2012.12.15(土)@浅草ロック座「ヌーベル・エクスペアリエンス」 5回目

先週に続き、今週も行ってきました、ストの聖地・浅草ロック座。
浅草ビューホテルのロビーでガ島の戦友一人と20:15待ち合わせ。
↓共に戦った者同士、ストリップにまで行ってしまう程の絆ということだろう。
http://www.youtube.com/watch?gl=JP&hl=ja&v=ttA_LsABT_I
この映像のBGM,、ストファンなら演目中1度は聴いたことがないだろうか。
そして今回の1景でも・・・。
ポラ館でもベッドの時よく聴くこのBGM、実は「戦場のメリークリスマス」で用いられている曲だ。
こうしてスト観劇まで享受できている私たちであるが、約70年前“餓島”と呼ばれた島で祖国日本の防衛のため多くの若者たちが散華し、未だ彼の地に眠っている現実がある。こうした英霊の方々の分まで観劇し、日本の文化興隆のため頑張らなければと思う次第だ。

果して気合十分、入場料が3,000円となる20:40過ぎ、満を持してロック座の階段を上る。
4回目を終え、続々と降りてくる客。そんな中にオバサン達5,6人。
「私は、前半最後のコのほうが断然よかった。」
「まぁ、なんて綺麗なこと・・・。」
前半最後のコ・・・いなつさんだ。
おーおー、審美観あるじゃねぇか、オバさんたちよ。男ですら偏見を持つものもいるストの世界。そんな中、徒党を組み観劇に来てくれたのだ。畏敬の念を示しておねえ様方と呼ぼう。
出る人もいれば、留まる人、入る人もいる。テケツ前には10人程度の列が。
これが、つまり3,000円客ということだ。
今年の夏前くらいから浅草が始めた最終景3,000円。カップル料金や女性料金も値下げした浅草の英断を讃えたい。

小走りにて確保できた席は、盆根元。盆でステージングを正面から見ることはできないが、盆を照らすライト、よく見える本ステ、より聴こえる音響など、浅草でもっともbetterな席ではないかと思う。

そして時は21:00。
トリの小向美奈子さんの活きのいい声が開演を告げる。
いやーいいアナウンスだよ。小向さんへの期待も大。

景の構成は先週の12頭と同じ。
先週はシャーロック・ホームズのような探偵姿に大きな虫眼鏡をもった矢沢ようこさんが登場したが、今回は同景を張る伊沢千夏さんが同じ姿で登場。
続き12頭と同じ景色が続く。
各赤い一枚障子に映し出されるダンサーの影絵。音楽。
鳥肌ものの感動と興奮。

そして、表に出てくるダンサー達。おおっ、皆ピンクのネコ耳、同色のセクシーな露出多めの衣装を着ている。
そして、踊る真ん中には、・・・清水愛さん。

オイ、オイ、オイ、ちょっと待ってよ!
何だよ、このかわいさ、カッコよさ!!!
半端なさ過ぎ、反則だろ・・・!!!


浅草のトップを度々飾っていた月川ひとみさんはカッコよさが目立ったが、清水愛さんはかわいさもあった。
盆ではさらに豹柄の薄手のブラウスを羽織、ベッド。
照らすライトは青。
漆黒のステージにピンクのネコ耳、豹の羽織、輝く汗に決まるポーズベッド。
彼女の魅力が最大限に発揮されたステージだった。

2景 瀬能優
ジーンズのワークスオーバーオールに踊り子さん4人と出るこの景。
WEST SIDE STORYのような景だ。
先ず目を引いたのはMIKAさん。
ブルーワーカースタイルでもまったく泥臭さがないというか逆に神々しさが引き立っている。
ダンスもいいわ。
そして、この景を張る瀬能優さん、1996年デビューのベテラン、プロフィールでは自分を同じ年で同じ誕生日だ。
先週の上田結舞さんの衣装と異なり、上は白のワイシャツ姿でニット帽は被ってなかった。またベッドでの曲もダンス始めの曲(カヴァー)に続き、尾崎○の今度は本人の掠れ声の熱唱がよかった。

3景 桜ひめの
2003年浅草ロック座デビュー。身長146cm。趣味ストリップ。特技M字開脚。好きなもの赤いバラ。
初見。今公演をもって引退だそうだ。
小柄なお姐さんって感じで、小さな足がベッドのときよく見えた。
プロフィールにもある通り、趣味ストリップ。
全身全霊のストリッパーなのか。
引退前にそのような方を観れてうれしく思う。
ところで、この景も先週の間宮純さんとは衣装が異なっていた。
虹色に染められた布をまといながらのベッドだった。
また、始めのダンスでは、他のメンバーともに、膝下にかけて虹色のフサフサを穿き、若干民族調のカラフルな衣装。
指で○をつくりそこから覗き見るポーズを多用する。先週これで、ミントにヤラれたが、今回はMIKAさんだ。よかったなー。

4景 伊沢千夏
中トリである。
これは先週と同じだった。
そしてここで小向美奈子さんが登場した。
いやー噂以上のスライム乳だわ。
伊沢さんは、そりゃきれいですよ。
ただ、自分としては先週の矢沢ようこさんが独特のものがあったなーという感じか。

中休憩。いやー、息つくひまもないですわな。
これが浅草ですわ。
ところで中休憩の終わり際、前回から気づいたことがある。
映像で観劇における注意点が、踊り子さんの劇により示されるようになっていたのだ。
映画をよく観にいかれる方はよくご存知だとおもうが、上映前、劇によってややコミカルに上映中の注意点が流れるアレである。
内容は、浅草劇場内を使い、踊り子さんがスト客に扮し、騒ぐ例、撮影する例、携帯で話す例(「今、女の子が裸になっとるとよ」(なぜか博多弁。扮していたのが福岡出身の踊り子さんだったのか…))などには×が表示され、悪例として注意が促される。また感涙する例もありそれには○が表示されるのだが。
しかし、この注意勧告は、映画館同様前半の開演前にするべきものではないだろうか。

《後半につづく》

↓ 浅草は2年ぶりだそうだ。
photo:01

↓ 一度は引退(休業?)期間もあった愛さん。最高潮のステージを見せた。
photo:02

↓ 4景を飾った2人。ファンの期待も熱い。
photo:04

↓ 笑顔が素敵な踊り子さんは、いつだって素敵だ。
photo:06

↓ 引退が惜しまれるひめのさん。今年はひめと名がつく踊り子さんが3人引退した。
photo:07

↓ メイン景以外でもMIKAさんの美は目を引くばかりだった。
photo:08

iPhoneからの投稿