知事「戦争行為許せぬ」 県内が射程圏に
毎日新聞2016年8月3日 19時07分(最終更新 8月3日 21時29分)
北朝鮮が3日、発射した弾道ミサイルが秋田・男鹿半島西に約250キロの海上に着弾したことを受け、秋田県や海上保安庁は被害の確認や情報の収集などの対応に追われた。
秋田県と県警などは午後3時から、担当者15人を集めて緊急の連絡会議を開いた。被害の情報がないことが報告され、今後も北朝鮮がミサイルを発射する可能性があるとして、情報の共有を図ることを確認した。
佐竹敬久知事は「これまでと全く局面が違い、秋田が射程圏内に入っている。戦争行為で許せない。国と連携し、県民の安全を守るために努力したい」と述べた。(一部引用)
TBSひるおび!8月4日
弾道ミサイル発射日本の排他的経済水域に落下
今回のミサイル発射は実験というより実戦だ
秋田県知事、漁業関係者も、いつまたミサイルが発射されるかわからない不安と怒りを訴えています。
今回ミサイルが落下した周辺は、漁業関係者だけでなく、貨物船の航路にもなっており、太平洋側からアジアへ向かう航路の最短距離。
釜山、上海などに向かうアメリカ、ロシアの船なども多く通行するそうです。
さらに・・
落下した水域から約300キロのところに、米艦ミサイル防衛THAADのXバンドレーダーが配備されているのです!
青森県つがる市の車力分屯基地に配備されているXバンドレーダー
NHKより
辺 真一氏
「朝鮮半島有事が現実になれば第一の攻撃目標は韓国の大統領府と韓国内の基地。
第二次攻撃目標は太平洋上の米軍基地と在日米軍基地及び本土なんです。」
「ムスダンはグアム、太平洋上の米軍基地に向けて、5回6回発射して成功させています。
今度はノドン。明らかに日本国内の米軍基地を狙っている。
朝鮮半島と米韓連合軍が交戦状態になれば、100%在日米軍が助っ人として朝鮮半島に展開するわけです。日本の基地から出動、発進するわけですから、北朝鮮としては、在日米軍基地を先制攻撃で叩かないかぎりは第二次朝鮮戦争は勝てない、という戦法を持っているので、ミサイル発射訓練を繰り返している」
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