さきほど、準と最後の晩餐を済ませました。
いよいよ明日、顎の癌の手術です。
*やや衝撃的な写真が含まれますのでご注意願います。
冒頭の写真は、前回ペットサロンでシャンプーしていただいた5月20日に撮ったもの。
思えばあの頃、すでに癌が進行していたんですね。
これが、今の準です。
今日は早朝のうちに夕食の支度を済ませて、準とずっと一緒にいました。
左上から時計回りに、ひじきと鶏肉の煮込み、切干大根と人参ともやしのナムル、牛スジの甘辛煮、胡瓜と蕪のベトナム風サラダ。
エスニック料理をコンセプトに、作り置きできる献立を揃えておきました。
なのに、午前中は床にばかりいて、なかなかベッドに上がってきてくれません。
台風が去って、やたら暑くなったからかな?
せっかく朝3時に起きてご飯の支度したんだからさ。
相手してよ、準。
準が上がってこないので私の方が床に降りてみたら、口からの出血がちょっとひどい状態。
ウェットティッシュで顔を拭いてあげました。
二週間前に余命3ヶ月を告知された時は「まだこんなに元気なのにな」って感じだったんですが、それから日に日に悪くなりました。
この癌は進行が早い。本当に早いです。
午後になって、やっとベッドに上がってきてくれました。
結局、寝てばっかりいましたけどね
この寝相は8年前の夏に子猫で飼い始めた時からちっとも変わってません。
三つ子の魂百までとか言いますけど、寝相もそういうものなんですかね。
丸くなって眠るってことを、ちっともしないんですよ。
この口を見るのも、今日で見納めになります。
明日はこの下顎の右側を全部、左側も犬歯のところまで切除するのです。
骨折が懸念された右下顎の骨は、手術まで持ってくれました。
夕食には、準の大好きなホタテとささみの缶詰に甘エビのスープをあげました。
これが準の最後の晩餐になります。
顎を切除してしまったら、自力でご飯は食べられません。
術後は胃瘻チューブで栄養を摂ることしかできなくなります。
二週間前の記事で書いた通り、私に突きつけられたのは、余命3ヶ月をとるか、再発7割をとるかという選択でした。
扁平上皮癌は進行が早く、中でも潰瘍性のものは予後が悪いことで知られているようです。
それでも私たちは、再発しない3割に賭けることにしました。
準ちゃん自慢のエプロンが、血ですっかり固まってしまいました。
手術から戻ったら、ペットサロンでまたきれいにしてもらおうね。
元気になって戻っておいで
*記事への「いいね!」は準と私への励ましのお言葉と理解しますので、ご遠慮なく!