2013.1.19(土)@居ざっく 雅麗華の店

マイレポ1頭中浅草② 「わたしの名前はジュン」でも記したとおり、行ってしまったんだな。
1頭中浅草3,000円客になる前に。

夜更け、例のごとく戦友A(ヴァンダレイ)と、浅草ビューホテルロビーにて集まる。
参加者は、戦友Aの同僚、スナックの達人が仕事のため敵前逃亡となったため、われわれ二人だけだ。
ホテルを出て、国際通りを北上。わけもなく浅草交番の寿銭院に向かう。
ここは、ガダルカナル遺骨収集隊の本拠地となっており、ヴァンダレイとの出逢いの場でもある。
くるりと逆行。
国際通り南下。
今来たビューホテルを通り越し、覚悟を決めて居ざっく麗華へ。
ビューホテル、寿銭院、麗華、実はいずれも国際通り沿いに所在。
ヴァンダレイ初めてのスナックだ。

雑居ビル、エレベーターに乗り込み3Fへ。
ビルの狭間、非常階段に出て、右を見ると赤い扉、黒い縁に「ラウンジ麗華・会員制」の文字が。
戦友Aが思わず「入りにくいですね。」と言う。自分としても予想外だった。
いきなりの屋外非常階段。
ハードボイルド・・・。
何か海老蔵が六本木で逃げ降りたビルを思い出した。
「会員制」の文字は、気掛かりだ。
「居ざっく」でも「スナック」でもなく「ラウンジ」ってのも気になる。
ラウンジならば、ヴァンダレイだけでなく不肖スザンヌも初めてだ。
吉原の秘境、最高級ソプPICASSOも会員制だった。いや、会員制どころか完全会員制と、入口に銘打ってあった。
ただ、ラウンジかスナックの会員制は、未知な分ソプの完全会員制以上の感がする。
銀座のバーTenderや大阪堂山のニューハーフバーもここまでの敷居の隔たり感はなかった。
されど餓島コンビ、ここまで来て入らないというわけには行かない。
特攻。
いざ扉を開ける。

中はL字型のカウンターがあり、後ろにボックス席みたいのがあった。
ラウンジとスナックの中間のような感じか。
人が3人。
カウンターの内に一人、外に二人立っている。
外の二人、ややあわてた感じで振り返る。
「いらっしゃいませー。」
「会員制とかいてあったんですけど、会員じゃなくてもいいですか?」
「誰かの紹介で来れれましたか?」
「いえ、浅草ロック座に行ったとき、チラシが置いてあってそれを見てきました。」
「いいですよ。
内のチーフママの梓めぐみさんが応対してくれた。仕切り場であった。
さらにカウンターから出てきて継ぎの言葉。
「先ず座った時点で3,000円かかります。それから頼んだドリンク代が加算されていくシステムですけどいいですか?」

・・・
国際通り南下中、ヴァンダレイに話かけた。
「スナックはいったことありますか。自分は十年ぶりくらいです。」
「いや、初めてです。
「初めてですか。」
「だから今日は十分お金持ってきましたね。」
「えっ、そんなに持ってきたんですか!?自分セット3,000ってかいてあったんで1万5千しか持ってきてないですよ。」

・・・
座った時点で3,000・・・。セットとはそう言う意味だったか。
流石に3,000以上はかかるだろうと踏んではいたが、ややあてが外れた。
ヴァンダレイのほうを見る。ヴァンダレイに委ねた。
が、ここは初スナックに備え、どれだけ持ってきたかわからないが十分な軍資金を持参してるだけあった。
「いいですよ。」
と戸惑いながらも即答した。

こうして無事、踊り子ラウンジかスナック、または居ザック麗華の会員になることができたのである。

↓ 居ザックとは、雅麗華さんの造語である。(居酒屋+スナック
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↓ 左が北、右は南である。実はラウンジだったりする。
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