火災報知器 | 統合失調症と発達障害、ゆこたんのブログ

統合失調症と発達障害、ゆこたんのブログ

私は統合失調症と自閉症スペクトラムと診断されています。
現在は、就労継続支援B型の作業所と生活介護に通い、周りの方々に支えてもらいながら生きています。
2022年10月から、グループホームに入居しました。

毎日の出来事や思ったことを綴っていきます。

何年度だか忘れましたが、火災報知器の設置が義務化されますよね。

我が家では私が障害者1級なので、特別に火災報知器が2台まで無料で設置してもらえる。

それで昨日、業者の人が来て、設置して行った。

1Fはキッチンに。

でもお鍋をやっても反応してしまうとのことで、テーブルからちょっと外れた所に。

2Fは階段を登った上に。

10月頃から申請はしていたのだけど、沢山の要望があり、遅れてしまうと連絡があって、やっと昨日設置してくれたのだ。


そして、今日はケアKのグループ活動。

グループ活動で成功した試しがない私。

今日は入院直前でもあるし、どうなるんだろうと思っていたら、やはり予想通り、多動、自閉のオンパレード。

担当ヘルパーのOさんは、私の腕をがっしりと掴んでいないと、私がいつ飛び出して行ってしまうか分からないので、一時も目を離さなかった。

買い物の時から暴走状態。

「ふりかけは1人1つ選びます」と言われても人の選んだものに対して「それはまずいよ」とか言ってしまって、あとでOさんに注意された。

ヘルパーさんのスカートをめくってみたり、(まぁ下にズボンはいてますが)、マンホールの蓋を開けてしまったり、とにかく待っていられない。

特に私の班は多動傾向の人が多く、ずっと廊下を走っているだけの人もいたし、私の言動に対してイチャモンをつけてきたり、その人に対しては、言い返そうとすると、その人も多動だから、言い返そうとしたときにはいなくなっていて、すかしを食らう。

でも今日始めて、自分より年上の利用者さんに出会えて嬉しかった。

見た目で分かるもんね。

でも自己紹介の出来ない私。

今日もOさんに代わりに言ってもらった。

そしてOさんは「私たちは同い年で25歳です」とも言っていた。

ほーと言う声と、明らかにばれていて笑い声が聞こえた。

私は前にショートで一緒になったヘルパーの男性を追い回していた。

「けいちゃん、けいちゃん」と言って。

丸坊主だから「ピカちゃんとけいちゃんとどっちがいい?」と聞いたら「けいちゃんのがマシかな」と言っていたので「けいちゃん」

Oさんも「嫌がられても追いかける女性の気持ちはよく分かるから、追いかけていいよ」と言っていた。

途中で奇声を発して調理室から出て行ったときもあった。

その時はOさんは「走りたいのね」と言って、一緒に廊下を走ってくれた。

でもOさんはすごい。

ヘルパー歴1年半の男性に対して「私は5年なので、口うるさく言うかもしれませんが、勉強だと思ってくださいね」と言っていた。

すごい!!

私はお米を炊いたので、お米にこだわりがあり、炊ける5分前になった時から炊飯器に張り付いていた。

でも炊飯ボタンを押そうとする男の子が入る。

ここで変なボタンを押されると炊けなくなる。

私は力ずくで男の子と格闘した。

Oさんがその男の子を外に連れ出してくれた。

料理はトン汁とおにぎりとフルーツポンチだった。

まずはトン汁とおにぎりを作る。

私は言われた指示には従う。

Oさん曰く「多動の人には、課題を与えておけば、間を持たせることが出来る」だった。

でも洗剤とか見られていないと1本分くらい出してしまう。

Oさんに「やっぱりゆこたんは目が離せないな」と言われる。

トン汁は美味しく出来た。

ご飯を担当したのに、ご飯はカピカピで固くなっていて、私はトン汁の中に入れて食べた。

Oさんは「保育園の子だったら許さないよ。マナー違反だからね。大人だから許す」と言っていた。

食後に白玉入りのフルーツポンチを作った。

バナナが入ってれば良かったのになと思った。


調理が終わると、コンサート。

おばちゃんボランティアの人たちが、演奏してくれた。

でも臨機応変ということが出来ない人たちで、私はパニックになった。

例えば新しく登場した楽器に対して「その楽器はなんていうんですか?」と聞いても「あとで説明します」と言って無視される。

リクエスト曲があったら弾きます、と書いてあったから、「青春アミーゴ」と「蕾」をリクエストしたけど、結局おばさんたちは弾けなくて、CDそれもケアKのスタッフが用意したものを流しただけ。

「さんぽ」を演奏した時も、おばちゃんたちなりにアレンジしてしまうから、私が「ちがーう!!!!」と言って、キーキー喚いた。

おばさんたちは知らん振り。

ケアKのスタッフが「アレンジだから」と治める。

下手すれば「青春アミーゴ」もカットされてしまいそうだったので、ケアKの責任者が「必ず予定通りかけてください」とお願いしていた。

予測のたつようなプログラム表もないし、歌詞カードもないのに、「さぁ、みなさん、ご一緒に!!」と言う。

しかも若い子達ばかりなのに、なごり雪とか演奏しちゃう。

誰もついていけない。

むしろ一番CDが盛り上がった。

Oさんとトイレで散々おばさんたちの悪口を言った。

ケアKの事務所に戻って、反省会をした。

「ゆこたんにとって、グループ活動はいいとは思えないんだけど」と言われて「グループ活動の魅力は何なの?」と聞かれたので「みんなと集える。だってみんな同じ仲間でしょ。ただ一緒にいるだけでいいの。みんなと協力して何かをしようって言うんじゃなくて、そこに存在するだけで満足なの」と言うと「あぁ、そうなのか、分かった気がする。今日の活動だけ見てると、みんなグループ活動はやめたほうがいいよって思っちゃう。でも本人がそういう気持ちなのなら、話は別だよね。出来る限りサポートしてくよ。でも今日のゆこたんは、MAXだったよ。普段の落ち着いてる時のゆこたんと、大変な時のゆこたんの両面を見れて良かったよ」と言ってくれた。