味なのだった。ラブラブチョキ

ここ、永ちゃん好きにはたまらない寿司屋さんかもしれない。о(ж>▽<)y ☆
永ちゃん好きでなくとも、普通に美味しい。( ´艸`)
お値段も良心的。お薦めです。合格
(でも、私としては、ガラスケースにはお寿司のタネを並べておいてほしいが。べーっだ!

 
金寿司さんhttp://r.gnavi.co.jp/9mc9a3gw0000/


で、あれこれ楽しく永ちゃんの話など聞いているうちに、
吊るし雛祭りの話になり、
祭り会場にも足を伸ばすことを勧められた。
その寿司屋さんから歩いて10分ほどだという。


が、老母がその10分も歩くのがしんどいのだという話をしていたら、
「じゃ、車で送ってあげるから。」(永ちゃん風に。о(ж>▽<)y ☆「YAZAWAだから。」って感じで。)

ええ? だって、そりゃ、ありがたいけれど、
お店は?あせる

と、逆にうろたえる我々に、“永ちゃん大将”は、
「大丈夫。閉めてくから。」と。にひひ(やはり永ちゃん風に。)

まじ? と驚いていると、
いつの間にか店の前には
“永ちゃん号”が!Σ(=°ω°=;ノ)ノ

YAZAWA号


YAZAWAバリバリ!キラキラ
車のナンバーもYAZAWAバリバリ!チョキ
徹底している。о(ж>▽<)y ☆
心底永ちゃんがお好きなんですね。(-^□^-)


ロックな運転かと思いきや、実に安全運転で、
車で会場まで送ってくれた後は、
会場から出てる駅までのシャトルバスのことなどを教えてくれて、
最後の最後まで親切で優しい稲取のYAZAWA大将なのであった。ラブラブ

しかも、もうお腹一杯になってきた老母の様子を見てか、
海苔巻き(梅干だったか)をカウンターに出さず、お土産に包んでくれた。
ひと手間を厭わないその心配りも嬉しかった。ラブラブ


永ちゃんのファンは、永ちゃんの生き方にも共感しているのだから、
自分の仕事にプライドを持って、頑張っている人が多いのかもしれないね。ドキドキ


大将の永ちゃん好きっぷりに驚き楽しめたお寿司屋さんだった。クラッカー
矢沢永吉さん、食べにいってあげてほしいなぁ。( ´艸`)

余計なお世話だけど、最近の永ちゃんのヘアスタイルを真似た方が、寿司屋としては、いいんじゃないかな? よろしくっ。

最近の永ちゃん
(ネットより拝借画像)



大将のお蔭で訪れることができた“吊るし雛祭り”会場では、
古い吊るし雛や巨大吊るし雛なども見られ、なかなか見応えがあった。

巨大吊るし雛

巨大お雛様



伊豆稲取は、江戸城築城のための石を掘り出したところでもあったらしく、
歴史探訪をしても楽しかったかもしれない。

石運び

稲取駅前



3度ともカメラを向けるとそっぽを向いたにゃんこ。(;´Д`)ノ

にゃんこ



                 おしまひ