マテーラでは、今では、世界遺産となったサッシ地区に、人々がどのように暮らしていたのか、ということを知るために、昔(といっても大昔のことではありません)の洞窟住居の様子をそのまま展示している場所が、いくつかあります。
ソリタリオ通りの洞窟住居は、大きな岩のマドンナ・デ・イドリス教会の下のほうにあります。
なので、観光しやすい場所ですね。
日本語の音声による説明も聞けるので、ぜひ、聞いてみてください。
団体旅行の場合も、ここには、ほぼ、必ず寄るのではないでしょうか。
一部屋でほとんどのことが、行われていました。
左には、機織り機もありますね。
家畜も一緒に住んでいました。
台所のスペースは、一応別になっています。
台所の上のほうには、窓があります。入り口のドアを除けば、この家の唯一の窓。
棚も、岩を掘って作っています。
雨水をためていた水槽。これを、井戸のように使っていたんですね。今は、お金が投げ込まれています。
洗濯板や火鉢
高いベッド。手前のは、赤ちゃん用。左に置いてあるのは、トイレ。
大きなマテーラパン。
馬も等身大であります。
テーブル、小さいですが、大きなお皿でみんなで食べていたと言っていたような。
ちょっと奥にある、物置のような部屋。
この洞窟住居は、入場料2ユーロですが、それで、その横のほうにある、いくつかの洞窟に入れます。
たとえば、
ここは、Neviereと言いますが、訳すと雪室。雪を圧縮して、氷のように固めて、夏の食糧保存のための冷蔵庫用に作っていたところですね。
そのお隣にある洞窟は、
自然の洞窟です。いすがたくさん置いてあって、休むのにいいって感じですが。目の前に、
マテーラのいろんな説明をしたビデオが流れています。
そのさらに隣にある洞窟は、
サン・ピエトロ・イン・モンテッローネという岩窟教会
フレスコ画があった跡がありますね。
この教会の下にさらに何かあるんですが、聞いてみると、洞窟住居があるのだそうです。今は、使ってませんが。
マテーラに行ったら、一か所ぐらいは、洞窟住居の中に入ってみてくださいね。
ほかの洞窟住居の記事は、サッソ・カヴェオーソにあるこちらと、サッソ・バリサーノにあるこちらです。
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