こんにちは。
今日は、最近お問合わせが多い〇 - 円相(えんそう)について
円相(えんそう)は、禅における書画のひとつで
悟りや真理、仏性、宇宙全体などを円形で象徴的に表現したものとされますが、
その解釈は見る人に委ねられます。
形も筆の動きもシンプルですが、制作はとても難しいとされる円相。
円相で検索すると本当にさまざまな〇が出てきます。
なぜ、人は円相に惹かれるのでしょうね。
私はいつもキャレモジの宮村先生が制作した円相を前にすると 無 になります。
その生き生きとした書線と広がる余白に吸い込まれそうな不思議な感覚。
穏やかでもあり、でも、奥深くからエネルギーを感じるようでもあり・・・。
「 〇 - infinity 」 書:宮村弦
あるお客様は、「円でありながら、山々に見えたり、波にも見えたり、
人の顔にも見えたり、宇宙のはじまりを想起させたり、陰陽の図を想起させたりと、
その時々で自分の心を写し出す感じが好きなのです。」
と仰ってくださいました。
そして、宮村先生の作品のさらなる魅力は、古典的な題材であるにもかかわらず
スタイリッシュさを兼ね備えてている点なんです。
格好いいですよね。 ぜひ、実物をご覧になっていただきたいです
ここ数年、円相の問い合わせが多いのは時代と何か関係があるのかしらと
なんとなく気になっている今日この頃です
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