毎月1日は、映画の日とか、ファーストデーと呼ばれ、2Dだと映画大人1100円の日ですね。

なので7月1日に
日本映画、時代劇「超高速! 参勤交代」(119分)を見てきました。

またも、韓国映画じゃありませんが…
コメディとアクション、いい感じでミックスされた作品で、とっても面白かったです。


今回もハット神戸の109で見てきました。
朝一の回でしたが、7~8割は入ってました。
ちなみに6月21日(土)公開で、2週連続2位(邦画では1位)だったようです。

落ち込んでる時、是非どうぞ^^;←今の私ですやん(笑)


舞台は、今の福島県いわき市にあった小藩 湯長谷(ゆながや)藩
江戸幕府8代将軍徳川吉宗の治世のお話です。
主人公のお殿様は実在の
内藤政醇(ないとう まさあつ)…でもフィクションです。


ここから若干ネタバレ注意!

磐城国の湯長谷(ゆながや)藩藩主 内藤政醇(ないとう まさあつ)は、参勤交代を終えて国許に入り、リラックスすると家臣と軽口を言い合うような気さくなお殿様です。領民にも優しく声かけする、若いけれど人間の出来た心優しいお殿様ですが、小さい時のトラウマで閉所恐怖症に。

帰国後まったりしているところに江戸から急使が。
「5日以内に参勤交代せよ!」というものです。

実は切れ者の老中が隠密を忍ばせて、各藩の内情を探らせているのですが…
湯長谷(ゆながや)藩、試掘したものの失敗した金鉱の報告が、どうしたわけか、嘘をついたことになっており、その真偽を糺すため、言いがかりとも言える参勤交代の命令がきたのです。

家臣一同も意見を出し合いますが、パニクッてしまい、なかなか決めることが出来ません。
だって
通常8日かかるのに、5日で来い。
1万5千石という小藩の上に、飢饉などで財政がひっ迫していて、お金がない。
でも行かないと藩取り潰し…などということになりかねないので、困り果ててます。

江戸城に行って釈明するまでの奮闘記なのですが、ストーリーがよく出来ていて笑えるし、ほっとします。
日本の風景が、美しく、時には厳しく描かれています。
時々アクションもあるし、笑いながら楽しく見終えました。



★キャスト

☆佐々木蔵之介さんがお殿様…ぽわーんとしているのですが、優秀です

☆それを支える家老が西村雅彦さん…皆から頼られる、でも口やかましい家老


☆偶然山道の道案内することになるはぐれ忍者に伊原
剛志さん…怪しいけれど凄腕忍者。

☆田舎武士の意地を見せる家臣軍団に
寺脇康文さん、 知念侑李(Hey! Say! JUMP)君、 柄本時生さん、六角精児さん、上地雄輔さんの5人…各々獲物が違っていてアクションシーンもコミカルなシーンもいい!

☆徳川吉宗に市川猿之助さん…


☆老中首座に石橋蓮司さん…悪役じゃないですよー(笑)


☆老中に陣内孝則さん…こちらが悪役。


☆お殿様と出会う飯盛り女お咲に深田恭子ちゃん…ほっそりしていて一瞬わからなかった^^;

☆お殿様の本家筋のお殿様に甲本雅裕さん…ワンポイントしか出てきませんが、いい味出してます

☆お庭番夜叉丸に忍成 修吾さん…悪役チーム、アクションも担当

☆殿様の影武者に日本猿の菊千代…最初の伏線の仕込が効いて笑わせてもらいました


ここから本格ネタバレです。
内藤のお殿様、大根の味で土の良し悪しまで見分けちゃうんです。苦労人です。
賊が忍び込んだ天井裏に槍でブスッと一刺しする腕前です。
情けは人のためならずっていうのが、ラスト近く、伏線回収で出てきます。

コメディなので時代考証うんぬんより、さらりと笑っちゃうほうがいい場面も多いですが、一方、参勤交代についての決まりごとなどを上手に使って窮地を切り抜けていくところは、歴史好きも、楽しめる部分だろうと思います。

徳川吉宗といえば、TVの「暴れん坊将軍」でおなじみなので、切れ者のはずが、こんな難題を譜代大名に出すなんてって思っていたら、信頼すればこそっていうラストにつながっていきます。


※ウィキペディアより
超高速!参勤交代(ちょうこうそく!さんきんこうたい)
2011年、第37回城戸賞を全審査員満点で受賞した土橋章宏さんの脚本。
江戸時代の参勤交代を題材にしている。
2013年に講談社から小説として刊行され、2014年、松竹の製作・配給で映画化。



HPと予告編です

『超高速!参勤交代』2014年6月21日(土) 超高速!ロードショー



映画『超高速!参勤交代』予告編 - YouTube 



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日本映画らしい勧善懲悪のわかりやすい作品だと思いまーす。



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