■■ 解体『日ごろ忙しくてなかなか』その１
『日ごろ忙しくてなかなか走る時間が取れない』
よく伺う言葉です。
ちょっと、この
『日ごろ忙しくてなかなか走る時間が取れない』
を何回かに分けて解剖、分解し、
｢走れるようにする」ということをやってみようと思います。
今日はその１．
本当に忙しいとき。
例えば建設現場の竣工間際、最後の仕上げ工事の時期で
工期がいっぱいいっぱいの時。
例えば会社の経理をやっていて、この3月から4月に掛けての時期。
例えば会社の人事の採用・研修担当で、明日新入社員が入ってきて、
これから研修が始まる、って時。
いずれもかつて小田が経験した、とっても忙しい時期。
このときに「走る時間をとろうとしても」
それは無理でしょ。
うん、多分無理。
どこで無理かどうか判断するかというと、
「寝る時間があるか」って言うのもあるけれど、
そういう生理的な面だけではなく、もうすこし行動学的にみて、
例えばいつもちゃんとお風呂に入る人が、入れない状態だとか、
いつもきちんと歯磨きをする人が、歯磨きをする時間も惜しい、とか、
そんな状態のときに「走る時間をとって走る」のは無理です。
諦めましょう。
って言われると、なんか無性に走りたくなったり、
だからこそ走りたいんだ、っておっしゃったり。
でも無理です。それに意味が無い。
人生のなかの優先順位度が、「仕事」と「走り」では、
違いすぎます。
なので、無理。
こんな状況でも実は、走れる人がいます。
さっと着替えて、トコトコ走って、さっと汗拭いてまた仕事に戻る。
仕事を離れた時間30分。そんな感じ。
このひとにとって、お風呂にはいったり、歯磨きしたりするのと、
同じはそれ以上に走りが生活の中に入っている。
だから走れる。走り始めるときにモチベーションなんか無い。
ストレスも無い、走らないことのほうがストレス？
いやそれさえも無い。ただ呼吸する感じ。
それなら走れる。
その域でないと無理です。
その域に達したいのなら、こんな忙しくないときに準備しましょう。
次回もこの話題を継続して、
『日ごろ忙しくてなかなか走る時間が取れない』
その２．
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。
では！
さ、一緒に、走りに行こッ！！
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