関西桜ツアー24
(長谷寺2)




(2008年4月中旬、滋賀、京都、奈良の桜を見て周るバスツアーの続きです。)




奈良の長谷寺

なんじゃこりゃ門

仁王門

この門の何があんなに不思議な好感を私にもたらしたのか……ラブラブ
と、写真を眺めながら振り返ってみるに、目
重厚さを醸し出しているのに、軽やかさ且つ雅やかささえ匂わせている屋根はもちろんだが、キラキラ
もしかしたら、ボンボリのような門灯の存在が大きいかも。ひらめき電球
まろやかな形がな~んともいいんだよね。( ´艸`)


仁王門を通り過ぎると、目の前に
一段分の幅(奥行き?)が広い上り階段が
緩やか~に、ず~~~っと伸びている。アップ
登廊(ノボリロウ)」と言うらしい。

これが、いいのだ!!ヾ(@^(∞)^@)ノ

登廊

温もりを感じる古びた木の柱と屋根と、明るい石段が、キラキラ
遠近画法で描かれた絵のように奥に向ってまっすぐに伸びている。アップ
いざなわれるように登り始めてしまう。アップ

天井から吊るされている仁王門とお揃いの“ぼんぼり”廊灯が、いい味出してる。( ´艸`)
日が暮れてこれらが灯されたら、さぞ美しいことだろう。:*:・( ̄∀ ̄)・:*:


登廊の両脇は細い庭(?)になっていて、
何やら等間隔にほっそりした低木が生え揃っていた。サーチ
いかにも手入れが行き届いていて気持ちがよい。キラキラ

気持ちはよいが、
その木は茶渋のような紫色っぽいような色合いが勝っていて、
“緑が美しい”というものでもなく、むっ
なんだかつまらないね~。( ̄* ̄ )

……と思って過ぎたが、DASH!
これが後で、長谷寺の見所の一つである「牡丹」だと教えられ、
帰り際に慌てて今一度登廊に戻って見直したことであった。ε=ε=ε= ヾ(*~▽~)ノ

牡丹でしたの
(↑言われれば、確かに牡丹だ!)


牡丹の長谷寺」という異名さえあるらしい。えっ
境内には150種、約7000株の牡丹が植えられているらしい。えっ
それらが一遍に咲いたら……壮観だろう。:*:・( ̄∀ ̄)・:*:


が、見直しても、花をつけていない牡丹は、やっぱり私にはつまらなかった。シラー
花が華やかな植物は、花のない時期はなんと地味であることか。(;^_^A



面白いものはないかにゃ? とキョロキョロしていると、目
登廊を上り始めてすぐの右手に、墓らしきものを発見。ひらめき電球

道明上人御廟塔

道明上人御廟塔

道明上人(ドウミョウショウニン)――この方、パンフレットに最初に登場してくる人物だ。サーチ

「長谷寺は、山号を豊山(ブザン)と号し、朱鳥(686年)、道明上人天武天皇のために「銅板法華説相図」を初瀬山西の岡に安置したことにはじまり」と、ある。本

つまり、長谷寺の創始者(開基?)ね。σ(^_^;)
それにしては、随分慎ましやかなスペースに鎮座しておられるものだ。 オバケ


登廊柱

登廊の柱は、風雨に晒されているはずなのに、雨くもり晴れ雷雪
つるりと肌心地よく、キラキラ
美しかった。:*:・( ̄∀ ̄)・:*:
こんなに太い丸太を何本も、よくも揃えたものだ。
木造建築って、やっぱり美しいなぁ。温かいなぁ。ニコニコ



別道

登廊の途中、左に伸びている階段。
こちらへも登って行きたい衝動に駆られる。
な~んか、どこに目を転じても、いい感じ。ニコニコ


登廊屋根

登廊の屋根は途切れなく、まっすぐに伸びて、遠目にも美しい。

登廊屋根2


天狗杉

登廊は途中、「天狗杉」の生えている所で右にかくっと曲がる。次項
天狗が住んでいるという天狗杉。ラブラブ!
しかし、昼間のせいか、天狗の姿は見えなかった。にひひ
http://www.hasedera.or.jp/kodomo/file/tengu.html


さらに廊下は左にかくっと曲がる。次項
桜だけではなく、春の木々の花々に迎えられながら、キラキラチューリップピンクチューリップ紫チューリップ黄
廊下の心地良さを味わいながら歩いていると、虹
いつの間にかかなり高い山の上まで来ているのであった。チョキ
登廊登れば


参考:登廊について
http://blogs.yahoo.co.jp/kazuki133/33264088.html
↑ 登廊は、「108間(約200m)、399段」とのことです。

          スゴイナァ。イツノマニ測ルノダロウ(=◇=;)


                (23へ)   つづく  (25へ