fushigiな感覚 | A skater's soul ~髙橋大輔応援ブログ~

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フィギュアスケーターを愛してます。
中でも、別格なのは ”高橋大輔”

仕事上、パソコンの前に半日くらい張り付いていることもありますので、


最近は心ざわめくような記事も目に入ってしまうことが多く、もや~ん、した気持ちでおりました。


ラジオも、はいはい♪わくわく♡と思って聴いても、「みじかっ!」「もう終わりっすか?!」なんだも~ん。



また「アナ・オリ」「月光」「アメリ」と旅に出て、神がかった滑りに癒してもらった訳なんですが・・。


何度観ても涙でますねぇ。




ただ、最近気が付いたのですが、この「涙の訳」(なんかの歌みた~い)、ちょっと以前と違う要素が


混入している感じがする。



※大ちゃんが今季で引退してしまう


という、前提条件が頭に刷り込まれているせいだとは思うんだけど。



観ている途中から、


「こんな演技に出会えることが、人生であと何回あるのだろう」  とか

「こんな人にはもうきっと巡り会えない」 とか

「この人が滑らなくなったら、自分はどうしたらいいんだろう」  とか


ひとり想像して泣く  ばかううっ...



我ながら、困ったもんだな~~、と呆れますが、ちょっと似た経験があるかも・・・と


昔を思い起こしたりします。




子供たちがまだ、小っちゃかった頃、


腹出して、よだれ垂らして眠る二人を見て、よくさめざめと泣いたことがあります。


すくすくと健康に愛らしく育っているのにね。



この子たちがもし、病気や事故で死んでしまったらどうしよう、私は生きていけない・・・


と起こってもいない不幸を想像してひとり涙するのですよ。


息をしなくなった我が子を想像し、勝手に恐怖に慄いて、さめざめと泣く  ばかううっ...




そして、もっとはるかに遡ったその昔、まだ10歳だった頃


ある日の夜、父が亡くなった夢を見ました。とてもリアルで、あまりの悲しみに号泣して目覚めました。

(まぁ、鈍感が服着てるみたいな私ですが、勝手に予知夢だと思っている野口さん


当時の父は健康ですよ。



それから、お父さんが死んだらどうしようどうしよう、と毎夜布団の中でしくしくと泣く  ばかううっ...






あぁ、目の前の「これ」は自分にとって何よりも大事な宝なんだ、と自分の心に確証してしまうと


それを失ったときの恐怖に、想像といえども打ちのめされるんですね。




久しぶりの感覚です。


もちろん、後述の2つのほうがはるかに大きな恐怖でしたけどね。




大ちゃんはまだ現役で27歳と若いし、私は競技用のプロにこそ一番の魅力を感じる。


でもしーちゃんやジェフリー、ステファンのように、プロになってなお輝くスケーターもいる。


そして現役の長さは、プルシェンコのように体をボロボロにするんだろうな、と思うと、


27歳はもう限界なんだろうな、とも思う。




最近の、またステージを一段上ってしまった演技を見るにつけ、


あぁ、集大成のその時はもう間近なんだな、と思う。





想像するだけで、鳥肌が立つような演技が目に浮かびます。


ものすごく嬉しい、と共に


とても、


淋しい。