室戸の最御崎寺(ほつみさきじ)まであと四十数キロの地点まで来た
ここは高知県の甲浦港
次回はここからの歩きとなるのであります
今回はゆったりペースの日程を組んだお蔭でたくさんの人との交流があり
道行くおへんろさんにお賽銭を包んで渡しているおばあさまや
みかんとお菓子をいただいた酒屋さんのお店の人
(このお店のひとはビール代を貰い過ぎとバイクで追いかけてきた)
また路を色々な人に教えていただいた
東京から区切り打ちの若い人
このひとは凄い
宿の予約をしないで来たらしく出会ったその日はテント泊
次の日はどうされたのかしら…
あたしは車が常宿
少々面倒だが電車やバスを乗り継いで車を回収にいくのも悪くない
車を前進キャンプのように利用している
宿泊費は無料
運がよければ温泉にだってはいれる
旅は歩くスピードがちょうどいい
人やお地蔵さん山川草木に鳥や虫の声
出会いの微妙なふれあい
それは広いではなく深い
がいいのである