最近よく目にする 筆文字のタイトル、ラベル、看板やパフォーマンス書道。
それらは、短時間で認知されることが重要ですので、目立つことに意味があります。
私の言葉で言えば足し算主体で制作されたもの。
一方、永久に楽しめるインテリアとしての価値を追求するキャレモジは、
書線の深さや表現方法、余白の使い方等々での引き算の要素を加え、
足し算と引き算の絶妙な調和を兼ね備えたアートです。
作品が目立つことより、見る人と飾る空間の充足感を重視しています。
今まで、キャレモジに来られた数多くの書家の作品を拝見して、
この引き算が出来るプロが極めて少ないのに、少々びっくりしています。
キャレモジ作品の3要素: 「 書線の極まり+デザイン性+引き算 」 を
併せ持つのは至難の技なのかもしれません。
俺こそ・私こそと思う書家の方々は、是非キャレモジまでコンタクトしてください!
「 春よ来い! 」 書: 浜田 尚川