伊勢神宮奉納花火大会 (三重県伊勢市) 2013.07. | 今よりは風にまかせむ。

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爺様猫のチャマとふたり暮らし。
休日に自然や文化・歴史にふれたプチ旅に出るのが楽しみです。
緑に包まれたベンチでおにぎりを頬張る… 空を見上げる…
流れる雲を見送る… 深呼吸~~~
すべての煩わしさから解き放たれて、静かな喜びが胸に満ちてきます。


神宮式年還宮奉祝

第61回 伊勢神宮奉納全国花火大会

この記念すべき年に、、、ブラボー!

 

 

奉納花火大会は、伊勢の町に流れる宮川の

河川敷で毎年開催されてます。

 

入場口に着くと、団扇とプログラムが配られていました。

そこには、花火師の社名、お顔、号数、題名、採点蘭、鑑賞ポイント、
また過去の9年の優勝者リストなども掲載されていて
市民と主催者と競技者たちの熱い思いが綴られています。



  ◆奉納花火大会◆
  秋田県の大曲、茨城県の土浦とともに

  日本三大競技花火大会とされています。  

 

  全国から選抜された花火師たちによるこの大会は
  打上花火の部とスターマインの部で競い合います。

  花火師達の腕の見せ場の大会です!
 

 

 

豊川稲荷から伊勢まで移動する間、
けっこう本降りの雨が降ったので中止を心配しましたが
始まる頃までにはみるみるうちに雲が引いていき、
キレイな三日月まで見える絶好の夜空になりました。

 

 
神様ありがとう!

 

 


ね~キレイでしょう?

 

 
私たちは宮川をはさんで東側(伊勢神宮側)にいます。
対岸の遥か遠くで重なり合う山々の夕焼けグラデーションに感動しながら、
気持いい川風に吹かれて心静かに夜を待ちました。

 

な~んてお風流なこと言っちゃいましたけどウッソ~。
このお弁当、結構な量ですがと~っても美味しかったので
バカ笑いにバカ食いで、うひゃうひゃしながら待ってたのが本当です。

 


 

だんだん日が暮れてきます。 
空が大きく動きはじめました。
一時間後にはこの雲がいっさい消えてなくなるなんて、
誰が予想できたでしょう。

 


 

さて、私の愛用のカメラには、
よくよく見てみると “花火撮影機能” が搭載されていました。

数日前に気付いたのだから

もちろん、これまで一度も活用したことはありません。

 

 

始まる前に、「どうよ見てよ、スゴイでしょう」 と散々自慢したのに
いざ始まるとシャッターを押すタイミングが・・・
「わ~キレイ~」 で、バシャ! 「大きいね~」 で、バシャ!
んなもんだから、撮れた写真は摩訶不思議…いや魅力的。
 
わぁ~何コレ暗闇? あぁ蛍? 白い線だけ?

わかった、夜光虫!
 
天才アラーキーも脱帽するだろう私の芸術作品の数々を

友人は相当バカにし、遠慮なく笑い飛ばしやがったんですよ、
んもーヒドクない?(怒)

 

巨匠カメラマンだって、何枚も何枚も撮って、厳選に厳選を重ね、
一枚の写真に決めます。
だから私も、何枚もの中から厳選に厳選を重ねて
ようやくこの2枚を選び出しました。
 
ふ~んだ凡人にはわからんめっ。
まずはこれを見てから

笑いたかったら笑いなさいよっ!


 

  作品名 (上)更年期前にもうひと花  (下)残尿感に震えた夜
  

 

で、大笑いされました。

 

でもね、凡人には気付かなかったのかもしれないけど

(下)写真に、小さく三日月があるのよ!
 
これは月の永遠の静寂と花火の大きさ・躍動感・刹那を

対比で表現した傑作中の傑作にちゃ~んと撮れているんですっ。

いやぁ~自分の才能に眩暈する。

 

ま、この2枚だけではあまりにも地味…

あいや斬新すぎるのは否めません。

 

「俺たちもっと派手なやつ上げたよな」

「赤や青やのスゴイやつあったよな」 と

大会主催者と花火師達のつぶやきが聞こえてきそうなので、
この大会サイトから 「ドッカーーーン!」 なやつを

1枚だけ拝借させていただきました。


 

 

神様どうかまた来年

出直しさせてください

 

 

 

 

 

 

 

チャマ2013.07.花火 

 

 


 

 世の中に 寝るほど楽は なきものを
 知らぬうつけが 起きて働く