不妊手術専門病院を埼玉県で開業されている、いながき動物病院の稲垣獣医師ご夫妻による、
CAPINシェルターでの2回目の野良猫避妊去勢の集団手術が、12月18日に開催されました。
集団手術の主任スタッフはスマイルさん＆ともちゃん。
おふたりのとりまとめで、今回は捕獲器の手配や希望者さん募集、頭数調整、スタッフ募集などが
滞りなく進みました。
「あたしたち、前もって、ちゃんと計画したいんです」
のタイプの、スマイルさんとともちゃん。
前日には、それぞれの猫さんの処置すべき項目もリストになっていました。
お陰様で、事前に、レボリューションの個数、ワクチン数や血液検査キット数も、
稲垣先生にお知らせできました。
段取りがうまくて感心しました。
前もってテーブルが移され、シートが敷かれて。
これはよく気がつくともちゃんとスマイルさんのがんばりによります。
バジリコさんも水戸から来てくれてとてもうれしかったです。
きちんとした仕事ができる人たちに、もう。。。ほれぼれです
すべてがスムーズに進み、前回よりも手術も会計も早く終わりました。
（おさびちゃんとまるちゃんの病院搬送で、おきくさんとおかめが都内の病院に出かけ、
19時に戻ってきたときには、すべて終了していました。
というより、17時には終わって、みんな、麻酔が覚めるを待ってお茶をしていたそうな！）
今回は、集団手術ボランティアさんとして、本職で人間の看護婦さんをされている方が
おふたりもいらして、とにかく安心でした。
SHIRAさん、Sさん、ありがとうございました。
ほかにもサポート下さる方がおられ、安心して任せられました。
それに、SHIRAさんからは、次回から、猫の体重を計るための、ベビー用の体重計まで
特別なルートでご用意頂けることになりました。
和尚さんからは、バリカンのご提供がありました。
和尚さんは、ご自身の頭を刈るのは月に一度だから、シェルターで使って良いよと
持って来て下さったのです。
(((( ;°Д°))))
何だか申し訳ありません。
将棋クラブの顧問をなさっているという、渋い和尚さん、やはりバリカンでカットされていたのですね。。。
シェルターの犬猫のお世話にまわって、裏方として集団手術を支えてくれていた方たちも
いらっしゃいました。
圭さんは、会社をお休みして、この日も手術のほうでなく、犬猫の世話や洗濯に回ってくれていました。
圭さんは、おさびちゃんの命の恩人です。
おさびちゃんは手術をしてシェルターコンテナに療養していましたが、
その傷がふさがっていないことに圭さんがいち早く気づかれたため、
ちゃまめさんが病院搬送され緊急施術をして、命をとりとめたのです。
あれ？おかしいな。
と気づいて、観察し、行動に移すことができる方です。
SHIRAさんのご主人様は、風の強いなか、ぶーちゃんをケージに避難させたり、栗ちゃんのおしっこ出しを
まめにやってくださっていました。
和尚さんも、ケージ洗いや洗濯など、必要だけれどなかなかやれないことをみつけて、
回って下さる方です。
いつものことですが、積極的に、目立たないところで裏方に回る方の
控えめなあたたかさに、いつもほれぼれします
そして、またかみちゃんの炊き出しがテーブルを彩りました。
大根の酢漬け。
この赤い色は、大根の持っているものだそうです。
ふつうの大根ではなく、酢で漬けると赤くなる種類だそうで、かみちゃんのワゴン車にはたくさん
買って積んであるのだとか。
おもちの入ったおしるこです。
ともちゃんが忙しい時間のあいまを縫って
あったかい
パンプキンシチューと。。。
チキンカレーを作ってくれました。
その、おいしかったこと！いつでもお嫁にいけます！
白いご飯もたくさん炊いてあった。夜までみんなで食べました。
かみちゃんが、田舎煮だよと持って来てくれた、
里芋と大根の煮もの。
夜には、大工のA田さんが、暗がりのなかで犬舎の防寒対策の大工仕事を進めて下さっていました。
皆さんの細やかな愛情を受けて、何とかこの場所が成りっています。
合掌。
第3回 稲垣動物病院・野良猫の不妊手術（in CAPINシェルター）は1月15日開催予定です。
いながき動物病院さんのHPはこちら：
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http://inagakiah.com/%e6%89%8b%e8%a1%93%e3%81%ae%e3%81%94%e4%ba%88%e7%b4%84%e6%96%b9%e6%b3%95/
byおかめ