昨日知った事実……ハワードって、実はすご~くスニーカーが好きだったみたい♪
それがわかった事の顛末は、今回の後半で……他にもサプライズありです。
前回の、BESPOKE無謀にもイッチャッタヨ報告に続き、今日はこんな話題。
昨日、六本木にドワイト・ハワードが出現し、ド派手なパフォーマンスで会場を沸かせたとのニュース、ご存知の方もいらっしゃるかと思います。
今回の来日は、公式の情報が出るタイミングが結構シビアだったので、知った時はアセリましたが……仕事が終わったあとでも間に合うことがわかったので、私もハワード見に行ってきました!!
ただし、ただ見に行った訳ではないんです、衝撃の展開が待ってましたよ……ふふふふ。
今回はアディダスの (特にクレイジーライトの) プロモーションでの来日で、六本木でのイベントのことはかなり知られていたようですが。
そちらは13時開始予定とのことで、仕事がある私は間に合わないなぁとすぐに諦めてました。
が、渋谷のギャラリー2さんにも夕方くらいにハワードが現れるという話を聞きまして。
それならなんとかなるかもと思い、頑張って行くことに決めました。
ハワードは、5年前の世界選手権の時に一度見てますが、席はコートサイドではなかったので近くでは見られず……しかも、準決勝でギリシャに負けた試合でした(汗)
当時まだ荒削りで今より線が細い感もあったハワードは、ギリシャのやけに幅のあるセンター (名前忘れちゃいました、すごく発音しづらかった気が…) に、結構ゴール下へ押し込まれる場面がありましたね。
しかし、現在はその当時とは比較にならないスーパープレーヤーに成長した彼。
現役世界最強センターとまで言われるその人を、間近で見られるチャンスなど2度と巡ってこないかもしれないっ。
そう考えれば、少々の無理には通さねばなりません。
まして、短期間とはいえヴィンス・カーターも在籍して優勝を目指したチームの大黒柱たる選手ですから、私個人としてはそういう面での思い入れもあります。
という訳で、とりあえず行こうとは決めたのですが。
その後、ハワード来日までもうすぐというタイミングになって、新たに情報をキャッチ。
なんと……来日記念のクリアファイルをハワードから手渡ししてもらえるイベントがあるとな!?
そのイベントの参加条件は、ギャラリー2渋谷店さんの店頭でのアディダス商品購入とのこと。
もうすぐハワードが近くで見られるかも~♪ などと油断してアンテナが低くなっていた私は大いに焦り、仕事の合間に慌てて渋谷店さんに向かいました。
そして、危なかったですがなんとか手渡しイベント参加資格をゲット!
こういうイベント物って、直前まで何があるかわからないから油断は禁物ですね、本当に。
今回は運が良かったです……いや、運が良すぎましたね。
普段そんなに良い行いをしてきている自覚はないんですが、そんな私でもこんな幸運に恵まれるようで。
……しかし、実際にはそれだけじゃありませんでした……
そして昨日、ハワード来日イベント当日。
仕事を終えた私は、着替えてすぐさま現地へ。
急いだ甲斐もあってか結構余裕ができ、のんびりとブラブラしながらギャラリー2渋谷店さんに到着。
ギャラリー2さんでの来店イベントは16時半~17時頃開始とのことだったので、16時前には着いたのですが、すでに多くのお客さん方がひしめいていました。
意外だったのが、中学生ぐらいの学生さんが多かったこと。
夏休み最終日だというのに、エライなみんな……私など、夏休み最終日は毎年部屋に缶詰でしたよ、理由は言うまでもないです(苦笑)
たくさんのお客さんが行き交う中を、ハワード登場に備え店内で待つ私。
そして、おそらく17時ぐらいだったと思います……ついにドワイト・ハワード登場!
うわっ、ホントにすぐそこにハワードがっ……私が過去NBAのスター選手と最も接近できたのって1999年に東京ドームで開催のジャパンゲームスの時なんですが、接近とはいっても、スタンドから一塁側ダッグアウト付近で身を乗り出し、ウルブスの選手達が通った際に 「ケヴィーン!!」 て叫んで手を振っただけですから、多分5m以上離れてたと思います……それを考えれば有り得ない近さです、子供達はもちろん皆大興奮。
皆の歓声を受けながら、悠然と笑顔で登場のハワード、前列の人となんとなくハイタッチしながら指定された立ち位置へ。
このイベントは、やはりクレイジーライトのプロモーションもかねており、ギャラリー2渋谷店さんの1階で行われました。
渋谷店さんの1階入口付近は、現在クレイジーライトの紹介ブースとなっています。
上の写真がそうです。
イベント中の写真がないのは、撮影は禁止です、と事前に注意があった為でして。
イベント模様の撮影は諦めその場を見ることに徹し。
終了後に改めてイベント場所の写真を撮りました。
…まぁ、その日本語の注意がわからなかったろう、何人かの外国人の皆さんは遠慮なくバシャバシャ撮ってましたが(苦笑)
そのブースの前に通訳さん、ハワード、MCさんが並び、イベントがスタート。
トーク内容を抜粋しますと……。
『 コンニチワー 』 『アリガトゴザイマース、アリガトゴザイマース、アリガトゴザイマーース』
と掴みはOKな感じで始まり (ていうか来るなりいきなりなハイテンションでしたw) 、日本はどんな印象ですか~的な質問に対しては、
『 日本に来るのは2度目だけど、日本のことは本当に大好きなんだ。 また来ることができてとても嬉しく思っているよ 』
とのこと。
クレイジーライトを実際履かれたそうだけどどんなフィーリング~?的な質問に対しては、
『 クレイジーライトは本当に軽いんだ、浮いているように感じさえするよ 』
とのお答え。
続いて、ではそんなに軽いクレイジーライトならフワッと飛べちゃうよねアレにタッチできたりもするよね~?的なMCさんのフリ。
アレと言うのは、渋谷店さん2階の天井から吊り下がって宙に浮いている状態になっている、青いクレイジーライトの特大ポップ。
この写真の通りです。
このポップの爪先部分にタッチしてもらえないかなぁ、というフリな訳です。
左側に写っているリングは公式の高さです、位置関係的に、リングよりも30センチは高いところに爪先がある状況でした。
このジャンプチャレンジのフリに対し、ハワードは、
『 どうしようかな……やめようかなぁ 』
お約束とわかっていても、そんなこと言われたら煽るしかないじゃないか!
大きな歓声を上げてジャンプチャレンジを期待する皆を前に、
『 足も痛いし、無理かなぁ 』
そんなこと言うなよドワイトっ、て感じで再び歓声。
そして、マイクを預けたハワードは、軽い助走とともに軽いジャンプ……左手で余裕でタッチ!
余裕すぎて笑っちゃいましたよ、もちろんまた一気に大歓声に包まれました。
まぁ、ハワードにとっては何でもない高さだったということですよね、この前に六本木で行われていたイベントでは、380センチに設定されたリングにダンクしたそうですし (汗)
イベントは次の段階へ進みます。
ここでまた何とも言えないフリが……来日を記念してハワードさんに是非とも書道を体験してもらってクレイジーライトの履き心地を表現していただきたいです~的フリです、アディダスジャパンさんもすごいこと考えますねw
ということでドワイトお習字タイム。
日本語を書いたことは? というMCさんの問いに対して
『 それはないよ。 知っている日本語自体も、カンパ~イ、だけだし 』
と言って笑いを誘ったあと。
かなり大きな紙に、手本を見ながら日本語で筆を進めていくハワード。
その慎重な手つきは、かなりの凝り性っぽい面が垣間見えている気がします。
そしてできあがった書は、ひらがなで大きく 『 ちょーーかるーい 』 ……え~面白すぎる~(爆)
どういう意味なのかとハワードに尋ねられた通訳さんが、スーパーライトってことだよ、て答えてたのもちょっとツボでした、まぁそりゃそうだろうけど(笑)
と、ここで全体イベントは終了。
次は店舗2階に移動して、いよいよ来日記念クリアファイル手渡し会です。
ただ、1階でのイベント終了時に 「手渡し会参加者の方は2階へお願いします」、というアナウンスがあった際、合わせて気になる内容が。
「そちらの手渡し会では、参加者の方々との撮影会も行いますので」
…
……
………ハイ?
なんだこの展開はっ、まさかハワードと一緒にフレームに収まれる??
でもでも、期待しすぎてはガッカリする可能性も高くなるし……とか考えながら2階へ上がり、手渡し会参加者の列についてみれば。
一人目の人がハワードの隣に……ぅあー本当にカメラの前で並んで……てしかも2ショットじゃん!!
皆で並んでとかではなく、ハワードと2人でフレームに収まっての撮影!(驚愕)
これは期待以上の状況です、おいおいどうしよう (汗)
実は私、今回の手渡し会参加資格ゲット時にすぐさま、帰国子女の友人にメールを送りまして。
ハワードに伝えたいメッセージの英訳をチェックしてもらったんです。
私が伝えたかったのは、
『このような大変な時期に日本に来てくださり本当にありがとうございます。 私はもちろん、日本中のあなたのファンが今回の来日に感激しています。 』
という内容です。
ロックアウトが続く状況はもちろん、風評被害により敬遠される日本。
それらをものともせずの来日に、とにかく感謝を伝えたかったんです。
手渡し会というのがどういう形態のものか事前にはわかりませんでしたが、時間的チャンスがあればなんとかしてハワードに直接声を掛けたいと思い、完成してもらった英文を半日かけて暗記してました。
しかーし、2ショット撮影会です。
あまりの事態にテンションが上がり……気が付けばもうすぐ私の番!
いかんいかん、こんなチャンス二度とないからと最後にもう一度英文をぶつぶつと暗唱し。
そして、ついに私の番が来ました。
ここでさらなるサプライズが~。
促されて歩み寄る私を見やって、何故かオヤッ?という顔をするハワード。
そして何故か私を指差し、通訳さんに何事か問いかけます……てコラ、ドワイト君!
人を指差してはいけないと小さい頃に習いませんでしたか!?(笑)
まぁ実際には、私をというより、私の足元を指差してたんですが。
聞き返す通訳さんに、再度問いかけるハワード。
その二度目は直接私に向かっても問いかけてきたので聞き取れました……あれ、もしかして?
通訳さん 『 あなたの履いているそのモデルは、2000年に出たコービーですよね? 』
やっぱり、それを聞きたかったのか!!
私が昨日、ギャラリー2さんに履いて行ったのはコレです↓
ザ・コービーのレイカーズカラー。
昨日はアディダスジャパン企画のイベントでしたので、やはりアディダス製品履いて行かなきゃと思い、これにしたんですが。
急いで電車乗ったあとに気がつきましたよ……アディダスからナイキに移った選手の過去モデルを履いていくとか、もしかしてアウトじゃね!?……とか(苦笑)
でも一旦戻る時間もないし、えぇいこのまま行っちゃえ~と現地へ。
それがこんな状況を呼ぶとは……!!
すでにテンションがおかしくなりかけていた私。
そのハワードの質問により、さらにおかしなテンションになりますw
とにかくもまずはハワードに返答せねばと、おかしくなりかけた脳内を高速検索しなんとか答えをヒット。
そうです、2000年のコービーモデルですよ、私もすごく好きなシューズですよ……その私の返答を聞いたハワードは、満足そうに
『 ン~♪』 ともらしながら笑顔で頷きました。
お渡し会には17人ほどの方が参加していましたが、私が見ていた限り、こんな感じにハワードから話しかけられた方って他にはいらしゃらなかったかと。
いや~、ホントに驚きましたよ。
見てすぐに、2000年のコービーとわかるハワードのクツ知識。
アディダス商品限定なのかもしれませんが、かなりハイレベルなスニーカー (バッシュ) 好きだと思われます……普通年式まではわかりませんから。
とにかくも、色的に目立つこともあってか、ハワードの興味を惹いた私着用のザ・コービー……とりあえずはしばらく飾って拝んでおきますw
そしてそのやりとり後、改めてご挨拶です。
もう後が押してきてるぞ~的空気を周囲のイベントスタッフさんが全開で醸し出す中(笑)、右手を差し出しながら私は、練習したあのメッセージを英語で……って、今のやり取りで頭からぶっ飛んだ!!
一文目はすぐに口をついて出ましたが、二文目が頭から消え去り……すぐに思い出せなかったのでそこまでで諦め、撮影してもらうべくハワードと並びました。
う~ん、少し残念ですが……大変な中来てくれてありがとーとは伝えられたので、まぁ良しとします。
それに、ナイスガイなハワードですから気持ちは汲み取ってくれたと思います、人懐っ笑顔で手を握ってくれたハワードは、私の聞き間違いでなくば
『 ユア ウェルカム! 』 と言ってくれましたから。
次に、クリアファイルの受け渡し。
ばっちりハワードから受け取り、ついに撮影です。
さぁどういう感じで撮るか……私の前に撮影していた人は肩に手を置いてもらってたよなぁと思ってたら、彼はごく自然に私の肩に手を回し、実にフレンドリーにあっちだよ~って感じでカメラの方向を示してくれまして。
もう既に大変な状況ですが……どうせならやっちゃえ~!と私の方からもハワードに手を回してみました!
もちろん彼の肩では位置が高すぎるので、私はハワードの腰辺りに手を回したのですが。
彼は全く嫌がるそぶりもなく、一緒にカメラに向かい、何回かフラッシュが。
そうして撮影が終わり、再度握手をしながら 「本当にありがとうございました」 と伝え、終了。
はい、ミッションコンプリート!……いや、それ以上です、やべ、なんか目から水が……。
あえて言うまでもないことだとは思いますが、NBA好きからすればちょっと想像しにくいほどの、夢のような体験をしました。
いや、特にNBA好きじゃなくとも、どのジャンルであれこれほどのスーパースターと昨日のようなやり取りをする機会に恵まれることがどれほど稀なことであるか、おわかりいただけると思います。
いや~、こんなことってあるんですね…。
そして、お渡し会参加者全員との写真撮影が滞りなく終了し。
『 アリガトゴザイマース 』 とか 『 カンパーイ 』
とか最後は色々叫びながら、ハワードはスタッフ通用口から去り、ギャラリー2さんを後にしました。
さらに、サプライズはまだあります。
お渡し会では、サインはNGですよ、と言われていたのですが、受け取ったクリアファイルを改めて確認してみると……あぁ直筆サイン!!
このクリアファイルの左上にあるのがそうです。
ちゃんと事前にサインを書いておいてくれたんですよ。
これは後から聞いたのですが、2ショットでの撮影とかクリアファイルに直筆サインとか、そういう詳細って事前にギャラリー2さんに正確には伝わっていなかったそうです。
だから、どのタイミングで昨日のような形態と決まったのかはわかりませんが、もしかすれば、ハワード本人の意向がかなり含まれていたのかもしれませんね……いや、そうに違いない、だってハワードはナイスガイだもん!(微笑)
お楽しみはまだありまして、この撮影会の写真は、後日ギャラリー2さんでプリントアウトしたものをいただけます。
わーい早く見たい、ただし顔が引きつってないかが心配w
その写真、受け取りましたらまたブログで紹介しますね。
ちなみに、昨日はハワードのTシャツを2種類持っていったのですが、撮影直前までどちらにするか決めきれず、結局片方を着て片方は肩から掛ける、なんていうすごい中途半端な格好で写ってます私。
今考えれば、そんなこと全然悩む必要なかったですね……だって、ハワードはTシャツには目もくれずクツの方に興味を引かれていたんだから(笑)
では最後に。
サンキューでした、ドワイト!
日本のファンはこれからもあなたを応援しているよ!
……だから、また日本に来てね♪
以上、昨日のイベントリポートを終わります。
……ていうか、先月一ヶ月は、BESPOKEの予約に始まり、BESPOKEのセッション本番をはさみ、締めくくりはドワイト・ハワードと2ショット……とんでもなく密度の濃い一ヶ月間でした。
またそんな一ヶ月を迎えられたら嬉しいです……まぁ二度とないでしょうけどw
ということで、また次回に~!