東日本大震災・被災地の早期復興を心より願います。
被災者の方々・支援中の方々・どうか頑張ってください。
日本全体がひとつの絆で繋がり、笑顔が戻りますように。
●復興支援対象：キャリア形成（職業支援・経営/人事関連）
●東日本大震災の被災者・被災地域等に係わりのある方へのキャリア形成支援を無料実施
して頂ける方々の一覧リストです。 Click >>> 繋がりのなかで一緒に考えていきましょう！
●働く人のメンタルヘルス・ポータルサイト「こころの耳」 ※被災者の方々の活用可能です。
●災害後の心のケアについて（被災者・被災者以外）
被災者の方々が元気になられた時、へぇこんなこともあったんだ・・・と、少しでも笑顔を取り戻して頂けるようにと願い・・・
被災者として各地に緊急避難をされた方々のなかに「苦しくても被災地域に残り、復興に尽力を向けている人達がいるのに自分は・・・」と、「土地を見捨てた・逃げたという背徳感」をご自身に対して感じていらっしゃる方がいることを支援のなかで感ずることがありました。
二律背反（antinomy）とは、
相互に矛盾する二つの命題（定立：正命題と反定立：反命題）が同等の妥当性をもって、どちらにも証明できる矛盾・パラドックスのこと。
難解な哲学・論理学や認識論などの机上論は横に置き、暫定的ではあっても避難地域で身の安全を守りながらも今も続く揺れ・原発・風評被害等々のなかで、何物にも疑いを投げかけることは出来ないが、自らには疑いを投げ掛け・責めてしまわれている、二律背反のお気持ちの状況に心が痛むのでした。
無力感に苛まれる日々であっても、繋がりのなかで少しでもこれを緩和出来ればと思うのでした。
一番大切なことは、いつ・いかなる時でも自分自身を守ること。
逃げたのではなく守ったのだと、今も守り続けようとしているのだと。誰かとの比較ではなく、常に自らの身体（命・尊厳）を先ずは優先して考えなければならないのだと。
その時・その場で出来得る何かが生まれ芽生えるならば、他者への依存心を排除したなかで、自らの自立を前提にして、取り組めば良いこと。
何があっても先ずは、自分を守ること・守れていることが優先されるのだと・・・
二次被害に繋がる、避難地・被災者を生ませないこと。
原発問題による風評被害とともに過度の自己防衛からか、新たに地域差別的な被害を生んでしまっているような状況を見るにつけ悲しく思います。
誰にしても放射能被害が怖くないはずは無いでしょう。
ボク自身も見えない恐怖を空に海に大地に感じもします。
自分が信じるに値する情報がないのもその原因のひとつかも知れません。
それでも日本人らしさとしてある、他者への思いやりの気持ちがもう少し前面に出た対応でも良いのではないかと感じ続けています。
被災者支援のなかで感じた二律背反の強い感情もこの日本人としてのより良い互助の精神に起因するものではないのかと感じるのです。
アイデンティティにより、辛い苦しみが生まれてしまうこともあるのだと・・・
日本人の国民性については、諸説色々あろうかと思いますが、他者を思いやることの互助精神は、そのなかのひとつに上げられるのではないかと思います。
被災者の方のなかに感じる日本人らしさ・日本人としての誇りを被災者以外の人々も忘れてはならず、いま一度、思い直してみる必要があるように思うのでした。
自立・自律・個立などを叫ぶ、キャリア形成の概念が机上では理解できても行動原則まで浸透し切らないのも、日本人としての国民性に起因するものがあるのかと愚考したりもします。
●無用な二律背反の状態から早く開放出来るように。
●二次被害となる、避難地・被災者を生ませないこと。
●後発的な人災は、何を以ってしても避ける気遣いを持つこと。
そんなことを思い続けています。
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被災者の若者が伝えてくれた、色々な言葉がありました。
「焚き火の火があんなに暖かくて、明るいものだとは思わなかったです」
「ありがとうの言葉が、本当に好きになりました」
「子供の元気に遊んで姿って、本当に良いものです」 etc.
長く険しい楽ではないだろう復興への道程であっても、お互いに助け合う互助の精神とぬくもりと
優しさは、結して忘れてはならないと思うのでした。
暖かいお風呂にゆっくりつかった時。
温かい汁物を凍える身体に流し込んだ時。
手と手を繋いだ時のぬくもり。
抱き合い心の芯が解けていく時。
忘れ得ぬ温かさとぬくもり。
心が繋がるからこそ生まれる温かさ。
もう一度、日本の日本人らしいそこを見つめ直してみて欲しいと、
自らの自戒とともに関係各所にも願うのでした。
優しさ・ぬくもりへの原点回帰
あ・・・最近、元気ないの？とか言われたので・・・
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笑顔の行方を見つめて
all written by Career wing T.Yoshida＠ponyo
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二律背反（antinomy）とは、
相互に矛盾する二つの命題（定立：正命題と反定立：反命題）が同等の妥当性をもって、どちらにも証明できる矛盾・パラドックスのこと。
難解な哲学・論理学や認識論などの机上論は横に置き、暫定的ではあっても避難地域で身の安全を守りながらも今も続く揺れ・原発・風評被害等々のなかで、何物にも疑いを投げかけることは出来ないが、自らには疑いを投げ掛け・責めてしまわれている、二律背反のお気持ちの状況に心が痛むのでした。
無力感に苛まれる日々であっても、繋がりのなかで少しでもこれを緩和出来ればと思うのでした。
一番大切なことは、いつ・いかなる時でも自分自身を守ること。
逃げたのではなく守ったのだと、今も守り続けようとしているのだと。誰かとの比較ではなく、常に自らの身体（命・尊厳）を先ずは優先して考えなければならないのだと。
その時・その場で出来得る何かが生まれ芽生えるならば、他者への依存心を排除したなかで、自らの自立を前提にして、取り組めば良いこと。
何があっても先ずは、自分を守ること・守れていることが優先されるのだと・・・
二次被害に繋がる、避難地・被災者を生ませないこと。
原発問題による風評被害とともに過度の自己防衛からか、新たに地域差別的な被害を生んでしまっているような状況を見るにつけ悲しく思います。
誰にしても放射能被害が怖くないはずは無いでしょう。
ボク自身も見えない恐怖を空に海に大地に感じもします。
自分が信じるに値する情報がないのもその原因のひとつかも知れません。
それでも日本人らしさとしてある、他者への思いやりの気持ちがもう少し前面に出た対応でも良いのではないかと感じ続けています。
被災者支援のなかで感じた二律背反の強い感情もこの日本人としてのより良い互助の精神に起因するものではないのかと感じるのです。
アイデンティティにより、辛い苦しみが生まれてしまうこともあるのだと・・・
日本人の国民性については、諸説色々あろうかと思いますが、他者を思いやることの互助精神は、そのなかのひとつに上げられるのではないかと思います。
被災者の方のなかに感じる日本人らしさ・日本人としての誇りを被災者以外の人々も忘れてはならず、いま一度、思い直してみる必要があるように思うのでした。
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