日本人にとって難しい「異文化の受容」 | (一社)日本プロトコール・マナー協会 理事長 船田三和子のインナービューティーライフ

日本人にとって難しい「異文化の受容」

皆さま、こんばんは。

日本プロトコール・マナー協会の船田でございます。

 

昨日は、2016年度秋期アドバイザーコース生の修了日でした。

 

最終日は、講座後にアフタヌーンティーなども行うため、

早朝から準備で大忙し。

休日出勤の夫を、玄関まで見送る余裕もなく、

いじけた様子で家を出た夫の気配を感じながら反省。

 

夫に愛ある態度をできなかった分、生徒さん達には愛ある接し方、

愛ある授業を心がけました。

生徒さん達にもしっかりと伝わりましたようで、

最初から最後まで先生の熱意と愛を感じ、

改めて先生のもとで素敵な皆さまと共に学ぶことができたことを

幸せに感じております」と、嬉しいご感想をくださった方もいらっしゃいました。

 

どんなに慌ただしくても、どのような相手にも心ある対応を

心がけなければなりませんね。

 

さて、授業内容は、「異文化理解Ⅱ」ということで、

前回に引き続き、異文化について学んでいただきました。

プロトコールをしっかり理解し、知恵として使いこなしていくためには、

異文化理解が欠かせない要素の一つです。

 

昨日は、異文化の方と接するとき、初対面ではどのような態度が

印象よく感じていただけるかということにはじまり、

わたくしたち日本人が誤解を招く態度やコミュニケーションのとり方、

そして、異文化の方とよりよいコミュニケーションをとるためのポイントなどを

お話いたしました。

 

初対面の方との挨拶シーンで、印象よく信頼していただける

笑顔や握手の仕方もトレーニングいたしました。

 

二人一組になり、笑顔チェック。そして、クラスを半分に分けて笑顔コンテスト!

そして、クラスを半分に分けて笑顔コンテスト!

その素敵な笑顔を活かして、信頼いただける握手のトレーニング。

皆さま、とても楽しそうでした^^

 

そのあとは、びっしりわたくしからの講義です。

 

異文化の方々とよい人間関係を築くためのコミュニケーションのとり方も

大事ですが、それ以前に、そこにはお相手をどのように見ているかという

心の在り方が関わってまいります。

 

偏見を持たずに、お相手を受容することが大事ということを

耳にすることも多く、実際それが理想なのですが、

わたくしたち日本人は、遺伝子的に自分と違う人を受容することが

難しい人種と言われております。

 

ですから、分かっていても、価値観の違う部分にばかり着目してしまったり、

自分でも気が付かないうちに「同じだ」という土台の上に立って相手を見てしまい、

お相手を我儘だ、非常識だ、変な人などと思ってしまうところがございます。

 

では、異文化の方と接するときにどのような心構えでいるとよいのでしょう。

 

それは、ひと言で申しますと「ニュートラルな心」を心掛けること。

偏見を持たず、心を開いて接する。お相手の声に耳を傾ける。

それを大切にしていただきたいと思います。

 

エレガンスコースからアドバイザーコースまで、プロトコール&マナーの

基本から応用まで必要なことすべてを学んでいただきました。

これらを活かすのは、皆さまのお相手の立場に立つ思いやりと、

ニュートラルな心です。

 

卒業後も、ブラッシュアップをし続け、よりよい人間関係、

より豊かで幸せな人生を送っていただけますと幸いです。

 

授業の後は、アフタヌーンティーをお楽しみいただきました。

アシスタントmikiが、はじめの準備からアフタヌーンティーまで

落ち着いてこなしてくれました。

 

わたくしの愛が詰まったハート形のサンドイッチに、バラのエディブルフラワーを添えて。

紅茶は、フルーツをぜいたくに使ったフルーツティーをご用意いたしました。

 

アフタヌーンティーで寛いだ後は、修了証の授与です。

素敵なサティフィカに、皆さま、いい笑顔!!!

 

しかも、なんとこの日は、静岡支部長のお誕生日でした。

満面の笑みです。

おめでたいことが重なり、改めてご縁を感じました^^

 

皆さま、ご卒業おめでとうございます。

インストラクターコースにご進級されます方、協会会員になります方、

形はさまざまですが、これからも皆さまと引き続きお付き合いいただけますことを、

心から有難く、嬉しく思っております。

今後とも、何とぞよろしくお願い申し上げます。

 

日本プロトコール・マナー協会

オフィシャルサイト

http://www.protocol-manner.com/