機能回復訓練は、作業療法士や理学療法士などの専門家の指導に沿って、高齢や疾病によって低下した身体の機能を回復、改善させる訓練のことです。

訓練の目的としては、筋力の増強や運動速度の増大などで、歩行訓練や日常生活で行うさまざまな動作の訓練のほか、レクリエーションや細かな作業が多い手工芸、体操などが行われます。機能回復訓練は一般的に週2回くらい行われます。

訓練には日常生活で使用するさまざまな道具のほかに、社会生活での作業訓練をするための専門の訓練機器・用具が使われます。

機能回復訓練は各自治体や社会福祉協議会、福祉センターなどで相談・受付を行っています。
訓練を行うところによっては、在宅でのリハビリの方法や介助のしかたを指導してくれます。担当の理学療法士や保健婦などに相談してみましょう。