甲州市塩山・名刹巡りひとり旅②(山梨県)2015.11. | 今よりは風にまかせむ。

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爺様猫のチャマとふたり暮らし。
休日に自然や文化・歴史にふれたプチ旅に出るのが楽しみです。
緑に包まれたベンチでおにぎりを頬張る… 空を見上げる…
流れる雲を見送る… 深呼吸~~~
すべての煩わしさから解き放たれて、静かな喜びが胸に満ちてきます。

 


そうだ 甲州、行こう。
いにしえの戦国浪漫に思いを馳せて
水が豊かな塩山の里を歩いて来ました♪



さあ、ここから旅の後編になりまーす。 d(^□^)
 
朝5:00に家を出て、塩山駅に着いたのが7:50。
情けないことに、午前中にたった4時間歩いただけで
尚雀のアンヨはパンパンになっていました。

0-5点

≪前編≫
①塩山駅着 ⇒ ②向嶽寺・秋葉神社 ⇒ ③白髭神社 ⇒ ④常泉寺 ⇒ ⑤山本勘助不動尊
 

 

 

0-塩山MAP  ≪後編≫

 

 ⑥岩波農園
  ↓
 ⑦恵林寺
  ↓ 
 ⑧放光寺
  ↓
 ⑨西藤木の水車
  ↓
 ⑩甘草屋敷

      《尚雀ひとり旅コース》
      5:00 出発 …(JR)… 7:50 ①塩山駅着 甘草屋敷前 8:15 ⇒ 8:40 ②向嶽寺・秋葉神社 9:15

      →(迷子になりました)→ 10:10 ③白髭神社 10:20 ⇒ 10:40 ④常泉寺 11:00 ⇒
      11:25 ⑤山本勘助不動尊 11:30⇒ 11:35 ⑥岩波農園 11:53 ⇒ 11:55 ⑦恵林寺 14:20 ⇒
      14:30 ⑧放光寺 15:08 ⇒ 15:10 ⑨西藤木の水車 → (コース制覇を諦めて恵林寺へ戻る) →
      15:30…(バス)…15:45 塩山駅 → ⑩甘草屋敷 → 16:40 塩山駅 …(JR)… 17:50 新宿駅

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11:35 - 岩波農園
岩波農園さんへ辿り着くまでに、
甲州の秋の風物詩 「吊るし柿の風景」 を

たくさん見てきましたが、一般の農家さん宅なので

ブログに写真UPできなくてザンネンです。
 
ここ岩波農園さんだけは、

庭先を無料開放されていて撮影・掲載OKですって。
ご挨拶をして庭に入らせていただくと

「ゆっくり見て行ってくださいね~」 と
作業中の皆さんが気さくに声を掛けてくださいました。
「あ~ここは優しい空間だ~」 と感じると

ひとり旅の緊張の糸が解れて
ふやふや~~~っとなりました。 o(〃'▽'〃)o
 

6-岩波  ◆岩波農園
 山梨県甲州市塩山小屋敷
 1579-1

 桃、葡萄、柿の生産
 恵林寺からR38を越えて
 徒歩1分
 ・塩山駅から3.5km
 ・
塩山駅から甲州市市民バス
  西沢渓谷線・窪平線に
  乗車し「恵林寺」バス停下車
 
 

 

 

 

 

 

たくさん吊るしてたくさん山積みになってますが

これでもまだ今は干し始めで少ないんだそうですよ!
「売り物除外品ならナンボでも食べてって~」と

言ってくださるお母さん、
疲れた旅人の目には、観音様に映りました。  (*゚▽゚*)

6-柿2


家の北側以外はどこも干し場になっています。
  
6-岩波3

  
6-柿

岩波農園(この地域)は

甲州百目柿という大きな種類の柿を、
皮を剥いて、約1ヶ月半ほど天日干しして

干し柿を作っているんだそうです。
  あんぽ柿 ⇒ 中身が半熟でゼリー状のもの
  枯露柿 ⇒ さらに干して中身が羊羹状のもの
乾燥具合で呼び名が違うんですって。
 
0-ころとあんぽ  そうか!
 「こーのアンポンタン怒り」 は、半熟のあんぽ柿と
 頭の中がグジュグジュの人とをかけた言葉なんだ!
 と思って帰って調べてみますと、、、
 ぜーんぜん無関係でした。
 

 なになに? 

 「武田信玄の時代から保存食として生産が推奨され、
 約500年の歴史がある」

 とパンフレットに著述されています。
 
 そうそう、カビ防止の為には

 干す前に硫黄の煙で燻すそうです。
 「くらしのワンポイント講座」 より。

 

 

 

さ、旅を続けよう。 あ~よっこらしょっと。

デイパックの半分はお土産のあんぽ柿で

重いのなんのって。。。

 




11:55 - 乾徳山 恵林寺(けいとくさん えりんじ)
岩波農園を出てR38を渡った目の前が
武田信玄公柳沢吉保公の菩提寺 『恵林寺』 です。

 

歩きながら甲州ガイドで予習します。
開祖は臨済宗の禅僧で、名高い庭園の設計を手掛けられた
あの夢窓疎石(むそうそせき)というから驚きです!!
 
0-恵林寺MAP  尚雀の偶蹄目アンヨは
 産卵前のハタハタみたいに
 パンパンでしたが、
 ちゃんと総門から入りますよ。
 エッサ、ホイサ…
 気持ちは急くけれども、
 足の動きは変わりませーん。
 sinθ、cosθ、tanθの
 斜辺が辛いよーっ! (≧Д≦) 
 
写真上から 1-総門(黒門) 2-参道 3-四脚門(赤門) 4-三門
 
7-恵林寺-参道

7-富士  ◆総門(黒門)
 薬医門形式*の黒一色の総門は、
 黒門とも呼ばれています。
  *2本の本柱の背後だけに控え柱を立て、
     切妻屋根をかけた門
 振り向くと富士山が見えます。
  
 ◆四脚門(赤門) 国の重要文化財
 丹塗りである事から赤門とも呼ばれています。
 天正10年(1582)、織田信長に焼かれた後
 慶長11年(1606)、徳川家康によって再建。

7-恵林寺門


     ◆三門  県文化財      
     構造は、一門一戸、楼門形式。
     この門は仏殿前に位置し、仏殿を法空・涅槃に見立て、
     そこへ入る為の三解脱(さんげだつ)=空門・無相門・無願門の

     三解脱門の略で「三門」というそうです。
 
     南近江の佐々木(六角)承禎らの身柄引渡しを拒んだことで、
     快川和尚をはじめとする100人以上の僧たちが

     この三門に集められて焼かれています。
     安禅不必須山水 滅却心頭火自涼
       =安禅は必ずしも山水を用いず、心頭を滅却すれば火も自ら涼し
     と唱えた快川和尚の言葉が掛けられています。
  
 
僧侶たちの立派な最期に目頭が熱くなります。

熱くなりますが、、、今これを書きながら、

痩せ我慢の極致、落語の 『強情灸』 を思い出しました。

(スミマセン、すぐに落語と結びつけちゃいます)

 

その噺は…

お灸屋で順番待ちしていた男が

痛がったり怖がったりする客に対して
「やいっ、たかが灸じゃねえか

豆粒みてえな灸をすえやがって、見てろ」

と自分の腕にこんもりモグサを乗せて火を付けます。
始めは余裕…だんだん冷や汗、脂汗…

ここが落語家の演技力の見せどころになります。

7-恵林寺碑

 
      ◆埋骨碑/三門の礎石(伝)
      碑には 「天正亡諸大和尚諸位禅師安骨場」 とあり

      遺骨が埋葬されています。

7-恵林寺本堂


      ◆開山堂
      堂内には、夢窓国師快川和尚末宗和尚の三像が安置されています。
      末宗和尚は快川和尚の弟子で、三門焼き打ちの際に快川和尚の命で
      ただひとり火を逃れた僧です。
      那須の雲巌寺(うんがんじ)に潜み、後に徳川家康の命ぜられて
      恵林寺の再興に尽力します。

 

河童橋で売られている

プラスチック製のインチキ紅葉より

インチキっぽく見えた紅葉です。 (^m^) 


7-恵林寺


7-恵林寺杉  恵林寺に並び立つ杉の大木は
 どれも圧倒的なド迫力で、
 参拝者を驚かせていました。
  
 凄惨な焼き打ちの歴史を知る
 この杉たち。
 どれほど悲しかったでしょう。
 それぞれに立つ場所から
 ただ見届けるほかなかった
 憂戚・悔恨の念みたいなものが
 幹のネジリに表れているように
 私には思えました。  (≧ー≦)
 
 私が一生懸命に見上げている
 ものだから、傍にいた人たちが
 動物でもいると思ったのか
 「え?どれどれ?」 という風に
 一緒に見上げてきました。
 
 いかーん、人が集まって来るぅ。
 (゚Д゚||;)
  
 たいした絵にもならない
 木の根元の写真を撮って、
 逃げてきました。
 
 
スタコラサッサ~三重塔。


7-恵林寺三重塔  こちらの三重塔は、
 永代供養を受けたい方々の
 仏舎利宝塔だそうです。
 宗旨・宗派問わず、
 33回忌まで、一基30万円。
 いいねぇ。 安いねぇ。

 でも、尚雀はもうお墓を
 決めちゃってます。
 チャマは、、、境内の隅の

 そのお寺さんの歴代猫と

 一緒になることも。

 

 

 

石灯籠の干支が面白かったので撮っておきました。
まぁこんなことをしながらぷらぷら遊んだだけです。
 

2-干支  食べない 食べる
 食べない 食べ…る
 食べない 食べない
 食べる 食べる
 
 チェッ、来年は
  “食べられない干支” か…。

 

 友だち家族はみんなが

 食べられる干支生まれで、

 ずっと前にそれを自慢して

 いましたが、

 それって自慢すること?   
 (*^m^*)
 
 

7-左側

 
「古池や 蛙飛びこむ 水の音」…か。

イメージ違う池だけど、ま、良しとしましょう。

7-蛙


7-明王殿

7-武田不動尊  ◆明王殿
 武田信玄公が大僧正位を受けた記念に、
 京の仏師・斉藤康清を招き自らの姿を
 模刻させたという 『武田不動尊』 が
 安置されている。
 信玄公のお墓はその背後にあります。
 元亀4年(1573.4.12)没。
  ※参考写真

 

 

 

では、いよいよお楽しみの拝観へ
 
庫裡へ向かいまーす。 

7-恵林寺瓦  庫裡は、明治38年(1905)の
 失火後に再建された建物なん
 だそうです。
 この日は植木屋さんが入って
 いて、庭の松の剪定をされて
 いました。
 
 んーーー、40代?
 んーーー、イケメン?
 お若いのに、この松を任される
 なんて、誉なことですね。
 余程の腕前なのでしょう。
 樹液の香りが仄かに漂って、
 何とも心地良かったです。




7-見学1
 
大庫裡出入り口から拝観させていただきます。
大きな梁が巧みに組まれていて、見応えがあります。
正面は、 『風林火山』 の大屏風。
 
7-梁


7-拝観1  拝観時間
 午前8:30~午後4:30
 (年中無休)
 大人300円 小中高100円
 
 受付には3人の女性がいましたが
 自動販売機で発券してもらい
 入口の箱に自分で投函し、
 拝観コースにそのままどうぞの
 方式です。
 つまり、拝観券はノーチェック!
 こういう人を信じる姿勢が
 私は好きだな~と思いました。





7-拝観MAP



玄関に立って、写真上は外庭を

写真下は中庭を眺めたところです。
 
7-拝観2玄関


まずは方丈(本堂)をぐるり。
一番上の写真、殿司寮(でんすりょう)*の天井の曲線が美しい!
  *仏殿のこと(時報、開静の振鈴、朝課など)を司る役寮。 

7-拝観3方丈


太鼓橋を渡って、『うぐいす廊下』 へ。
ここは尚雀のウエイトに関係なく、

そ~っと歩いてもキューキュー鳴りました。

7-拝観4鶯

 
『うぐいす廊下』 を渡った先が、『明王殿』 です。
武田不動尊と二童子像が祀っていました。



7-不動  「ちょっと ちょっと、奥さん、聞いた?」 と
 ここで急に井戸端会議的な話し口調になりますが、
 伝説によると、信玄公って剃髪した頭髪を漆に混ぜちゃって
 自分の座像の胸部に刷毛で塗り込めたらしいのっ!

   (≧△≦)艸 イヤ~
 男子のそういう考えって、女子にはわからないわ。
 と…頭髪だけよね…ま、まさか…  (≧△≦)艸 イヤイヤ~
           ※不適切な発言を代わってお詫びしますパンダ
 
 
武田信玄公の墓所です。  ※撮影禁止なので遠くから門のみ
 
7-信玄墓

 
柳沢吉保夫婦の墓所です。
江戸時代、徳川綱吉の側用人として

幕府の改革に尽力された方です。
柳沢吉保と言えば、文京区にある六義園や

落語や歌舞伎の忠臣蔵でお馴染みでしたが、
甲府城主の時代もあったなどとは

この旅で初めて知りました。

 

赤穂浪士切腹の黒幕のように言われますが、
儒学者 荻生徂徠(おぎゅうそらい)の助言もあって
赤穂浪士たちには 「法を曲げずに情けを注ぐ」
最善の最期を遂げさせるために働いた人物です、よ。

 

ちなみに、落語 「徂徠豆腐」も大好き。

 

7-柳沢墓

 
大庫裡の屋根が見えた時

「おぉぉぉぉ、デカイ!」 と心の中で唸りました。

写真では伝わらないのがザンネンです。

 
7-庫裡裏


開山 夢窓国師の築庭された『池泉(ちせん)回遊式庭園』 へ。

 

上段は枯山水、下段は池泉回遊式の庭園が広がる。
この庭園の作成後に

あの京都の西芳寺(苔寺)の池泉回遊式庭園や
天龍寺の曹源池庭園を手がけたそうです。
 
そのうち、京都へもまた行きたいな~。 (*^0^*)

 

 
電球 武満徹氏のオーケストラ曲

  『夢窓 / 精霊の庭 』 は
   そうか、夢窓疎石の事だ!!

 


今更ながら、目からタコが落ちました。
旅に出るといろんな事が勉強になって

点と点が繋がって楽しいね~。 (*゚▽゚*)

 

7-庭園


拝観はこれにておしまい。
 
7-和室

 
参道のお休み処でお昼ごはんにしました。
 
7-蕎麦  計画では、「甲州名物ほうとう」 を
 食べるつもりでしたが、
 ここへ来るまでに、休み休みに
 オニギリ4個完食してまして…
 お腹が空いたからというより
 寒いからお蕎麦を食べたという方が
 正しいかもしれなません。 (≧ー≦)


何だかんだと 『恵林寺』 には2時間20分いました。
もうホントにホントに草臥れていましたが、
温ったか~い美味しいお蕎麦で

もうひと頑張り放光寺へ行ってみる気になりました。
 
恵林寺のR38沿いの壁がとってもカッチョイイの~♪
この写真でわかるかしら? コンクリートのレリーフです。
 
7.5-壁

 
 


14:30 - 放光寺
ここは迷うことなく10分くらいで

放光寺の 「総門(山門)」 に着きました。
 
8-放光寺山門

 
ゆるい坂道をてくてく歩くと 「仁王門」 です。 

阿形像、吽形像 (重要文化財)
 
8-放光寺阿吽

 
本堂です。

8-放光寺本堂


8-放光寺縁  ◆高橋山 放光寺
 平家追討の一ノ谷・壇ノ浦の合戦で
 源氏を勝利に導いた甲斐源氏 安田
 義定創建の約800年の歴史をもつ名刹。
 日本最古の 「天弓愛染明王」 が
 祀られています。 
    ※天に向かって弓を引いている。
 織田信長の兵火をこうむって全焼した後、
 徳川氏の保護を受けて仁王門と愛染堂は
 天正年間、庫裡は慶長年間に再建。
 本堂などは寛文年間に整備されました。
 

 
 
8-お茶  拝観時間
 午前9:00~午後4:30 (年中無休)
 大人300円 小中高100円
 抹茶orコーヒー付き拝観600円
 
 拝観希望者は私ひとりでしたが、
 僧侶は快く堂内を案内してくださいました。

 駅前留学と同じマンツーマン講座です。 (o^ー^o)
 

8-チラシ  季節の精進料理
 3・4・5・6・9・10・11月 要予約で昼食のみ
 精進料理がいただけるとパンフに書いています。

 松       桜2       梅
 向嶽寺の松 恵林寺の桜 放光寺の梅
 
 ここは梅・桜・花桃・牡丹・花菖蒲・紫陽花などが
 咲き誇る 『花と縁結びのお寺』 だそうです。

 


この時、≪信玄の里コース≫ はまだ半分地点です。
夢と希望はあっても、残り半分を歩く体力と時間がありません。 
お茶を頂きひと休みできたところで

「んだばそろそろ帰るべ」 と決心を固めました。
一旦、恵林寺へ戻って

15:31の塩山駅行きのバスに乗ろうと思います。



15:10 - 西藤木の水車
昭和40年代まで使われていたという、放光寺裏にある水車。
 
9-水車


本当はね、こういう用水路のある道を

明るいうちに歩きたかったのです。
100mくらいこの水を追ってみましたが

キリがないので撤収~。 (゜-Å)
 
9.5-水路

 
 
わぁ~美しい富士山♪ o(〃'▽'〃)o
 
まだ15時なのに、もう夕暮れ時の気配です。
知らない町をひとりで訪ねて、
こうして富士山を眺めている今日この時を

夢のように感じていました。 
 
9.5-富士山  尚雀は、おっちょこちょいで
 意外に (意外じゃない?)
 方向音痴なところがあります。 
 午前中、迷子になっていなかったら
 もう一時間早くここを歩けたかも
 しれません。
 でも、この彩色の富士山は
 今だけです。
 葡萄畑で見た光が透かす葉の色も
 用水路を流れる水のしぶきも
 あの時だけのもの。
   
   
 自分がいい所へ
 行こう行こうと思うと
 少しもいい所へ行かれない
 いい所へ行こうとしなければ
 自然にいい所へぶつかる
 いい所へ行こうとするから
 いい所へぶつからないんだな

              画家 山下 清
 

 彼は深いところを突いてくる。




16:00 - 甘草屋敷
塩山駅で切符を買って

目の前の天草屋敷に向かいました。
営業時間は残り30分… 観光客は4~5人です。
10-甘草屋敷1

10-雛  ◆天草屋敷(長百姓 旧高野家)
 甲府盆地東部に広く分布する 『切妻造民家』 を代表するものとして、
 昭和28年に山梨県内の民家としては初めて重要文化財に指定。
 江戸幕府の命を受け漢方薬の原料「甘草」を栽培していたことが名前の由来。
 甘草は幕府官営の小石川御薬園で栽培するための補給源となり、
 また薬種として幕府へ上納を行ったそうです。
 2月中旬~4月中旬にかけて 『雛祭りと桃の花まつり』 が開催される。
 入館料300円 9:00~16:30 売店9:30~

 

 

 

∽ ∽ ∽ ∽ ∽ ∽ ∽ ∽ ∽ ∽ ∽ ∽ ∽ ∽ ∽ ∽ ∽ ∽ ∽ ∽ ∽

 

    Ψ( ̄∀ ̄)Ψ
実家に伝わるお雛様の怪 お雛様
私の部屋にはもう何十年も埃をかぶったままの
雛飾り一式箱が置かれています。

おひな祭りでも面倒がって飾られる事はありません。

 母 「尚がお嫁に行けないのはお雛様の障りかねえ」
 姉 「じゃあ今年こそは飾ってみる?」
 母 「ううんやめとく。 違っても困るから…」

 (≧m≦) (≧m≦)

 

母の法事などで親戚が集まると、
毎度同じこの駄話しを嬉々として語る姉、

嫌いだーーーっ!怒り

 

∽ ∽ ∽ ∽ ∽ ∽ ∽ ∽ ∽ ∽ ∽ ∽ ∽ ∽ ∽ ∽ ∽ ∽ ∽ ∽ ∽


10-甘草屋敷2


10-甘草屋敷4


10-甘草屋敷5  手前が足踏脱穀機で
 後ろの大きなのが唐箕(とうみ)。
 穀物と殻やゴミを選別するんでしょ?
 旅を続けていると
 こうした農機具にも興味が湧いてきます。

 

 看板に書いてある木屋製作所って
 明治時代から続く、今も活躍中の
 川越市にあるメーカーさんですよ!
 ずっと日本の農業を支えて来たんだ、
 凄いな~。

 

 


16:40 -  塩山駅発
帰りは早い電車、特急かいじに乗りました。 
 
10-甘草屋敷7  写真は、塩山駅の隣の
 勝沼ぶどう郷駅のホームです。
 あっちの山に、
 眺めのいい温泉施設が
 あるんだそうな。。。
 
 次回は
 歩き半分 温泉半分にしよっと♪
 
 今日の終わりは、また始まりの始まり。
 人生は楽しまないとネ! (-^□^-)


この後、ナチュラルハイになった勢いで
新宿駅まで書類と格闘しながら帰りました。
朝の続きです。

正直言っちゃうと… ケツカッチンに陥ってます。

 

足パンパンに帰りついたばかりで

友だちとワンコがうちに来ることになって

また歩くことになろうとは・・・ (|||▽ )

 

人生は辛いことの方が多いぞーっ!  (≧△≦)ノ

 

 


めちゃめちゃ
迷子になったりして
大冒険した一日


 

 




2015.1122.塩山2  だよ…
 
 仕事でも 人間関係でも 何でも 
 見切り千両っていう言葉があるよ
 じゃ、おやすみ
              By チャマ