花粉症だったようですが、今は良くなりました。2月26、3月10、3月19日のご報告です。 | 南相馬の猫おばさんと原発なしで暮らしたい会のブログ

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原発事故により警戒区域となった南相馬市小高区の「猫おばさん」こと吉田さんを応援します!

  皆様 こんにちは。 いかがお過ごしですか? いつも猫たちをご心配いただきましてどうもありがとうございます。 猫たちともども厚くお礼申し上げます。

  3月に入りまして寒さが少し緩んできて、あたたかい日差しが待ち遠しかったです。ところがここにきて体調がおかしくなりました。寒い冬の間は何ともなくて良かったと思っていたところ、花粉症でしょうか?具合が悪くなり意欲がわかなくてぼんやりしていました。 人間のお医者さんに診てもらって服薬して安静にしていたら、良くなりました。

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  次は2月26日のご報告です。

山側のこの餌場は工事関係社の猫すきの人がえさをやってくれています。時々行ってえさを置いてきます。

この餌場の飼い猫のグーちゃんです。灰色のグレーからグーちゃんと呼ばれていました。以前から具合悪いのは知っていましたが、つかまえられずこの日、たまたまグーちゃんとあいました。症状がだいぶ悪かったので保護して来て翌日の月曜日に獣医師に連れて行き点滴を受けてきました。が、翌火曜日に亡くなってしまいました。だいぶ悪かったのだと思います。埋葬は吉田の自宅の庭に埋めたかったのですが、解体中で中に入れません。代わりに犬猫葬儀社でお骨にしてもらってきました。グーちゃんのいた所に埋めたら野生動物に掘り起こされて食べられてしまいます。

  グーちゃんの飼い主さんは知り合いの人で、この事を話しましたらお礼を言って頂きました。だいぶ高齢の猫だったようです。 グーちゃん餌場にもえさをたくさん置いてきました。

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山側の餌場です。知り合いのお宅なので置かせてもらっています。猫を見ました。近くに水が流れています。

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2月26日は7~8か所でえさ補充してきました。

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3月10日と19日ののご報告です。

ここの餌場は原町区の周りに民家が少ない所で野生動物がたくさん出て、野生動物との戦いの餌場です。3枚の写真の最初のは、ここの猫サイズ出入り口です。何回も野生動物に破壊されてその都度、直して使っています。2枚目の写真は猫サイズ出入り口の中の餌箱です。いろいろ工夫して使っています。多分、野生動物ってえさ箱のふたを開けるんだと思います。ふたに鍵を付けたら被害が減りました。

  3枚目の写真は上のような事情としばらくの間、猫が出て来ないので、猫はいないんだと思って餌場を閉じようと考えていました。そしたらしばらくぶりにここのサビ猫ちゃんが出て来ました。猫ちゃんがいるのでまだ、閉じられません。

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ここは小高街中の餌場です。写真の上が猫サイズ出入り口です。今までは猫が食べていると感じられましたが、最近は荒らされているので野生動物が入ってきているのではと疑っています。監視カメラで見てみて猫がいなかったら閉じるようにします。

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海側の餌場ですが、帰還した住民から早く撤去するよう求められています。そこで横浜の愛護団体の人が来てくれて猫捕獲とTNR不妊手術をしてくれました。3匹捕まえて不妊手術してもらって下の写真のサビちゃんが我が家の避難先にきました。 3匹つかまえましたと住民に言ったら少し柔らかになりました。猫はサビちゃんと呼んでいておとなしい女の子ですが、おトイレができなくて家のあちこちに糞を(ごめんなさい)置いていきます。 最近は少しはよくなりました。 上の餌箱にえさを補充してきました。

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これはグーちゃんの餌場にえさを置いてきた写真です。工事関係者の人がえさをやってくれます。たまたま家主さんにあったのでお話ししてきました。工事関係者の人達は来年度も居るそうです。

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ここは解体された吉田の小高の家です。上の写真は庭にえさ箱を付けてもらいました。

下の写真は3月10日に行った時、我が家にずっといた赤長毛猫です。19日は姿を見ませんでした。ここに自宅を建ててそして帰還するまで食べていてほしいです。

  この他にも7から8か所の餌場を廻ってえさを補充してきました。

 

  皆様 いつもご支援をいただきましてどうもありがとうございます。震災後は60か所位あったえさ場所が、今は10か所位に減ってしまいました。これはえさ場所として使わせてもらっていた飼い主さんの家屋が解体されたのが大きいですが、帰還した住民の苦情であきらめなければならなかった餌場もあります。野生動物の被害は大きいです。これからは監視カメラなどを使って猫がいない餌場は閉じていくことにします。皆様、どうもありがとうございます。 吉田は猫たすけもう少しがんばります。

 

失礼いたします。     吉田 美惠子