SherryMuseum

2014年9月9日(火)
「錦織圭」選手が
日本人として史上初となる
テニス4大大会で2位を獲得!
素晴らしいNEWSですね!


テニスの起源は諸説あるようですが、
その歴史は古いようで、
シェリーの歴史に大きく影響を与えた
ヘンリー八世時代のホワイト・ホール宮殿にも
テニス・コートがあったそうですが、
一方で庶民が行うのに規制をかけたとか…

19世紀にはヨーロッパ各地で
上流階級の遊びとして
不動のものとなる一方、
最初の近代オリンピックにも
入っていたようです。

そんなテニス好きの王に
スウェーデンの国王

【グスタフ五世】

がいました。

日本人にはなかなか馴染みのない
スウェーデンは
歴史的にはバイキングの国として知られ、
1523年に王国が成立。

酒文化的には、
オランダ以前となる16世紀初頭に
既に薬として「ブランドウェイン」
(ブランデー)が
飲まれていた事が知られています。


宗教的にはルター派を受け入れ国教とし、
フランスから逃れた
ユグノーを受け入れたことから、
蒸留酒に関しての技術も
あがっていた可能性もあります。

事実、17世紀の「銅」は
スウェーデン人が牛耳っており、
18世紀中頃には180,000基もの
「蒸留器」があったそうです。

ワインのコルクなどにつく
「酒石の精製」に成功したのも
「乳酸を発見」したのも
スウェーデン人シェーレでした。

因みに飲食業従事者には
冷蔵庫などで御馴染の
「エレクトラックス社」も
実はスウェーデンの会社だったなど、

スウェーデン自体は
知られざる
お酒文化先進国だったりします。

そんな国の王だったのが
「グスタフ五世」というお方。

シェリーが急速に発達し始めた
1858年に生まれ、
92歳(1950年)まで生きた
長寿王でもありました。

グスタフが英国留学ではまったのが
テニスとシェリーだったそうで、
帰国後、自らテニス・クラブを創設し、
80歳になってもテニスをしては、
合間に甘口のシェリー
を飲むのが
好きだったそうです。


*****

最近、身体が鈍りきっている私・・・

16世紀初頭の英国の医師が
当時からこんな事を書き残しています。

「起床してから庭か公園を
千歩か二千歩歩きなさい…
食事をしに行く前に
体を適度に動かしなさい。
…テニスをするとか
…手にした鉛の重りか
玉を持ち上げて…毛穴を開きなさい。」

そしてまた、今日、
ジムに行きそびれたことを後悔する私は、
このブログを書くのが精いっぱいw

スポーツをTVで観るだけでも
運動効果があるという
最近のNEWSを言い訳に、
あとは店の準備をすることにしますm(_ _)m