こんにちは。
サービス管理責任者の森本です。
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「静夜」
「真剣に叱られる」
「国医」
「しかも早く」
「見方を変える」
これらの言葉、何のことかお分かりでしょうか。
実は、松下幸之助さんの随想集『道をひらく』『続 道をひらく』
に載っている短編の題名の数々です。
チャレンジド・アソウ大阪事業所で行っている訓練「朗読タイム」は、
松下幸之助さんの書物を教材として使っています。
社員が各短編の文章を読み上げるので、訓練生は耳を傾けて書き取っていきます。
その後、皆で声を合わせて文章を朗読して、読んだ感想をシートに書きます。
最後に感想を発表し、皆で共有します。
朗読タイムは、書き取りスキルや集中力を向上するために行っています。
また、読み上げた文章の理解を進めることで、仕事観の確立も目指しています。
どの短編も、松下さんの折々の感慨がそのまま綴られています。
見開き1ページで500文字ほどの分量。
その短い文章の中に、珠玉の言葉が散りばめられています。
ごく当たり前のこと、基本的なことばかりなのですが、
読んでいると、時々「ハッ」と気づかされます。
自分は、当たり前のことをどれほど実践できているのだろうか、意識しているのだろうか、と。
仕事だけでなく、生きるうえで大切なことや
物事の本質が述べられた『道をひらく』。
発刊されてからすでに40年以上たちますが、
いまだにビジネス書のお勧め本として何度も話題に上がります。
いつの時代でも、働くうえでの基本は変わりないのかもしれません。
朗読タイムで文章を読んだ訓練生の感想はさまざま。
書かれていることを取り組んでいこうという決意もあれば、
深い見方で、松下さんの思いを読み解く方もいらっしゃいます。
「こんな視点もあるんだ」と気づかされることも多いです。
訓練生の感想を読むことで、さらに勉強になります。
自分の道をひらくこと。
訓練生の道をひらくこと。
こうしたことを忘れずに、今後も進んでいきたいものです。
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障害者の就労移行支援事業所
チャレンジド・アソウ 大阪事業所
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