こんにちは。
2011年3月11日。
あの日から今日で4年の月日が経ちました。
そして、自分たちは各々出来ること、しなければならぬ事を模索して今日まで歩んできたかと思います。
この事については明確な答えは未だに自分には用意できません。
しかしながら、少しでも良い。
ほんの少しでも何かを、笑顔を届けることが出来ればという思いは皆さんにもあるかと思います。
そんな中、4年前にビール業界でも一つの動きがありました。
今日はそんなビールのご案内です。
当時、東日本大震災のショックに打ちひしがれていた日本を支援するため、サンディエゴのStone Brewing、かつてStoneで修業し、ヤッホーブルーイングを経てグアムで独立した石井氏のIshii Brewing、アメリカ出身のBryan Baird氏による静岡のBaird Brewingの3社がコラボレーションして作られたチャリティービールです。
※当時の売り上げ利益、64000ドルが日本赤十字社へ寄付されました。
そのチャリティーコラボビールが今回4年の月日を経て復活しました。
Baird / Ishii / Stone Japanese Green Tea IPA
※詳細 → http://www.stonebrewing.com/collab/greentea/
静岡産の煎茶と5種類のホップを使用したユニークな「煎茶IPA」が4年の時を経て復刻。
ビタリングホップとしてWarriorと大量のCrystal、Helga
ホップを使用し味わいに奥深さを与えている。
そして最初のドライホッピングではフランス産のホップである
Aramis
を投入しホップ由来のスパイシーさ、フルーティーさを与え、次のドライホッピングでは日本原産の
Sorachi Ace
ホップと煎茶を投入することでホップの持つレモン、ディル、バブルガムのフレイバーや煎茶の持つハーバル、グラッシーといったキャラクターを与えた。
前回のものとの相違点として、今やとても貴重なものとなってしまったニ
ュージーランド産のPacificaホップに替わりオーストラリア産のHelgaホップを使用している事と(ただしレシピ自体に変更はない)、酵母は変質しやすい性質であることなどの理由により、アルコール度数が9.2%から10.1%
へとわずかながら上昇している。
深い黄金色。複雑でハーバルな煎茶とホップのアロマ。煎茶が支配的だがピーチ、アプリコット、マンゴー、グレープフルーツ、オレンジ、松や青々とした草などと言ったホップのアロマもしっかりと感じ取れる。
ホップのフレイバーと苦味がしっかりと存在感を放ち、マンゴーやパイナップルといったトロピカルフルーツに続き、Sorachi Aceホップ由来のレモンやディルのような味わい。
中盤からリッチな煎茶のフレイバーが現れ、ドライなキャラクターと相まって心地よく舌に残り続ける。
ドライでとてもビター、ホッピーなフィニッシュ。リフレッシングでスムースな口当たりです。
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出来ることを模索して何も動かないよりも、何か少しでも力になれる方向へ進むことが大切だと思います。
4年経った今日、東京で生活する自分には既に忘れてしまいがちなことも多くあります。
しかし、今日という日を忘れずにしっかり進んでいければと思います。
4年前のスローガン
笑顔は鏡!
今日も笑顔で誰かを笑顔に出来ればそれで自分は幸せです。
あの日の思い、あの日芽生えた気持ちを大切にしなければなりません。
皆で進んでいきましょう!
それでは皆さん今日もエンジョイ♪