パパの年齢では、定年退職ではない。
定年は70歳らしい。
でも人生に区切りを付けたかったんだろう。
パパは今日で、仕事人間を辞めた。
パパが帰ってくるとき、ママと私は、三つ指をついて、「ご苦労様でした」とお迎えした。
パパは両手に持ちきれないほどの、退職祝いの品を持って帰って来た。
中にはゴディバのチョコや、手作りのケーキなんてものもあった。
花の大好きなパパを思って、花が多かった。
でもこれで喜んだのはママの方だった。
「良かったねぇ、花」とすぐに飾っていた。
手作りのケーキを食べながらした話は、私の保険の話。
今日は私のショート明けの日でもあったのだ。
ショートでの様子は、ショートは滅多に担当にならない、私の担当のヘルパーさんだった。
お泊りは、そのヘルパーさんが言うには、2回目だけど、私は初めてのような気がする。
ケース会議で話された報告書を渡された。
ちょっと引っかかるのは「人の気を引こうとしている傾向が見られる」ということ。
そんな風に見えるのかなぁ。
ヘルパーさんが言うには、パニックを起こしてる時「私を見て!!」という感じだそうだ。
とんでもない!!
そんなだったら、毎日パニック起こしてるよ。
この報告書は、K先生、S先生にも見せて、コメントをもらって再提出しなければならないらしい。
K先生も通所のことなど色々あるのに、この上ケアKからの課題を出され、大変だねぇ。
ショートの目的を考えてきて、と言われたので、外での生活に慣れるため、と書いたら、これでは漠然としすぎていると言われた。
やっぱりトイレの問題が大きいらしい。
トイレやお風呂は自分で出来たら嬉しいでしょ、施設に入っても自分で出来た方がいいよ、と言われた。
それでトイレは出るまでずっとそばに付き添って、座らされたし、お風呂もヘルパーさんは足だけお湯につけながら、ずーっとのんびりの私に付き合ってくれた。
決して怒らなかった。
むしろ何か出来ると褒めてくれた。
飲水制限は、入院並みに厳しかった。
それでも夜尿はあったけど。
約束事は「一緒に歩いて下さい」だけだった。
途中で走り出しそうになると、自分で「そうだ!!隣りを歩くんだった!!」と言って、隣に寄り添ったりした。
でも夜中のゴソゴソと、明け方のゴソゴソは、自分ではセーブしたつもりだったけど、寝た気になれなかった、そうです。
保険については、他の会社にもう一社、発達障害、てんかん、知的障害者のための保険会社があった。
ここは、掛け金が年間で1万5千円で、入院保障が1万円/日 ついてくる。
だったら、かけるべきでしょ。
最近は入院の話が登らなくなったとは言え、いつ入院の話しになるか分からないのだから。
ケガの保障も勿論あるし。
それに家族も適用されるらしい。
もう一社の資料がまだ届いてないのに、パパはもう目をキラキラさせている。
ショートって、特にケアKは、平気で肌を露出する。
下着姿で平気で歩く。
だから私もいいのかと思って、全裸で歩き回ると、注意を受ける。
昨日の夜は早めに下剤をいつもの倍の量飲んだのに、ケアKのトイレでは排便できなかった。
やっぱり狭いとダメだ。
一応開けっ放しで、付き添っててくれるんだけど。
昨日の夜は、ビーフシチューを食べた。
私、ビーフシチューを食べたの初めてです。
家では絶対に出ないもん。
だからご飯を一緒に食べるものかどうかも分からなかったくらい。
ご飯にかけるのかと思っちゃった。
しかも圧力鍋で作ったら、早いんだけど、シューって音が怖いから、逃げまくっていた。
「料理は一緒に作るもんよ」と言われた。
昨日は泊りが1組だけだったので、楽だった。
今度の11/8~9は、恐怖のHさん担当。
どうなることやら。
とりあえず、パパ、ご苦労様でした。
来週、記念樹を買いに行きます。