富士山を見に行こう!
東京~逗子~熱海~富士山裾野~甲府~奥多摩~東京
海あり山あり谷あり、冬晴れのドライブ旅♪
「明日、景色のいいところで朝飯食べる?」
尚雀 「やった~食べる食べるぅ~」
「じゃ、朝6時に迎えに行くから起きててよ」
尚雀 「ろく・・じ・・・」
♂友君がこうして朝ご飯をご馳走してくれる時って
都内のホテルのモーニングビュッフェで 「ガッツリ食えよ」 が定番なので
だいたい7時半~8時頃がお迎え時間です。
この日は、外がまだ暗い内から首都高に乗って、レインボーブリッジ渡って、
ガントリークレーンいっぱい見て、横浜ベイブリッジも渡って、山を越えて…
ジャジャーン、着いたのは逗子海岸でした ☆/
夜明けの海・・・ オレンジ色に染まった半島がキレイだった~。
これは 『なぎさ橋珈琲 逗子店』 のテラス席からの眺めです。
本当は江の島の左側のず~~~っと向こうに、富士山がハッキリクッキリ見えています。
でも写真ではい~っちょんわかりません… 上手く撮れなくて残念です。
お店のOPENは7時からで、
私たちは7時6分に着いた
“本日のお客様第一号” でした。
「モーニングをいただきに東京からきました」
と言うと、ホールの女性が 「でしたら♪」 と
お薦めの席に案内してくれました。
相模湾越しに江の島と富士山が一望できる
特等席です。
まさかここに連れて来てもらえるなんて!
実はこの 『なぎさ橋珈琲』 は
友だちにとってはその昔、逗子で仕事をしていた頃に
毎朝通ったという思い出のレストラン。
私は昨年(2013.03)、葉山で仕事があって
ついでに立ち寄った 『神奈川県立近代美術館』 の
帰りの逗子駅行きバスの中で見かけていたところ。
いつか行きたいな~と思っていた場所でした。
★神奈川県立近代美術館 葉山 (三浦郡) 2013.03.
駐車場に着いた時は嬉しくて嬉しくて
しっぽをパタパタさせて喜んだことは言うまでもありません。
モーニングセットは、私はカロリー大好きフレンチトースト、友だちはホットサンドで。
「次に来た時はフルーツワッフルと、なぎさバーガーと、ビーフシチューオムライス
ぜったいぜったい食べるからね~」
と、食べながら次回のメニューを決めるのが尚雀流。 (≧▽≦)
♪夜明けの海が好きなの~ (渚のバルコニー)
朝風に吹かれて
頬っぺがキンキンに冷たくなっても、
ここで潮騒を聴きながら
ずっと富士山を眺めていたい尚雀でした。
友よ、ステキな朝をありがとう。
《この日のドライブ》
6:00 千代田区…(首都高速・レインボーブリッジ→横浜ベイブリッジ)…朝比奈IC
→ 7:00 逗子(なぎさ橋珈琲) → (海岸ドライブ:逗子、由比ヶ浜、稲村ケ崎、七里ガ浜、
江の島、茅ヶ崎、大磯、小田原、熱海) → 《芦ノ湖》 芦ノ湖スカイライン → 御殿場 → 《山中湖》
→ 13:00 昼食:ほうとう 『水神』 → 《河口湖》 御坂みち → 15:30 勝沼 葡萄農園(干し柿購入)
… (R411・大菩薩ライン、丹波山渓谷)… 奥多摩 → 東京
「じゃあそろそろ帰るとしましょうか」
と言われる前に、尚雀の “封印していたお色気” を使って
何とか延長させねば… な~んて考えていたら
「もっと大きな富士山を見に行きたい?」 とむこうから。
尚雀 「見たいです!行く行く、連れてってくださーい」
たぶん、隠しても隠しきれなかったお色気が、
彼にそう言わせたんだと思う、きっとそう。。。 (^ _ -)☆
それにしても、東京の男はこういうところが優しいのよね~
よう気がつくもん、九州の男はつまらんもんね~。 (あれれ~誰のことだろね)
富士山に向って
サザンの曲が次々と浮かんでは頭の中をループします。
ユーミンのコンサートがあった大磯ロングビーチも超えました。
小田原に着いたら 「デザートの蜜柑を買いに行こう」 と
友だちも行ったことがないという蜜柑畑のある山の方に入って行きました。
『みかん狩り』 の看板はあちこちに立ててあるけどやってる気配はなく
ようやく見つけた小さな販売所で、もぎたて蜜柑をたくさん買ってもらいました。
さて、小田原から熱海の街に出て、それからR20の十国峠へ上って行くと
芦ノ湖が見渡せる 『道の駅 箱根峠』 に着きます。
建物自体は小さくて質素なんですが、裏手に回ると
芦ノ湖と駒ケ岳が見渡せる素晴らしい眺めの場所ですから通り過ぎてはいけません。
芦ノ湖
芦ノ湖畔へは調布に住む友人と2回 『箱根三社参り』 で訪ねています。
ここに立つと箱根元宮へ行く駒ケ岳ロープウエイの山頂駅が、
そして湖の畔に 『箱根神社の赤い鳥居』 と 『山のホテル』 がよく見えました。
来春Part3を旅する予定なので、今回は反対側から参拝しました。
★箱根三社参り (足柄下郡) 2013.08.
★箱根三社参り Part 2 (足柄下郡) 2014.04.
芦ノ湖スカイラインを抜け、御殿場、山中湖へ向かう道は
行く先々に富士山ビューポイントがあります…てか全部そうです。
残念なのは、車を止められる場所が限られていて写真に収められないこと。
でも、写真に撮らない方が、かえって記憶に残る場合もあるし…
な~んて自分に言い聞かせながら、ドライブを楽しみました。
雪が積もる前の冬山の
この薄茶色い木々の彩りが
とても好き。
いくら眺めていても飽きません。
耳を澄ますと
野鳥の声が聴こえてきました。
姿は見えません。
次に向かう先は御殿場を抜けて山中湖。
途中、『道の駅 すばしり』 に立ち寄って富士山の写真を撮りました。
富士山の眺めはいいけど、足元の人工物が気になります。
山中湖
ここは大学時代にセミナー合宿があって訪れたのが
最初で最後だから… “ほぼ初めて” ってことに。
お薦めのビューポイントに連れて行ってもらいました。
ワンちゃんを連れて湖畔を散歩している人がいます。
「わぁ~私も散歩したいな~」 と思いましたが
友だちは 「寒いよ~お腹空いたよ~車に戻ろうよ~」 の顔…
「ザンネン、ほな次っ」 です。
道すがら 「お昼ご飯はほうとうにしようね!」 と決めてました。
私たち、3週間前に勝沼で食べたほうとうの美味しさが忘れられないのです。
★奥多摩~勝沼 秋のドライブ(山梨県甲州) 2014.11.
問題は、勝沼まで我慢が出来るか… お腹がペコペコ。
やった!!
山中湖を抜けたすぐのところに、
茅葺屋根と大きな水車が目印の
『甲州ほうとう 水神』 を見つけたので
さっそく入ってみることにしました。
実際は、この写真で見るより
ずっと大きな店構えです。
笑顔のステキな女性がいて
とてもくつろげる良い雰囲気。
私たちは、「キノコの天麩羅と馬刺しとニジマス塩焼きと… いろいろ食べたい!」 と
野望をいっぱい抱いて入ったのですが、残念ながらメニューはわずか。
水神ほうとう、富士山名水とうふ、富士清流マス、…だけ
ほうとう一筋!ほうとう専門!のお店でした。
お味は… さっぱり味噌味。
美味しかったです! 美味しかったですが、
味もビジュアルもさっぱり過ぎて
どうしても3週間前に食べたものと比べてしまい
ちょっと物足りなさを感じました。
金平牛蒡が乗っているのが
このお店の特徴なんでしょうか。
それとも “ほうとう” っていう郷土料理は
これが正式なのでしょうか。
味にアクセントが効いて、
これはとってもスバラシイと感心しました。
ここから右手に行くと湧水地 『忍野八海』 に着くんだそうです。
“水好き” の尚雀的には、ぜひぜひ行ってみたい地ではありましたが
友だち的には 「う~~~ん」 と言う感じで…
そのへんの感性の違いは仕方ないのであります!男らしくスパッと諦めました!(笑)
さて、次は河口湖です。
このあたりから、「どうせここまで来たんだから勝沼まで行って
あの葡萄農園で “干し柿” をまた買おうよ」 という話しがまとまっていました。
R137の 『御坂みち』 は、河口湖の東側のタンコブに添った道で
ここからの富士山の眺めも最高ですね。
…が、去年の春に九州に住む幼馴染のヨーコちゃんと泊った
『湖楽 おんやど 富士吟景』 の前を通ったことで
嬉しくなっちゃって、写真を撮り忘れました。ほんとアホです。
★河口湖&おんやど冨士吟景(山梨県) 2013.04.
河口湖
『御坂みち』 の展望台から振り返って見た河口湖です。
ちょびっとしか湖面が見えていませんけどね。
甲府市勝沼
勝沼に着いたのは15時半頃だったかしら…
先月買った葡萄農家を探すのに迷子になりました。
見渡す限りの葡萄畑で、似たような直売所がたくさんあるんです。
別の葡萄農家さんで干し柿を買って、再び探します。
採り残した棚の葡萄。
こういうのがイチバン美味しかったりして。。。
あった!
物干し竿に高く掛けて干してあるのが目印。
葡萄農家のオジサンに 「また来たよ~」 とご挨拶して
味見の干し柿をひとつご馳走になり、20個購入しました。
オネエサンが 「食べながら帰って」 と葡萄を1パックくれました。
やっぱりここに辿り着いて良かった~。 (^_^)v
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2015.08に桃と葡萄を買いに行き、こちらのお名刺をいただきましたので
店主の了解を得て、住所等を掲載させていただきます。
→★ 宮ヶ瀬湖~勝沼 葡萄と桃狩り (山梨県) 2015.08.
◆きらり園
葡萄・桃・とれたて直売所。
山梨県甲州市勝沼町等々力1756 売店TEL. 0553-44-5310
R411沿い。 「子安橋北詰」 の交差点。 「ハーブ庭園旅日記」 の向かい。
※7月中旬から12月末まで営業
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この後、石窯パンのお店でパンを買ってもらいます。
外パリッパリ、中ふわっふわの小麦の香る美味しいパンでした。
「もう思い残すことはない?」 尚雀 「ありません!」
「食べ足りないものはない?」 尚雀 「ありません!」
勝沼の町を後にします。
帰りの道は、大月や小仏峠を越える道じゃなくって
私の好きな大菩薩峠、丹波山峠、奥多摩を超える道♪
夕刻が迫ってましたが、渓流に添って走るあの景色がいいんです。
谷や日陰のところは1~2cmの雪が積もっていました。
小さな滝にツララが下がっているところもありました。
あの日から3週間ぶんだけ、冬になっていたんですね。
「今日最後に見る富士山だよ~、グラデーションがキレイだよ~」
と車を止めてくれました。
な… 名残惜しい
この旅が終わって
写真の腕前がもっとあったらなぁとシミジミ思いました。
だって、これじゃあ美しさに感動した気持ちの半分も伝わらないんですもの。
尚雀 「写真はCDに焼いてあげるからね~お楽しみに~」
なんて言っちゃった、あ~あ。
いつも優しい気づかいをありがとう
あの風景は、心の中でキラキラしてます
K子ちゃんのママへ
母友K子:チャマ元気?
うちのママも足腰弱って
こないだは咳がね…
母ちゃん:ママ元気?
うちのチャマも足腰弱って
さっきソファーでね…
このふたり 話の枕はいつもこう
老人をひとくくりにしてるんです
チャマはしっぽが長~い猫
ママにとっても失礼な気がする
ママが聞いたら怒る気がする
とんでもない ふたりですよ
By チャマ