自分の誕生日にお店をオープンできたら。。
何となく思いついたのが2月過ぎ。
その後、地道に物件を探し歩き、交渉を重ね、
何とか、あと少しで契約というところまできました。
何でこの不景気にお店?
しかも、そんな人通りの少ない立地で?
と聞かれたりします。
うーん、言われてみればあまり条件は良くないですね、今。
でも場所選びは直感だったので、理由はないというか。
自分がそこにいて心地良さそう、と感じたので選びました。
(隣にコーヒーが美味しいカフェがあるし♥)
私は、ただモノを売る、ということを超えた
人とモノ、人と人、人と地域がつながる
ハッピーな空間を作りたいのです。
旅先の思い出や感動や、行ってきましたというお礼を、
モノをお渡しすることで他の人と共有する。
おみやげ、ってそんな日本人の美しい習慣だと思うんですよね。
そして、ケアンズに存在する、こだわりを持って作られた
作家さんの作品や、丹精こめて収穫に至った農産物、
土地の恵みを使ったグッズなど
地元フリーペーパーの編集者として、ユニークなモノたちを見てきた私。。
お店という場を通して、作り手さんと買う方を結べたら
素敵だなあと自然と思っていました。
もっと突っ込んで言うと、
ケアンズならではの文化や産業が存続してゆきますように。
自分達が作ったモノが他の人に喜んでもらえている、
と作り手さんが実感して誇りを持てますように。
買った方が、作り手の方のライフスタイルを想像して、
異文化に触れていただけますように。
ケアンズの自然の素晴らしさを思い出すグッズで
癒され、暮らしのシーンが少しでも豊かになりますように。
私がこれから作る、小さなお店は、そんな想いが入っています。
考えてみると、私の会社のテーマは
「ハートに響く、オーストラリア異文化体験のトビラ。」
書いて創る仕事から、場を創る仕事に変わるけれど、
根底は同じなのかもしれません。
落ち着いたら、お店を通してやってみたいことも
既に色々ありますが、まずは始めなくては!
ということで、最近は内装の方と話し合ったり
ペーパーワークをこなしたり、地道に仕入商品を探して交渉したり、
と言う日々を送っています。
(↑フローリング業者さんが計測中)