私たち夫婦と、お船友達の「とっつぁん」そして私の母との、夏恒例の阿波踊り珍クルーズ。
初日から飛ばします。
スタートダッシュです。

船での夕飯は、だいたい二部制になっています。
飛鳥IIの場合は、17:30からの第一部と19:45からの第二部。
第一部だと、まだ陽の高いうちから「いただきます」ってなことになります。
出港日の初日なんか、17:00に横浜出港だから、ベイブリッジの下を通るか通らないかで乾杯ですわ。
私たちは、常に第二部。

第一部の方たちは、お子様がご一緒の方やご高齢の方、あるいは社交ダンスを楽しまれる方が多いようです。
第二部の我が家。
夕方までのんびりした後、スパに行ってお風呂とサウナで たっぷり汗を流してからお夕飯のドレスコードに沿ってお着替えしてお夕飯に備えます。

私は、今回7泊8日のクルーズ、お夕飯は全てお着物。♪
浴衣もあるけどね。
「とっつぁん」は、以前から毎晩お着物をお召しでして。
それに感化されて、また「お嬢様、お着物お似合いだから」とおだててくれるので、すっかりいい気になってね。
着付教室に通い始めたわけです。

初日のディナーは洋食。
ドレスコードはカジュアル。
洋服の場合は、襟がついたシャツや女性は友人のお宅に招かれたときのような服装というのが目安。
お着物の場合は、紬など。
この日は、能登上布のお着物に綴れの名古屋帯を締めました。
あっ、お着物の写真は ないや。

メニューは、
オードブルとメインが選べるタイプ。
飛鳥IIのご常連で、今回のクルーズでは400泊の乗船を記念したパーティーの招待も受けられたという「とっつぁん」。
チョイスできる場合、気になるメニューは、迷うことなく両方頼んじゃいます。
オードブルの「鯵のマリネ ガスパチョ風味」も「キッシュ」も。
「いやぁ、あっし、キッシュが好きなんですよ」
ってね。
でも、意外に食材に好き嫌いがおありでして、トマトが苦手とのことで、鯵はダンナちゃん行き。
「気に入らなかったら、ダンナちゃんに『どうぞ』ってな具合でしてね」って。

お肉のメインは美味しかった。
母は、このときのお肉が一番美味しかったって最終日に言っていました。

洋なしのタルトをお願いしましたらね。
「とっつぁま」が、「えぇ、食べるの?」って。
早いとこ退散して、「次、次~~~っ」って気分らしい。

ということで、早々に平らげて、寿司バーへ。

「ちびちび グラスで頼んだって仕方ないじゃないっすか、どうせ飲むんだから」ってね。
「とっつぁん」が言うからさ、焼酎をボトルで入れちゃったよ。
焼酎飲むの、ダンナちゃんだけなのにね。
そう、「とっつぁん」も母も私も日本酒派。

築地から仕入れたという大トロに先ほどまで水槽で泳いでいたシマアジ。
いやや、初日から 洋食のフルコースの後に寿司バー。
スタートダッシュが過ぎますぜ。