鷹矢の城『見習い城主 安達左衛門尉鷹矢』

鷹矢の城『見習い城主 安達左衛門尉鷹矢』

日本の「お城」「石垣」「古い建物」「伝統文化」なんかが好きです。日記は主に武将の生き様やお城レポート・日本文化を発信していきます。城が築かれ・石垣が支え・人が夢を描く。そんな浪漫を追いかけ続けたい。人生一度きり。難有りて推し進めるべし。

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最近、ご縁が加速する。
長く深いご縁から、新しいご縁まで。
1月・2月は、出逢いに恵まれた。

本当に。感謝です。

まわりにいる人が忙しすぎて
忙しいとか言えないこの毎日も
あり得ないくらい濃すぎて
もう自分が何もんかわからんくらいの日常も
言い変える事のできないくらいの
不安に襲われることに楽しさを感じる日々も
当たり前のように過ぎゆく一日に
精一杯感謝して眠れる様になった事も

全部がこうして、キャンバスを彩っていく。
ごちゃごちゃとして雑多なこの作品も、こうした日々も、
振り返ると何よりも楽しくて、優しくて、笑えて、笑ってもらえる
納得の人生の一コマになる事を、経験上よく知っている。


4月から(少しおしてます)は日本酒BARもいよいよopenです。
自分のリソースを書き出して、吐き出して。
計画を練って、売上を試算して。
やっと、メシが食えない程度です。
食えへんのかいw っていうツッコミ待ってます。えへ。

でも大丈夫。一日100円で行きていける事実証済みだから。
足るを知る事。幸せを幸せと感じる事。これが大事。
もちろん、大きな夢と希望を先に見据えて。
その障壁が圧倒的に高くて、固くて。
ただそれが楽しくて、嬉しいだけ。

未来が見える程賢くないし
今を諦める程、バカでもない

泥臭くて良いんだ。オレの人生なんてもんは。
獣道は険しく、進むのが遅い。
ケガもするし、保証も帰り道もない。

でも一人で進まなくていいってことを、最近知った。
一緒に歩む人がいるってこと。
思い切り頼って良い事を。知った。

自立しようと一人で生きるのではなく
自立する為に人を頼っていく。
一緒に流した汗の分だけ
一緒に苦しんだ時間の分だけ
仲間の数が増えていくんだ。と思う。

先の事を考える、という言い訳をもって
「今」から目を背けない様に。
先の夢を追いかける、という覚悟をもって
「今」を誰よりも楽しむ様に。

10年経っても20年経っても
青臭い事を高らかに言い続けよう。
そして誰よりも泥臭く人生を生きよう。
不器用でいいんだ。そんな自分が一番笑えるんだもん。



$鷹矢の城『見習い城主 安達左衛門尉鷹矢』
縁あって、考えるご機会を頂いたので
自分の考えを整理することとしました。

僕は、「まちおこし」の事を
「まち自体のPRをする為の手段」として捉えていて
目指したい夢に向かう一つの手法だと思っています。
それがボランティアであるのか、事業であるのかは問いませんが
行政の補助金に依存したり・地域のマンパワーに依存したりするのではなく
「自立して継続する」事を主眼におくべきだ、と考えています。


まちおこしの位置づけとしては

【大義】・未来のビジョン
【目的】・ビジョンを叶える為の目標
【手法】・目標を達成する為の行動  ←ここです。

~【大義】について~
僕が福住のまちおこしをするに至った経緯は

大学時代に訪れた日本の各地域に世間に媚びずに残る技術や文化を感じ
こういった、地域(日本)独特の文化や産業に光を当てる事が出来なければ
淘汰され、日本のアイデンティティが失われて行く危機感を覚えたこと。

【日本にある古き良きものを保存(活用)していく事で日本のアイデンティティを世界に発信する】
これが大前提にあって、僕の思う大義。

日本にある古き良きもの。
伝統行事や産業・古民家・町なみ。寺社仏閣、お祭り、農業、日本酒などなど・・
が、たくさん詰まったこの場所、篠山市福住にご縁あって移住する事となりました。

この受け継がれ残されて来た「素晴らしい当たり前」を誇りをもって地域のひとたち自身が発信していくこと。受け継がれて行くこと。
そしてそれが世界に誇れる日本のアイデンティティになること。
これが僕の思い描く未来。

~【目的】について~

このまち並みや文化を保存し、活用して行く為にはまず何より足りないものが、「ひと」。長く太く、福住に住むひとを増やす事が必要で、それは地元住民・Uターン・Iターン。どの属性のひとも必要だと感じる。

ひとを増やす為のまちおこし。
以下の目的を達成する為に行うものだと自分は位置づけていて。

・対内(UターンIターン含む)
→地域のひと自身が地域に参画し、主体性を持つため。
→地域のひとが長く、ここに住み続けたいと思う環境づくり。

・体外
→福住というまちに対する興味喚起(福住を知る入り口に。)→移住定住促進
→観光客・買い物客を集める事で地域の産業を活性化する→雇用の創出


~【手法】について~

あくまで、まちおこしを行う目的は上記の項目の物だと自分は考えていて、その為に必要な行動をどんどん増やして、動かして行く事になる。
・観光客誘致の為の話題作り(ニュース発信・イベント等)
・地域の事業者誘致の為の体制づくり(地域調整)
・既存の事業者の発展(対外の資本を取り込む為の事業)
 →観光・特産品販売・卸先の強化 などなど

細かく分けるとたくさん出てくるし、もちろん自分だけの頭ひとつでは到底追いつかないくらい無限の手法があると思っているので、それをこれからも模索して行くつもり。

ただ、自分が思い描く大義の為に出来る事はなんだろうか。
もちろん地域のひとを置き去りにする様な事はあってはならない。

目的を達成する為に、自分が出来る事はなんだろうか。
要所要所でおく目標は、大義の為の目標になっているだろうか。

手段としての「まちおこし」を行っていく。
その先にある目的と、その先にある大義にいつもぶれずに取り組みたい。

今ある当たり前が素晴らしいこと。それを護って行きたい事。
そのために何ができるかを考え、実行する事が
「まちおこし」だと、今はそう考えている。

2013,2,10 安達鷹矢
「ひとってさ、幼少期から青年にかけて【世の中や自分に足りないと感じていたもの】の為に頑張ったり活動したり仕事したりするんだってよ。」

久々に気づきの多い言葉に逢えた。備忘録。

どーしても、お金の為に、頑張れない。
どーしても、評価の為に、頑張れない。
そんな自分に嫌気がさしてた時期もあったし
すげー自信を失くしそうな時期もあったりした

ただただ、自分が何の為に一生懸命に頑張るかを考えた時
・倫理観が高く社会に貢献する大義を叶える活動や仕事
・損得や金銭じゃなく、心の繋がりで繋がる仲間がいる活動や仕事
・行く末に大きな夢や自分のやりたい事を思い切りできる未来がある活動や仕事

が出て来た。

そんでこれは、裏を返せば、自分が幼少期から青年にかけて
世の中や自分に足りないと感じていたもの だったのだと
すごくすんなりと、腹落ちした。

・大義より倫理より、既得権益が大事な世の中を見て来た。
・損得の繋がりが普通になって、心と心でやり取り出来る繋がりが都会に少なかった。
・大きな夢を描く事や自分のやりたい事を追求する未来に対する縛りに窮屈さを感じていた。

よくよく考えたら自分なんかは生まれたときから
多くの物に囲まれて、愛情も受けて育ったし
お金も不自由なく過ごさせてもらった。
申し訳ないくらい、恵まれていた。
両親やご先祖様、先人の方達に深く感謝する。

お金や評価の為に一生懸命になれなかった。
それがゆとり世代と言われる事に苛立ちも感じてた。

でもそれが、きっと世の中が変わっていくってこと。

きっとオヤジ世代の人たちは、お金が足りないと感じてた。
だからお金を求めた。
じーちゃん達の世代になると、食料とかがなかったんじゃないかだろうか
オヤジ達世代になんで米を作るのに一生懸命になれないんだ!
って言ってたけど、オヤジ達世代は都会に行ったんじゃないだろうか
じーちゃん達の世代は、ひーじいちゃん達世代に、
なんで国の為に命を捨てれないんだ!ってどやされながら
食料をつくったんじゃないだろうか。

そうしてある今の世界を
僕は否定したいとも、悲観したいとも思わないけれど

自分の生き方は自分で決める。
自分の幸せは自分で決める。

夏の匂いに、広いそらと、たかい夕暮れ
畳のにおいにうとうととしながら、
遠くから聞こえる祭り囃子の音と、こどもたちの声。

ふと起きると聞こえてくる鈴虫とカエルの大合唱に心癒されながら
空一面に広がる星空を見る。

ああ、生きてるってこういう事だなあと思いながら
持ち寄りでBBQしながら酒を飲む近所のおっちゃん。
呼んでもらって このまちの未来をはなす。
これでもかと言うくらい、はなす。

早く春が来ないかな~
夏が来ないかな~

なんて四季の楽しみにわくわくしながら
このまちの未来をわくわく妄想しながら
今日も明日もこれからも、僕は僕自身の幸せを探すんだと思う。

$鷹矢の城『OMOKAGE支配人』 お城besieging army ぷち旅行クリエイター