オズボーン社オールド OSBORNE OLD SHERRY

OSBORNE y Ca.
Fundada en 1772

昨年から、というか今年初めに入ってから特に、
同業の方々によくご来店頂きます。

理由は様々ではあるようですが、
シェリー酒の認知も上がってきており、
興味をもたれる方々が増えているのは
嬉しい話しです！

そんな中、先日ある方に
「最近シェリー酒にハマっていて、
ある酒屋で古そうなオズボーンのオールドを手に入れたのですが、
詳細が分からなくて…」
とのお声を頂きました…

そこで古いものを含めると10種類あったことを告げると
どの銘柄か覚えていらっしゃらないとのことで、
「では、詳しくは次回に…」となったのですが、
当時のものも含め、10種類を御紹介しておこうと思いＵＰしてみました。

10年ぐらい前のＳＣのカウンターの常連の方々は懐かしいことでしょう（笑


"Osborne Rare Fino-Amontillado Solera La Honda"
Solera 1944　1/37
"Old Fino Quinta"
アメリカ大陸発見500周年記念式典で用いられた。
Hondaはホンダではなく、オンダと読み、深みのあるの謂。
＜現在は販売されていないもよう＞

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"Osborne Rare Amontillado La Honda"
Solera 1978　1/17
テルセラというフィノから分かれたアモンティリャード…
Hondaはホンダではなく、オンダと読み、深みのあるの謂。
＜現在は販売されていないもよう＞


"Osborne Rare Amontillado AOS"
Solera 1903　1/4
一家のトーマス氏が息子のアントニオの為に組んだソレラで、
アントニオが成人するまで抜かれなかったというもの…
つまり"Antonio Osborne Solera"の略。


"Osborne Rare Amontillado Solera Primera"
Solera 1892　1/29
サンルーカルの蔵から買われた元マンサニージャで
シカゴ万博博覧会用に用いられたもの。
＜現在は販売されていないもよう＞

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"Osborne Rare Very Old Dry Oloroso"
Solera 1928　?/?
元は"E"という名の輸出/航海用。
スコットランドの会社向けに用意されていたもの。
＜現在は販売されていないもよう＞


"Osborne Rare Oloroso Solera Alonso El Sabio"
Solera 1883　1/1
実は元ＰＸのソレラにオルテガという人が
無許可でオロロソを混ぜアモロソにし、
半世紀を経て素晴らしいオロロソになったことから
スペインの賢王アルフォンソに因んだ名にしたというもの。
＜現在は販売されていないもよう＞


"Osborne Rare Oloroso BC200"
Solera 1864　1/1
元々ロシア宮廷用に用意されたABCという名の樽があり、
その中の"A"部分の販売後に残った"BC"でソレラが組まれたというもの。
200は最初の樽の数とされているが不明。




"Osborne Rare Oloroso Solera India "
Solera 1922　1/1
元はインドの英国大使館向けだったもので、
いわゆるイースト･インディアとは異なる。

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"Osborne Rare Palo Cortado Solera P△P"
Solera 1911　1/1
"△"で収穫された葡萄を用い
"Puerto de Santa Maria"で熟成した
"Palo Cortado"という意味。
イングランド輸出用に組まれたソレラ。
△=Jerez Superior

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"Osborne Rare Pedro Ximenez Viejo"
Solera 1905　1/18
かつて"PX-SSS"という名で数々の賞を得た樽の流れを
引き継ぐために組まれたソレラ。

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残念ながら、現在は日本には正規輸入はされておらず、
製造元では近年アイテムを減らしているので10種は揃いません。
但し、急に復活/限定再開する場合もあるので要チェック。
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Venenciador "NAKASE"
en Osborne
de Puerto de Santa Maria.


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