神宮式年還宮奉祝
第61回 伊勢神宮奉納全国花火大会
この記念すべき年に、、、ブラボー!
奉納花火大会は、伊勢の町に流れる宮川の
河川敷で毎年開催されてます。
入場口に着くと、団扇とプログラムが配られていました。
そこには、花火師の社名、お顔、号数、題名、採点蘭、鑑賞ポイント、
また過去の9年の優勝者リストなども掲載されていて
市民と主催者と競技者たちの熱い思いが綴られています。
日本三大競技花火大会とされています。
全国から選抜された花火師たちによるこの大会は
打上花火の部とスターマインの部で競い合います。
花火師達の腕の見せ場の大会です!
豊川稲荷から伊勢まで移動する間、
けっこう本降りの雨が降ったので中止を心配しましたが
始まる頃までにはみるみるうちに雲が引いていき、
キレイな三日月まで見える絶好の夜空になりました。
神様ありがとう!
ね~キレイでしょう?
私たちは宮川をはさんで東側(伊勢神宮側)にいます。
対岸の遥か遠くで重なり合う山々の夕焼けグラデーションに感動しながら、
気持いい川風に吹かれて心静かに夜を待ちました。
な~んてお風流なこと言っちゃいましたけどウッソ~。
このお弁当、結構な量ですがと~っても美味しかったので
バカ笑いにバカ食いで、うひゃうひゃしながら待ってたのが本当です。
だんだん日が暮れてきます。
空が大きく動きはじめました。
一時間後にはこの雲がいっさい消えてなくなるなんて、
誰が予想できたでしょう。
さて、私の愛用のカメラには、
よくよく見てみると “花火撮影機能” が搭載されていました。
数日前に気付いたのだから
もちろん、これまで一度も活用したことはありません。
始まる前に、「どうよ見てよ、スゴイでしょう」 と散々自慢したのに
いざ始まるとシャッターを押すタイミングが・・・
「わ~キレイ~」 で、バシャ! 「大きいね~」 で、バシャ!
んなもんだから、撮れた写真は摩訶不思議…いや魅力的。
わぁ~何コレ暗闇? あぁ蛍? 白い線だけ?
わかった、夜光虫!
天才アラーキーも脱帽するだろう私の芸術作品の数々を
友人は相当バカにし、遠慮なく笑い飛ばしやがったんですよ、
んもーヒドクない?(怒)
巨匠カメラマンだって、何枚も何枚も撮って、厳選に厳選を重ね、
一枚の写真に決めます。
だから私も、何枚もの中から厳選に厳選を重ねて
ようやくこの2枚を選び出しました。
ふ~んだ凡人にはわからんめっ。
まずはこれを見てから
笑いたかったら笑いなさいよっ!
作品名 (上)更年期前にもうひと花 (下)残尿感に震えた夜
で、大笑いされました。
でもね、凡人には気付かなかったのかもしれないけど
(下)写真に、小さく三日月があるのよ!
これは月の永遠の静寂と花火の大きさ・躍動感・刹那を
対比で表現した傑作中の傑作にちゃ~んと撮れているんですっ。
いやぁ~自分の才能に眩暈する。
ま、この2枚だけではあまりにも地味…
あいや斬新すぎるのは否めません。
「俺たちもっと派手なやつ上げたよな」
「赤や青やのスゴイやつあったよな」 と
大会主催者と花火師達のつぶやきが聞こえてきそうなので、
この大会サイトから 「ドッカーーーン!」 なやつを
1枚だけ拝借させていただきました。
神様どうかまた来年
出直しさせてください
世の中に 寝るほど楽は なきものを
知らぬうつけが 起きて働く