心理は割と落ち着いて面接出来た。
でも心理の疲れなのか、心理が終わって診察室を出たら、倒れこむような形になってしまった。
S先生が「少し休ませてあげて下さい」と看護師さんに言っている声が聞こえて、処置室に入った。
うまく休めなくて、私はパニックになった。
悲鳴をあげて、頭を振りまわした。
S先生は「みんなビックリしちゃうよ」と耳元で言って、抱きしめてくれたけど、K先生まで来た。
「ゆこたん、ゆこたん、僕だよ」と言って、また抱っこしてトントンを始めた。
すぐに静かになり、「寝ようね。その前にお薬飲もう。カバン開けるよ」と言って「はい、お口あーんして」と言って、薬を飲んで、10分くらい寝ていたら、普段通りに戻った。
驚異の回復力。
診察まで時間があったので、お弁当を食べに行った。
処置室で食べていいよ、と言われたけど、元気だったので、休憩所に行った。
ゆっくり食べて、もう一度寝かせてもらって、K先生は初診担当と言っていたけど、私に合わせてくれて、13時に診てくれた。
ほとんど私の方からの報告をしていたら、ちょっと引っかかる部分があったらしい。
でもそれは予感がしていた。
私が勝手に手を広げてしまったのだ。
障害者中心の自立に向けて活動している団体で、以前発達障害のデイケアみたいなのはないか相談事業を利用した時から、年賀状や会報が毎回送られてくるようになって、なんとなく気になる存在ではあった。
5/8はバーベキューをやると言う。
ここのいい点は、市内の事業所なので、行事が全部市内で行われること。
マンツーマン対応は出来ないけど、バーベキューの前にフリースペース(ゲームをやって、お菓子を食べる)があると言われたので、とりあえずそっちに参加申し込みをした。
そのフリ-スペースやバーベキューをやってる団体にK先生の許可なく手を出したことにK先生は、心配になってきたみたい。
「予定を決めるときは話し合って決める約束ではなかったですか?こんなに詰め込んだら、いつ休むんですか?休むことは大事ですよ。今のゆこたんは突っ走りすぎてますよね。絶対にこのままではつぶれますよ。また入院になりますよ」
「だって予定が入ってないと不安なんだもん。休むことが嫌いなんだもん。sケジュールノートがいっぱいになってないと埋めたくなっちゃうんだもん。それにここは、連絡をよくくれてたから気になってたし」
「僕は先週4月の予定表を見たとき、24日にこの予定は入ってなかったですよ。とても心配な状況です。眠れてないんでしょう」
「夜遅くまで起きてて、朝4時には目が覚めちゃう」
「今はきちんと睡眠を取ることが大事です。ちょっとお薬増やしていいですか?このままじゃ、休めてないもん。夜よく眠れるお薬と、朝夕眠気が来て、ゆっくり出来るお薬を増やします。来週まで様子を見ましょう」
寝る前のお薬を数えてみた。
35錠。
寝る前だけで。
飲んでるうちに気分悪くなるし、お水の取りすぎでおねしょにつながるし、結構辛いのよね。
今回のパニックでも、部屋を(というかナースステーション内全部)暗くして、タオルケットを頭からかぶせてくれた。
いきなりなるのがパニック。
彼にも休みを入れるようには何度となく言われている。
症状が出てると、入院も考えたりするけど、私は今は元気だ。
眠れないこともあまり気にしてなかった。
日中は眠いし。
でも専門家から見ると、今は非常に具合が悪いそうだ。
そうなのか。
でも薬飲んだけど、4時に起きましたよ。先生。
そして今日もお出かけをしたのであった。