負担額も積もれば山となる | がんの保障のスペシャリストが伝える!信頼できる情報のつかみ方!

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□負担額も積もれば山となる



入院をした場合、病院で食事をします。
厚生労働省の算出基準である食事療養費は現在は1食あたり640円であり、260円(食材費)を我々が負担し、380円を健康保険でまかなっています。



昨年の5月27日医療保険改革法案が可決され段階的に改正が始まり、食事療養費の標準負担額が
一般の方は
現行の1食260円から今年の4月1日から360円に増えます。さらに平成30年4月1日からは460円に負担額が増える



調べると
標準負担額は在宅療養との公平などの観点から、調理費が含まれるように段階的に引き上げになります。
と書いてあります。



平成6年までは食事療養費も給食費として医療費の一部だったんですね。
平成18年に食事療養費の標準負担額が1日780円から1食260円に計算方法が変更になった時、細かい計算になったのかと思ってましたが、負担額が増える場合は当たり前ですが患者側の負担も増えてしまいますね。


仮に

15日間の入院の場合は、
今までは
15日×260円×3食で11,700円
15日×360円×3食で16,200円
平成30年には
15日×460円×3食で20,700円


仮に
30日間の入院の場合は、
30日×260円×3食で23,400円
30日×360円×3食で32,400円
平成30年には
30日×460円×3食で41,400円

になります。



ある専門家の人は、完全に健康保険から外すための準備段階ではないだろうか?
などの意見があったり、



別の視点では、一食640円というコストの中で委託会社が食材費や利益を考えて調理をするので、なかなか難しいものもあるという意見もあります。



私は食べることが大好きなので、入院する場合でも美味しい食事を頂いた方が回復が早い気がしますけど。



なんにしろ、
治療費とは別に、負担が増えていきますね。


みなさん
病気やケガで入院すると普段は思っていないかも知れませんが、制度は変わっていきますのでシェアします。

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