昨日は夜中から漁のロケに出て、まんまお昼までロケ。


夜に地方から帰ってきてバタンキュー。


本日は一日中ボ~ッとしながらも名古屋に前のり。


と、まぁ~漁ロケの時はいつもこんな感じで次の日はボロボロになります。


その度に『漁師さんって命懸けなんやなぁ』と関心しながら、お魚さんを食べるのに対して「いただきます」の幅が広がるのであります。


作ってくれた方はもちろん、海で働く漁師さんに対してもそう、そして命のくれたお魚さんに対しても、「いただきます」に感謝の気持ちは込めなきゃいけないと痛感するのであります。


これは畑で働く方に取材へ行く時もそう、食べ物を扱う方々に取材へ行くと必ず感じることなのであります。


昔【いのちの食べかた】というドキュメンタリー映画を観てから、僕はこんな考え方になったのかなぁ。


タイトルの如く、僕達は命を食べてるんだという意識をあたまに植え付けてくれる映画でありました。


野菜も肉も魚も全ての食材は命だと言われたら、確かにそうですからね。


それ以来、「いただきます」は大事にするようになりました。


ロケ中に食べ物を食べて美味しかったリアクションに対し、


「大袈裟だなぁ~。」


という方が時々いらっしゃいます。


《食べる》という行為に対して《味》を伝える番組もあれば、その食材に対しての思いも《味》となって食べる番組もあるのです。


消費者を思う生産者の気持ち、命を捧げてくれた食材達の思い、その2つを大事にして料理を作る方、全ての方々に・・・


「うまいっ!!!」


の賛辞をおくるのです。


その気持ちに大袈裟もクソもないのです。


それに、本当に口に合わなければウソやおべんちゃらは言わず、素直に白状します。


生きる為に毎日を忙しく働く中で、毎回これを思うのは難しいですが、このブログを読んだ時ぐらいは、もしくは思い出した時ぐらいは、壮大なる『いただきます!』と『うまいっ!』の賛辞を。


そして、感謝の「ごちそうさま」を伝えてみてはいかがでしょうか??


・・・って、太ってる人間に言われたくもないですね。。。


ズコーッ(>人<;)!!!