3景 聖京香
キラキラの輝きを解き放った水野美香さんの景が終わると、辺りは一変、墓場の風景が映し出される。まるで水木しげるさんの原画の世界に舞い込んだようだ。
舞台両袖から、提灯をもった般若ナマハゲが躍り出る。
そして、和装着物姿の聖京香さんが。
かわいい!
夜桜○七に合わせて三者が躍る。
スト和物でお七の演目は何度か観たことあるが、今景は最高。
最後の首や躰を左右に動かす振りなど、和とHip hopが融合しているようなカッコよさ!
和装ながら激しく、それでいてよさこいソーランような浅ましさがない。
素晴らしい振付と演出だ。
また、花道からベッドではコレ ‐Next to me
2景でのピエロといい、もう惚れてしまいそうになった。

4景 矢沢ようこ
fantasy
弱冠のスモーク中から一群が現れる。
それは鳳凰のように華麗でかつ可愛らしさある衣装。
頭の後ろから上方へ、また背中から大きな白い羽をつけている。
淡い青紫にラメラインが入ったレオタード姿は、眩いばかりにセクシーだ。

バックダンサーの相い間に、煌めきを放つMIKA、水野美香・・・そして中央、矢沢ようこ!!!
矢沢だけレオタードは白基調。
もはや観る者全ての胸を鷲掴みにしているパフォーマンスは、圧倒的というしかない。

一糸乱れぬ群舞。
至高の練度。

しかし、なんなんだ、このダンスは!!!
荘厳でいて、一方リオのカーニバルのような雰囲気すらある。
もう最高中の最高だ。

矢沢ようこ ソロ。
花道からベッドへ。
Human Natureだ。

childhood
矢沢ようこの子ども時代を知っているだろうか・・・。

hymn of the world
ポーズ、移動盆、、、もうたまらない表情だ。
ネヴァーランド、、、この公演、正直何回も観た。
その都度、自分を見つけてくれた。

本ステ、ラスト、、、身体を反らせ長い髪を大きく垂下させる。
白い光に包まれながら、その姿は神々しいほど輝いていた。
そして、それはまるで天空に昇っていくかのようだった。

客全員昇天。

こうして中トリが終わった。

-放心-

僕たちは、矢沢ようこさんのあまりの凄さに、ただただ放心した。


↓ 夜空に輝く星座のように、今宵も舞姫たちの神話が作られる。
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↓ 濃ゆいファン一同(笑)より捧げられてたスタンド花。浅草での矢沢ようこは格別だ
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