日記というより、覚え書き | かっとび!

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愛車Fiat500と音楽・映画の旅

いきなりですが(;^_^A


最近、学んだことがあります。

会社であれ、プロジェクトチームであれ、
バンドであれ、サークルであれ、夫婦間のことであれ、
たとえそれが少人数でも、大人数でも、
どんなレベルの組織もリーダーシップを発揮するのは
容易なことじゃありません。

組織が崩壊するのは、外部からの圧力よりも、
内部から亀裂が生じて、最終的に崩落するというのを聞いたことがあります。

家族が崩壊する時も、
切っ掛けはデフレな社会情勢だったり、
金銭問題だったりするわけですが、
不思議と純粋に貧乏が原因で崩壊した家族というのは
あまり聞いたことがありません。
むしろ、家族一致団結して
難局を打開していくということの方が多いように感じるのです。

私が以前通っていた教会は、
信徒達が一所懸命だったこともあり、
社会的な注目を集めるほどの大きな教会に成長していきました。
しかし、この団体も上記の例に漏れず、
内部に亀裂が走り、教会全体が崩壊、
信徒達がバラバラに散らされるという事件が起こったのです。

当時私達は皆、"神が愛した教会"と信じており、
信徒達も互いに愛し合っていたと信じ切っていたので、
実際に起きた事件を前にして信じられないという気持ちでいっぱいでした。
聖なる教会と信じていたのに、バブル期の証券会社のように、
一夜のうちに破局が襲ってきたのです。

離れていった人は残っている指導者達を責め、
残った人は離れた人に対して「私達を見捨てた」と苦い気持ちになり、
何年も経った今でさえ、個人に対する恨み辛みは尽きることがありません。
溝は当分埋まらないかもしれません。
神の教会なのにィ~ クリスチャンなのにィ~
鬱病やパニック障害など実際に病を患った人も少なくありません。

と、ここまで書くと、キリストを知らない人は、
そんなんだったら、教会なんて行~かない、なんて思われるかもしれません。
そーですね。大切な人が通ってる場合や切羽詰まって行く場合は、
その教会のことは、よ~く精査してください。
トンデモ教会は存在します(断言)。

でも、教会に通わず、普通に生活してたって、
人は何らかのグループに属しているもので、グループである以上、
上記の教会に起こったような悲劇は起こり得るでしょう?
例えば、夫婦間の不和…。
どこの家庭にも問題はありますよね。
離婚って大抵、夫婦間の亀裂やすれ違いから始まりますものねえ。

上記の教会においても、「一夜のうちに…云々」と書きましたが、
実は一夜のうちに突然崩壊したわけではなく、
それ以前から至る所でほころびは見えていました。
それは、教会内の小グループ単位で、仲間割れであったり、
「あの人(指導者)の下で生活するのは嫌だ」という人が出てきたり、
まあ、どこの社会でも(または夫婦間でも)起こり得ることです。
原因を解明しようと努めましたが、最終的には突き止めることはできず、
「クリスチャンつっても人間だからねえ、好き嫌いはあるでしょうよ」で
落ち着いていたように思います。


さて、本題です-。


(続きはのちほど)