倉山満地上波初登場!勝谷誠彦さんと共演。『反日プロパガンダの近現代史』を読もう! | チャンネルくららブログ
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先日5月17日に関西サンテレビ倉山満が出演しました。
『反日プロパガンダの近現代史』を読んだ勝谷誠彦さんから、ご自身がホストをされている番組

カツヤマサヒコSHOW | サンテレビ
http://www.sun-tv.co.jp/katuya/

への出演オファーを頂き出演となりました。
書き起こしを取り急ぎ・・
5/20(火)追加加筆しました紫字部分です。

(以下敬称略。)
勝谷「最近この人の本はいっぱい本を読んでいます。」

勝谷「僕は1か月に100冊位本を読む。こんなに読んですぐぜひお目にかかりたいと思った人はめずらしい。
まことに僕がいつも考えていることが、韓国嫌いだ中国嫌いだという感情論は、本は売れるんだけれども、感情論で言ってもあの人たちが感情の権化みたいなもんだから、バカ同士のタコ殴りになっちゃう。そうじゃなくて我々は立派な大日本帝国憲法を持ち、近代日本国家を作ってきたという歴史があるんだからそこに基づいて、論でいかなくてはいけないと。そういうことを倉山先生は書いている。しかも難しく書く奴はいるんだよ、昔から。」


『反日プロパガンダの近現代史』の紹介

反日プロパガンダの近現代史:なぜ日本人は騙されるのか/アスペクト
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勝谷「まさにこのプロパガンダ、銃を使わない戦争をしているんだよ日本は。あの程度の国に負けちゃいけない。ずっと勝ってきたんだから。大日本帝国は。」
勝谷「地上波初登場がこんなマイナーな番組ですみません。ネット上では大変な人気を博している。」
倉山「ネットでは地上波に絶対出せないネット芸人と言われ。」(一同爆笑・・)
勝谷「それが日本のおかしなところ。極めて正当なことを仰っているのに。それを危険がとか言うのはおかしいんですよ。」
勝谷「今の置かれている日本の状況を。大マスコミというのはその都度そこで起きている現象ばっかりを報道する。それに反発する、ネットの上でバッシングする方々もその都度の目先のことをいうわけ。そうじゃなくて、もっと長い深い歴史があってそれをもう一回見ることは日本の誇りを取り戻すことになる。」

倉山「現象だけ見てもダメだということなんですね。」


オバマ大統領の日韓来訪

勝谷「最近のことで言うとオバマさんが来ました。日本はTPPを人質にとって、外交オンチ、シリアで腰砕け、クリミアでヘタレのおそらく情報が上がってないんじゃないかというダメダメのオバマさんに・」
倉山「上がってもオバマさんじゃ無理でしょうね。」
勝谷「そうすると官僚っていうのは上が馬鹿だと情報をあげなくなる。パククネもそうなんです。ああいう上の人には誰もついていかない」
勝谷「クリミアしたってロシアの特殊部隊が行っているっていうなら写真とって証拠を上げればいいのに。噂がある程度でしょ。」
倉山「クリミアの話、ロシアが仕掛けた、欧米がが仕掛けたというならなぜこの時期にやるんだろうと考えないと。」

勝谷「日本のマスコミはわーわー騒ぐんだよね。」
勝谷「TPPのおみやげを持って帰らないと国内情勢が良くないオバマさん、えっと日本が驚くようなおみやげの切り札を切ってくれて。尖閣諸島は日米安保5条の適用内であるという。戦後日本はそれをずっと、守ってくれるのかな?守ってくれるのかな?と・・」

倉山「今までそれを言わせる事もできなかった。ゲットですね。」

勝谷「甘利さんという典型的な自民党の政治家がノラリクラリと。フロマンていう弁護士が、物事を荒立たせるほど将来自分が稼げると思っているから。どんどん揉めようと思ってる二人ががっちりやってるから。妥結しない。そこにオバマさんがやってきて尖閣のこと言ってくれた。外交の大勝利なんですよ。」
勝谷「オバマさんが韓国で従軍慰安婦は人権問題であるということを言った。それを受けて安倍さんが従軍という言葉を外して一般論にして言った。これはうまい。セックススレイブって言い換えているのはまさにあいつらのプロパガンダなんですよね。」

倉山「(嘘も)言ったもん勝ちなんですよ。だから上から目線になりましょうと。」
倉山「朝日(ピー)新聞て日本が放ったスパイなんじゃないですかね。韓国がアメリカでロビーイング活動してるなんてに日本国民に知らせちゃダメですよ。朝日新聞お前ら日本のためにやってるのか。」

勝谷「なぜロビーイング活動で日本は優秀な外交官もいたりお金もあるのに。なぜあいつらに負けてしまうんでしょうか。」



倉山「粘着質ですからね。韓国とか中国とか。まともな人間てそういうのに慣れてないんですよ。今に始まったことじゃなくて昭和6年1931年満州事変の時からそうなんですよ。実は満洲事変て日本国籍だった朝鮮人がチャイニーズに虐められているんで現地にいた関東軍が怒って始めたんですね。ところがチャイニーズっていうのは昔も今もプロパガンダが超得意なんでいつのまにか日本が悪者になっている。であることないことないことないことばっかり言う。アメリカ在留の日本の外交官は、そんなバカな話誰も信じるわけないじゃないか、と言っている間にみんなどんどん広がっていった。」

勝谷「まさか国民党政府ががあそこまでアメリカのジャーナリストを買収して嘘の情報を流している、そんなこと国際常識から考えてありえないだろ、と言ってたら本当にそれをやらかした。」

倉山「外務省と陸軍もあんまりかわらなくて陸軍の本省の人間で出世するような人は当時の資料用語でそのまんま言うと『☓☓(ピー音)の真似をしてプロパガンダなんかするのやだ』みたいな。今も昔も変わってないんです。」


冷戦が終わったと思っていたら北東アジアの脅威が高まっていた
勝谷「あの頃の中国と日本がやってたことと今のクリミア半島でやってるこっとと全く同じですから。どっちが最初の一発撃ったかって。特殊部隊放り込んで。あの頃は便衣兵って言ったけど。」
勝谷「便衣隊というのは私服です。国際法違反なんです。今回クリミア半島でロシアがやったのは徽章を外した軍人を入れて民間人かどうかわからないような奴を入れて。まさに20世紀前半帝国列強の時代に戻ってますよね。」

倉山「ずっとあのまま(帝国列強の時代)だったのに、日本人だけが日本国憲法を持ってしまったので、変わったと思い込んでいた。」

勝谷
「そのとおりなんです。ベルリンの壁を壊した映像を見て冷戦が終わったと思ってしまった。あれで日本もアメリカも油断した。そのうちに着々と中国と北朝鮮が核を持って北東アジアはますます酷くなっていた。」

倉山「冷戦で日本は敗戦国であるし、そもそも1989年のベルリンの壁で冷戦が終わったと思っているのは日本人だけですよね。89~91年の、米ソ冷戦だって言えなくなってからが本番。アメリカ人でも、コンドリーザ・ライスの論文でも1991年ソ連崩壊で冷戦崩壊したっていう意識ですよね。ソ連が崩壊したあともロシアが復活するわ、日本の周りは敵だらけ。」
勝谷「日本の盟友である海洋アジアとフィリピン、マレーシア、などと手を組んで中国に対抗しようと。」

倉山「ずっとそれは変わってなかった。冷戦というのはすごい簡単でアメリカ隊ソ連中国、ソ連と中国が仲間割れしたんで米中が組んで、ソ連が崩壊したんで中国がまたアメリカから離れて。ロシアは一応条約上は上海条約機構で中国の同盟国ですけど、アメリカと仲良くする気も中国と仲良くする気もないと。そういう構造ですよね。」

勝谷「大日本帝国のことに詳しいからお聞きしたいんだけど。大日本帝国は朝鮮半島だけはロシアに渡すわけにはいかないと満蒙の生命線をずっと守ってきたわけだけど。ここ150年の間で朝鮮半島が一番ヤバい状態なんじゃないかと。北朝鮮までは向こうにいってますよね。韓国があっちにくっつきかけているということで、西郷隆盛さんが城山で死んでまで守りたかった生命線が崩れかけているんじゃないですか。」
倉山「元寇ぐらいの危機なんじゃないですかね。韓国が向こうに行きかけているという。」
倉山「朝鮮半島の、38じゃなくて、39度線より南が日本に敵対的になったら戦争するしかないという法則がある。一回目がまさに白村江の戦い、聖徳太子もずっと朝鮮に備えてその総決算が白村江。それから元寇、日清日露戦争、忘れちゃいけないのは朝鮮戦争。マッカーサーは自分が朝鮮戦争で自分が日本と同じ目にあって日本がどういう立場に置かれていたということを死ぬほど思い知ったという。」

勝谷「マッカーサーは議会で日本の戦争が自衛のための戦争だったって証言してます。こんなこというテレビはここぐらいだと思うんだけど。しかもあの頃、朝鮮半島だけじゃなく竹島取られてる、尖閣に来るって言ってる。対馬はウリナラのものだと言われてる。あの頃より悪化してますよね。まさに元寇ですよね。壱岐対馬を取られて日本人の女性は手に穴を開けられて鎖につながれて。」

倉山「皆殺しから免れた人が全員奴隷にされている。」

勝谷「でも倉山先生のような、そこまでそこまで遡って日本史を普通に見る人が、やっと出てきたということなんですよね。」

勝谷「なんで韓国はあんなに日本の悪口言うんでしょうね。」
倉山「パククネさんが反日て誰でもわかるんですけど、パククネさんの有力な対抗馬ってみんな親北反日だったんですよね。パククネさんだけが唯一親中反日だった。韓国ていうのは大前提として反日。反日言わないと生きていけない。親北になってしまった、民主化太陽政策をずっとやっていくうちに。」
倉山「クネのお父さんの朴正煕さんなんかの時代は昼間反日夜親日。それが韓国の真人間だった。昼間反日言っているから大事なところでは手を組もうと。それが軍人ながらの合理性だった。表で悪口言いながら裏でお金頂戴と言っていた。戦後の(日本の)ギブミーチョコレートのアメリカ崇拝やっているより韓国の方が健全ですよね。」

戦後レジームとは
勝谷「日本もいろいろな図表、マトリクスがある。親米か反米か。」
倉山「親米名乗っている人が親米じゃない。眉米や拝米だったりする。」

勝谷「安倍さんが戦後レジームの脱却と言っている。United Nations というのを国際連合と訳しているめでたい国は日本だけ。戦勝国に、お前はずっとポチだぞと言われている日本が入れてくれと言ったって入れてくれる訳がない。戦後レジームの脱却ということは戦勝国の中のポチという構図を、もう一度ひっくり返すということなんですよ。」
倉山「本当のことをいうともう一回戦争に勝つくらいのことをやらないと無理ですよ。」
アシスタント「すごい極端なことを・・」
倉山「極端でもなんでもなく、1945年以降の国際秩序への挑戦と見られているから第一次安倍内閣というのは国内外から危険視されて潰されたわけですから。」
勝谷「そのとおりなんです。中国韓国に何を言ってもアメリカはその通りだって言っているのに、靖国神社へ行った途端に不快感を示している。そういうことを倉山さんはずっと言っている。」

勝谷 「三島由紀夫先生が言ったのもそういうこと。自衛隊が治安出動(※安保反対デモに対する治安出動)しなかった。自衛隊はアメリカの犬かと。お前たちは誰のために戦うんだと。日本をひっくり返そうという勢力に対して戦えなかったと。彼はそれを悲しんで亡くなられたわけなんだけれども。ところが日本人はそれについてもすごく心情的に言ってしまう。」
倉山 
「三島さんが割腹自殺するその年に『このままだったら日本はからっぽでニュートラルで抜け目がない経済大国が極東の島国に浮かんでいるだけになるだろう。』まさに三島さんのその予言が実現したのはバブル期ですよね。今どういう状態かというとアベノミクスでせめて三島さんが定義した時代に戻りたいという。滅びるっていろいろあって、放っておいたら無限大に行っちゃいますよね。」
勝谷 「ここに書いてある。日本は既に滅んでいる。」←『反日プロパガンダの近現代史』を指す
勝谷 「滅んでいない一点があるとすると皇室があるということ。こういうと非常に心情的な民族派のようだけれど実はそうじゃない。」
勝谷 「(倉山さんは)大日本帝国憲法を非常に大事にされている。実は日本国の背骨はあそこで出来ている。その背骨をどう作ったかというと列強が押し寄せてきた時に日本が圧倒的な速度で国を変えて、しかも近代国家の骨格を入れて富国強兵殖産工場をして。この間富岡の製糸工場が世界遺産に認められたでしょ。あれと八幡製鐵所が日本国の背骨を作ったわけで。近代的な機械を入れて、それで圧倒的な輸出産業になったわけ。それで日本は日清日露を戦ったわけ。そういうこと日本人は知らない。経済を知らずして軍事を語っちゃいけない。軍事を語らずして平和を言っちゃいけない。全部抜けて憲法9条を拝んでいれば平和だという。」

~中略~(勝谷さんのお店紹介コーナー)
お悩み解決コーナー:同じ話を繰り返す上司への対応の仕方とは?
倉山「ですよね~だけで三段活用するんです。」・・一同大爆笑



日本の憲法ですらない日本国憲法
倉山
「日本国憲法は70年間の平和に何の役にも立っていない。もっと言えば日本の憲法ですらない。憲法というのは最高の法でなければいけないのに、日本国憲法の上に米日安保条約がある。日米じゃなくて米日なんですよ。本当は。アメリカが日本の安全を一方的に保障する条約なんですよ。対等条約になっていない。アメリカに守って貰っていただけで憲法9条の理念なんて世界中誰も理解されていないことを知らない。」
勝谷「グローバル・スタンダードというのはアメリカの基準ですよ」
倉山「グローバル化っていうのはどこか特定の国の基準を押し付けるという話。そんなの何百年もやってきたこと。」

~倉山満の経歴の話~
勝谷「大日本帝国憲法を否定、日本国憲法が正しいと思わなくてよかったですね。」
倉山「法学部の教育と称する日本国憲法の洗脳を受けていないんです。」
倉山「帝国憲法を先に学ぶと、日本国憲法なんて東大憲法学なんてカルト宗教にしか見えないですよ。平和人権民主主義がなぜこの3つだけが三大原則なのというと宮澤俊義という東大教授が決めたから、じゃこれは宗教なんだと。」
勝谷「それにですね、一週間でへんなおねえちゃんが女性の人権について書いたとか。」
倉山「23歳の通訳のおねえちゃんが日比谷図書館に通ってソ連憲法かっこいいとか言ってかき集めて来て作ったのが日本国憲法。」
勝谷「大日本帝国憲法をちゃんと日本人は勉強しなきゃいけない。」
勝谷「帝国憲法とは日本そのものの骨組み」

倉山「日本国の歴史文化伝統の中でこれは絶対に確認として文字にしてまとめたのが帝国憲法。日本国憲法は日本の歴史文化伝統を抹殺しようと思って始めたもの。」
勝谷「ようするに原爆落とされて降伏した日がうちの建国の日だなんてそんな馬鹿なことはない。被征服民族だ」
倉山「奴隷国家です」

勝谷「今の憲法見直しが少しずつ始まっている。どうですか」
倉山「今の見直しだったらやめた方がいい」
倉山「護憲派とは誤植一文字変えたら戦争になるという人達。改憲派が日本国憲法の条文をなんでもいいから直させてという人たち。改憲派が自ら日本国憲法の枠組みぬるま湯から出ないうちはダメですよね。」
勝谷「僕の意見は廃憲なんですけど。」
倉山「本当はそれが筋だがそれは天皇陛下にしかできない。議会なんかじゃできないですからね。宮澤俊義が帝国憲法の手続きで帝国憲法を葬り去って日本国憲法を作ったように逆をやればいい。日本国憲法の手続きで帝国憲法を復活すればいい。帝国憲法を改正すればいいんです。」
勝谷「すごいな・・」
勝谷「ねえちゃんが一週間で作った(日本国憲法)・・」
倉山「トランス状態で作ったらしいです。一週間位徹夜して。」
倉山「そんなデタラメなものを、吉田茂内閣のときのときに日本国憲法の最低限の手直しは終わってる。そんなものを今更手直ししたってしょうがないんです。日本国の歴史文化伝統を破壊することしか書いてない。」
倉山「帝国憲法復元しておけばよかった。昭和27年4月28日まではマッカーサー以下アメリカ人のせい、そこから先は日本人自身の問題なんです。」

アシスタント「憲法は国民を守るためのものであると習った・・」

勝谷「憲法とは国家を縛るものなんですよ。国民を守ってくれるものじゃない。憲法教育ができていない。」

倉山「拉致被害者の人権侵害をなかったことにして、見せかけの平和主義を多数決で守っているというのが、日本国憲法の三大原則」
倉山「日本国内にも敗戦のままでいい人がいるし外国はもっとですよね。戦後日本というのは国ごとカツアゲされているというもの。」

勝谷「ネットというのは同じ言論だけで固まっている。(もっとネット以外にも・・)」
倉山「景気が良くならないと本も読まないですもんね。」

~番組終了~
勝谷「日本を憂う憂国の叫びすごかったね。」


☆今週土曜日、倉山満の公開収録があります 
イベント5月24日(土)じょねらじ(確)チャンネルくらら公開収録と宮脇淳子先生特別歴史講座「第2回」を開催します
http://ameblo.jp/channelcrara/entry-11846510611.html
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