消費税 | あれこれかってにゆうたろ

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何の変哲も無い日常で思うこと、感じた事、旅の事など独り言を好き勝手に書き綴る。

日本で初めて消費税が導入されたのは20年ほど前に竹下内閣の時である。
それも3%という所からである。
そしてそれから10年後の橋本内閣の時に5%になった。
それから10年以上5%のままである。

日本は実質は借金だらけの国だが、国民の預貯金が国の借金より多いが為に財政破綻していないのだ。
そんな環境の中で充実した国民医療保険制度、国民年金制度がある。
そしてどんどん高齢化社会となっている。
毎日のように借金はふくらむばかりだ。

まずは公的なお金を節約する方法もあるだろうし、しなければならない。
地方は徹底した改革が進んできており、特にこのところ注目の橋下大阪市長は大阪府知事時代に
徹底的に無駄をなくして財政改革に取り組んだ。
しかし国政の方はさっぱり進んでいない。
それは何が悪いか。

まずは最悪なのが自民党の谷垣総裁。
この方、全てに於いて文句ばかりで何のビジョンもない。
与党の提案することを批判しては足を引っ張り、揚げ足取り、重箱の隅をつつくようないやらしさ、そして最も私が呆れたのが、震災が起きた直後に民主党からの呼びかけに協力をしなかったことだ。
悪い野党の典型だし、こんな人が天下の自民党の総裁とは呆れる。
国民のために、国の将来のために何が必要かを考えれば自ずとやらねばならないことは分かるはずだ。

今、野田総理は是が非でも消費税増税しようとしている。
これはもう避けて通れない事が分かったからだが、消費税を増税するとかならず国民から反発を食らうのだが自身の人気よりも将来の国のために今しなければならないから実行しようとしているのだ。
歴代の消費税の導入、増税を行った2人総理も国民から反発を食らいながらも実行したのだ。
私はそんな姿勢は素晴らしいと思う。
ここ10年間は保身ばかりで消費税増税に踏み切れなかった総理ばかりである。
なので野田総理には在任中に是非消費税増税を実現してもらいたい。

そしてもう一つ悪いのはマスコミである。
消費税増税するとなると叩きまくる。
マスコミは利用されている部分もあるだろうが本当のマスコミは国民の声を代弁し、政治に好影響を与える役目を果たすべきだ。
今の民主党の実態を見るとネガティブキャンペーンを行う一部のマスコミを民主党の小沢氏あたりが操縦している可能性もあるだろう。谷垣総裁にはマスコミを操縦する力があるとは思えない。
小沢氏も最悪である。
このままどんどん年を取ると引き際の分からない最悪のじいさんになりかねない。
ナベツネじいさんと同じだ。

今、日本という素晴らしい国が、将来に向けて素晴らしい国に変わっていくためには消費税増税は避けて通れない。まずは7%が段階的には妥当なのだろうが、野菜や肉、魚などの生鮮食料品は0%、そのほかは8%と言う風に科目別税率でもいいのではと思う。
また、震災復興のために被災地には税率を据え置きにすると言う変則税率もあり得る。

どじょうと自らを表現する野田総理に是非がんばって消費税増税を実現して欲しい。
民主党は正直好きではないが、野田総理には期待している。
そして日本再生のためにがんばって欲しい。
また野田総理は橋下大阪市長と連携し、地方政治にも理解してもらって国政だけではなく
地方から変えることの力を与えて欲しい。