高度美容外科医療とは | cellport-blogのブログ

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こんにちは、セルポートクリニック院長の辻です。ブーケ2
ようやく暑さにも慣れ、と言いたいところですが暑いのが苦手な私は相変わらずぐったりと夏が過ぎるのを待っています。晴れしかし暦はもうすでに秋ですから、頑張って日々の診療に努めております(涼しい院内で)。

さて、前回は当院の特殊性について、「株式会社が経営」していて、「高度美容外科医療」を行う、「CAL組織増大術専門」のクリニックであるということと申しました。株式会社が経営していることはお分かりいただけたでしょうか。
本日は次の、「高度美容外科医療」についてのお話です。

高度美容外科医療とは

名前からして高度な技術を用いた美容外科医療なのだろうということはわかりますが、いったい他の美容外科とどう違うのでしょうか。

前回からのおさらいとして、内閣総理大臣の認定を受けた構造改革特別区域内において、自由診療で高度な医療に限って、株式会社による病院・診療所の開設が容認されました。

まず、特区法が目指すところは民間主導による地域産業活性化、県民の長寿・健康、心豊かな暮らしのニーズの充足を図ることです。地域経済の活性化には先端的で高度な研究成果に基づく新たな技術・産業の創出促進が重要であり、中でもバイオ関連技術は多様な業種への波及効果が期待される分野です。そこで、本特区計画により、バイオテクノロジーを活用した高度美容医療を実施する病院等について、株式会社による開設を可能にすることで、その資金調達力等を活かし、研究成果の円滑な事業化、新たな研究開発への投資促進、関連産業への経済的波及を図ったというわけです。

「自由診療で高度な医療」の範囲については、構造改革特区推進本部における総理の裁断等を踏まえ、平成15年6月27日にとりまとめられた「特区における株式会社の医療への参入に係わる取り扱いについて(成案)」に基づき、厚生労働大臣が指針を制定しました(平成16年9月 30日厚生 労働省告示第362号)。

指針の具体的内容については、下記の通り。
1  特殊な放射線同位元素を用いて行う陽電子放射断層撮影装置等による画像診断
2  脊髄損傷の患者に対する神経細胞の再生及び移植による再生医療
3  肺がん及び先天性免疫不全症候群の患者に対する遺伝子医療
4  高度な技術を用いて行う美容外科医療
5  提供精子による体外受精
6  その他前各号に掲げる医療に類する医療

以上の6つで、この医療構造改革特区は、自由診療に限定されています。

ここまで来ても、高度美容外科の内容がはっきりしませんね。当院で行われている高度な美容外科医療とは、ずばり、「患者様ご自身の脂肪と脂肪幹細胞を使ったCAL組織増大術」です。セルポートクリニック横浜は、全国初の株式会社の診療所、CAL専門クリニックとして2006年7月に誕生しました。

わかりにくい話が長く続きましたが、特区法により高度美容外科医療に限って診療をゆるされている当院では自由診療で高度な医療・CALを行うこと、というのが大前提として始まっているのです。
こうなると、そのCALという治療がどれだけすごいのか、興味がわいてきますよね。えっ

次回はいよいよCAL組織増大術について、お話していきたいと思います。

それまで皆さん心身共に健康であらせられますように。。。クローバー