北野武（きたのたけし ビートたけし）監督の日本映画｢龍三と七人の子分たち」（りゅうぞうとしちにんのこぶんたち）を５月１日（金）、ＨＡＴ神戸１０９で見てきました。
北野武監督の作品は今まで１本も見たことないのですが、１７本目で初めて見ました。
コメディでＲ指定もないので、任侠モノでも、暴力シーンも少ないだろうと思ったので。
それと何度か見た映画館の予告で、ヨレヨレのじっちゃんたちが、生き生きと悪さをしているのがおかしくて食指が動きました。
毎月１日は、１２月１日の映画の日にちなんで、２Ｄ１１００円というところが多いので、１日の映画館は混んでいることが多いですね。
また、｢龍三と七人の子分」の公開が、２０１５年４月２５日（土）だったので、まだ第１週目だったのもあったのか、平日朝一９時５０分からの回だったのですが、そこそこ混んでいました。
大人ばかりですが、男女半々くらいでした。
主演は藤竜也（ふじたつや １９４４（昭和１６）年生･１７３ｃｍ）さん。
格好いいですが、色々やってくれて、何度もふき出してしまい、役者魂を感じました。
任侠は時代遅れ…と北野監督扮する刑事に何度か言われるのですが、ひょんなことから組をまた作っちゃうことになり、暴走族あがりの若者たちに対抗していきます。
☆日本映画｢龍三と七人の子分たち」
（りゅうぞうとしちにんのこぶんたち）
２０１５ 日本 １１１分
藤竜也さんは毎日家の前で諸肌脱い（全身龍の刺青）で木刀で鍛錬を欠かさぬじっちゃんです。
組を解散して久しいヤクザの元親分です。
息子や嫁にヤクザ時代のことをチクチク言われながらも、孫と、ペットの小動物たちと、それなりに４人と数匹で平穏な暮らしを送っています。
連休に息子（勝村政信さん）家族が数日出かけるので、お小遣いをもらったので、久しぶりに近藤正臣（こんどう まさおみ、１９４２年生 １７２ｃｍ）さんに電話をしてご飯を食べることに。
２人の会話もとても面白いのですが、昔のヤクザの生態…というか様子が｢ヤクザ映画｣仕様で描かれていて、ヤクザ用語の入門編みたいになっています。
この作品は、二つ名（ふたつな）を持ったじっちゃんたち８人が個性的で素敵だったり、面白かったり、少し哀れだったりします。
でも、オレオレ詐欺（←言い方古くてすみません）、サラ金の強引な取立て、押し売り、寸借詐欺…などなど数々の犯罪の手口が出てきて、「こんなふうに簡単に騙されて、引っかかるんだ…」と、そして、「気をつけなきゃ！」と、思わせていきます。
現代社会に対する風刺が効いた作品です。
下品な言葉もぽんぽん出てきますが、とても温かみが感じられます。
任侠モノらしく刀や銃も出てきますし、アクションシーンもあります。
バスのカーアクションも出てきます…都会のオフィス街から下町の商店街を抜けていくシーンは、日本らしくて、それなりに迫力あります。←笑ってるほうが多い
映画としての魅力をギュッと１１１分に詰め込んだ作品だったと思います。
ビートたけしとして俳優としても出演している北野武監督には、これからもコメディを撮っていただきたいです。
コントの落ちのように、わかっていても笑わせるのは、さすがです。
終盤の中尾彬（なかおあきら １９４２年生 １７４ｃｍ）さん、たくさん笑わせてくれます。
でも、食べさせてくれる優しい孫を守るために頑張るんですよね…
病気を持っていたり、生活苦だったり、他のじっちゃんたちも、もう少しでやってくるであろう”死”に対して不安な日々であったと思いますが、そういう部分も、暗くならず、笑いで包んで描いていました。
一応任侠モノだと思いますが、死人は１名のみです。
この作品はおすすめです。
コメディなので、ざっくり作られていますが、笑いの密度は高いです。
女優さんは少ないですが萬田久子（まんだひさこ １９５８年生 １６７ｃｍ）さんはやはり素敵。
中尾彬さんの孫娘百合子役は清水富美加（しみずふみか １９９４年生 １６３ｃｍ）さん。キュートです。
龍三の孫の、込江 海翔（こみえ かいと ２００３年生）君はリトルイケメンでした。
・映画のシニア割引は６０歳からだったと思います。
免許証など年齢確認できるもので２Ｄ、１１００円。
・夫婦50割引（どちらかが50歳以上）で２人２２００円。
・障がい者手帳割引、１０００円。
など。
他にも通常１８００円の映画、色々割引の日もあるので、調べてからどうぞ
公式ＨＰです。少々重たいのと黄色い画面が目に痛い＾＾；
映画館情報
制作発表５分。笑えます＾＾
予告編２分半。出演者わかりやすいです。
割とネタバレ多い予告編です。
おまけ
イ･ビョンホンさんが新作「ターミネーター｣の予告に出てました！
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北野武監督の作品は今まで１本も見たことないのですが、１７本目で初めて見ました。
コメディでＲ指定もないので、任侠モノでも、暴力シーンも少ないだろうと思ったので。
それと何度か見た映画館の予告で、ヨレヨレのじっちゃんたちが、生き生きと悪さをしているのがおかしくて食指が動きました。
毎月１日は、１２月１日の映画の日にちなんで、２Ｄ１１００円というところが多いので、１日の映画館は混んでいることが多いですね。
また、｢龍三と七人の子分」の公開が、２０１５年４月２５日（土）だったので、まだ第１週目だったのもあったのか、平日朝一９時５０分からの回だったのですが、そこそこ混んでいました。
大人ばかりですが、男女半々くらいでした。
主演は藤竜也（ふじたつや １９４４（昭和１６）年生･１７３ｃｍ）さん。
格好いいですが、色々やってくれて、何度もふき出してしまい、役者魂を感じました。
任侠は時代遅れ…と北野監督扮する刑事に何度か言われるのですが、ひょんなことから組をまた作っちゃうことになり、暴走族あがりの若者たちに対抗していきます。
☆日本映画｢龍三と七人の子分たち」
（りゅうぞうとしちにんのこぶんたち）
２０１５ 日本 １１１分
藤竜也さんは毎日家の前で諸肌脱い（全身龍の刺青）で木刀で鍛錬を欠かさぬじっちゃんです。
組を解散して久しいヤクザの元親分です。
息子や嫁にヤクザ時代のことをチクチク言われながらも、孫と、ペットの小動物たちと、それなりに４人と数匹で平穏な暮らしを送っています。
連休に息子（勝村政信さん）家族が数日出かけるので、お小遣いをもらったので、久しぶりに近藤正臣（こんどう まさおみ、１９４２年生 １７２ｃｍ）さんに電話をしてご飯を食べることに。
２人の会話もとても面白いのですが、昔のヤクザの生態…というか様子が｢ヤクザ映画｣仕様で描かれていて、ヤクザ用語の入門編みたいになっています。
この作品は、二つ名（ふたつな）を持ったじっちゃんたち８人が個性的で素敵だったり、面白かったり、少し哀れだったりします。
でも、オレオレ詐欺（←言い方古くてすみません）、サラ金の強引な取立て、押し売り、寸借詐欺…などなど数々の犯罪の手口が出てきて、「こんなふうに簡単に騙されて、引っかかるんだ…」と、そして、「気をつけなきゃ！」と、思わせていきます。
現代社会に対する風刺が効いた作品です。
下品な言葉もぽんぽん出てきますが、とても温かみが感じられます。
任侠モノらしく刀や銃も出てきますし、アクションシーンもあります。
バスのカーアクションも出てきます…都会のオフィス街から下町の商店街を抜けていくシーンは、日本らしくて、それなりに迫力あります。←笑ってるほうが多い
映画としての魅力をギュッと１１１分に詰め込んだ作品だったと思います。
ビートたけしとして俳優としても出演している北野武監督には、これからもコメディを撮っていただきたいです。
コントの落ちのように、わかっていても笑わせるのは、さすがです。
終盤の中尾彬（なかおあきら １９４２年生 １７４ｃｍ）さん、たくさん笑わせてくれます。
でも、食べさせてくれる優しい孫を守るために頑張るんですよね…
病気を持っていたり、生活苦だったり、他のじっちゃんたちも、もう少しでやってくるであろう”死”に対して不安な日々であったと思いますが、そういう部分も、暗くならず、笑いで包んで描いていました。
一応任侠モノだと思いますが、死人は１名のみです。
この作品はおすすめです。
コメディなので、ざっくり作られていますが、笑いの密度は高いです。
女優さんは少ないですが萬田久子（まんだひさこ １９５８年生 １６７ｃｍ）さんはやはり素敵。
中尾彬さんの孫娘百合子役は清水富美加（しみずふみか １９９４年生 １６３ｃｍ）さん。キュートです。
龍三の孫の、込江 海翔（こみえ かいと ２００３年生）君はリトルイケメンでした。
・映画のシニア割引は６０歳からだったと思います。
免許証など年齢確認できるもので２Ｄ、１１００円。
・夫婦50割引（どちらかが50歳以上）で２人２２００円。
・障がい者手帳割引、１０００円。
など。
他にも通常１８００円の映画、色々割引の日もあるので、調べてからどうぞ
公式ＨＰです。少々重たいのと黄色い画面が目に痛い＾＾；
映画『龍三と七人の子分たち』公式サイト｜大ヒット上映中！
映画館情報
映画『龍三と七人の子分たち』公式サイト｜大ヒット上映中！
制作発表５分。笑えます＾＾
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予告編２分半。出演者わかりやすいです。
ジジイがすげえ！映画『龍三と七人の子分たち』特別 ... - You
割とネタバレ多い予告編です。
映画『龍三と七人の子分たち』予告編 - YouTube
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『ターミネーター：新起動／ジェニシス』特報 - YouTube
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