飛鳥II 「阿波おどり・ 関門海峡花火クルーズ」。
いつまで持続するかわかりませんが、ちと真面目に旅行記を書こうかなんて思っておりまして。
きっと、いつもの通り道半ばで自然消滅となるんでしょうがね。
まぁ、あまり期待せずにおつきあいくださいまし。
今回は、私たち夫婦と私の母、そして家族並みの登場頻度を誇る船友の「とっつぁん」と4人の珍道中。

オーブンの中にでも入った気持ちを味わえる横浜大桟橋。
くじらの背中には、いつも客船の撮影目当ての方が大勢いらっしゃるのに。
この、がら~~~んとした風景。
まさに、むせ返るような暑さ。
きっと、この板張りの床で目玉焼きが出来ます。
17:00出港予定に先だって、15:30から乗船。

早々に行われるのは避難訓練。
昨年 イタリア沖で起きたコスタ・コンコルディア座礁事故の影響で、避難訓練は出港前に行われるようになりました。
周りには変人扱いされるのですが、私はこの避難訓練が何よりの好物でして。
救命胴衣を身につけ、準備万端訓練警報を待っていたのですが、今回は胴衣は不要とのこと。
「ちっ、気分が出ないな」
と思ったものの。
確かに、この暑さの甲板で胴衣着てたら.....
お年召したご乗客の方々は、きっと次々と倒れますわ。
それにしても、胴衣なしの避難訓練は雰囲気が出ないな。
ただ、甲板に集まってるだけだわ。

避難訓練後、間もなくセールアウェイパーティーが始まりました。
甲板ではグラスのシャンパンが配られておりましたが。
避難訓練で干上がった体が求めているのは、シャンパンよりもビール。
ということで、7階のデッキから11階まで駆け上り、ビールをクイ~っと。

そんなことしている間に、出港。
テープが配られるのは7階のため、11階からの出港お供はビールとフライドポテト。
紙テープよりもビール、花より団子。
旅行記には適さない私たち。

この日の大桟橋には、同日の出港を控えた「にっぽん丸」も。
「飛鳥II」と「にっぽん丸」が並ぶと、飛鳥IIのドデカさが目立ちます。
良くも悪くも。(笑)

このクルーズは、区間乗船の方々を累計すると900人を超える乗客があったとのこと。
いままでで、「こんなことなかった....」と、何度も愕然とるす混雑っぷり。
それでも、各種イベントを無視する私たちの行く先には、こんな ひとっこ一人いない なんてことも多々あります。

厳しい暑さのおかげで、夕日がキレイ。
今回発見した、こんな模型。

大桟橋のクジラのお腹の中 奥まったところに。

「飛鳥II」も「にっぽん丸」もちゃんといます。
ぬくもり感じる木の質感がいいですね。
さぁ、いつまで続くか夏休み旅行記。
懲りずにおつきあいくださいまし。