冷たい空気に身を縮ませて、文句なしに広がった青空を見上げる朝。
お天気予報の日本地図が、真っ二つに塗り分けられる季節の到来を思い知る。
お日様と雪だるまと、うまいこと分け合えたら、どんなに良いか。
れお と プッチ : 誰か来た
びびりのれお・プッチ、インターフォンがピンポンとなるたびに、
猛ダッシュが基本形
れお と プッチ : にゃにやつ
ただし時間帯によっては、にーにかねーね、あるいは相方の帰宅であることも、
すでに学習済みのこの2にゃん
ポコ : お先にっ
昨夜はね、おかーしゃんも想定外の宅配便。
ポコちゃんは、すかさず箱ゲット。 すでにがじがじ、リフォーム済み。
箱を台所に置いたのには、わけがあって・・・
ポコ : ブランドよ
中味は、我が家で唯一これっきりのブランド品
じょんのび の里のお米にゃり。
正確には、ばーばは去年で田んぼを引退したので、
今年は、実家の田んぼで作ってもらったお米だけれど。
ポコ : 早い者勝ちよ 変わりばんこだよ : れお
プッちゃんは冷蔵庫前待機
ばーばの評価は、お米の色がにゃんとか、少々辛口だったけど、
丹精こめたお米は、スーパーで買うものとは、一味も二味も違う。
でもにゃあ、TPPにセシウムに・・・。
ニュースのたんび、あれこれと思いめぐらす今日この頃。
ポコ : こわれものですよ
ポコちゃんなら、4キロもないけれど、
お米の他にも、白菜、大根、キャベツにかぶ、それに自然薯・・・ぎっしりと母の愛 。
いつも宅配便のおにいさんに、「重たいですよ、大丈夫ですか」と渡される。
確かにね、そのずっしりを重荷に思ったこともあったけど
プッチ : まだ、となり入れるよ
隙間には、地元の新聞と、つめた~い冬の匂いのする空気。
底の抜けそうな重たい箱を、きゅっきゅと結びとめたその紐は、
今年もやっぱり、じーじの仕事。
ああ、ありがたや~、父、母の愛
あしたもいい日で