ノラ猫と上手につきあう方法 | 特定非営利活動法人C.O.N

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地域猫活動、公営住宅とペット、ペット防災、多頭飼育崩壊、高齢者とペット問題など、人と猫にまつわる様々な社会課題に取り組んでいます。高齢者とペットの安心プロジェクトは5年目になりました!人と動物が共に生きる、ワンウェルフェアの実現を目指しています。

 

猫の町
尾道にて…

 

 

 

 
黒澤先生の講演
「ノラ猫と上手につきあう方法」
(主催:広島大学大学院生物圏科学研究科)





大正ロマン漂う
尾道商業会議所 記念館

市の重要文化財。






黒澤先生のお話は、かれこれ2年ぶり。
初心に返り、とても新鮮な気持ちになりました。


 
 
 

広島県は、イヌとネコの年間殺処分数が
全国でワースト1位。

ノラ猫だけでなく、ノラ犬による被害も
多発しているらしい。


動愛法35条の引き取り状況をみてみると
定点回収が実施されていて、定点箇所は94か所
平成23年からは24か所になっている。


飼い犬及び飼いねこの引取りは有料で、
別途3,610円(1頭)を支払うと
自宅などへも
引取りにきてくれるそうだ。 



 


確かに『ノラ猫』問題といっても、
市域に山間部がなく
住宅密集地の尼崎市とは
かなり状況が違う。


横浜市では、本年度の不妊手術助成頭数は、
6000頭。

毎年、毎年、数千頭の手術を実施しても、
まだ終わらないんだ…という現実に、
率直に驚く。


『ノラ猫問題と飼い猫の不妊手術は両輪。』
 と黒澤先生。

 飼い猫の不妊手術を義務化することは
 無理だろうか…。
 条令ではできないか?
 どれくらい難しい事なのだろう。
 
 黒澤先生とはそんなお話をさせて頂いた。