樹状細胞ワクチン第一回目 | 20代男の肺癌との闘い

20代男の肺癌との闘い

20代の男が肺癌の宣告を受け、何を思い、何を感じ、どのような行動をとるかを綴っています。

同じ境遇な方達とのコミュニケーションも取りたいと思っていますので宜しくお願いします(^-^)


久々の更新です。
病状に色々な変化があり、更新が滞ってしまいました。
詳細は別途UPします。

何はともあれ昨日退院することが出来ました(*^^*)


今年に入ってから知人からの助言もあり、【樹状細胞ワクチン療法】という
免疫療法を行う決意をしました。
まだ、臨床試験段階の治療法なので自由診療です。その為、保険の適用は無く全て自己負担(医療費控除適用は有りの場合もあります)ですので決して安くはありません。

今回私がこの治療をすることを決意したのには大きな理由があります。
私は今、肺腺癌という病気ですが、肺に複数、リンパ節、肝臓、背骨、脳、右足の付け根の部分の骨に転移があります。
恐らくPETをしたら他にも転移が見つかるでしょう。
治療の選択肢に手術はまずありません。この転移だと出来ないそうです。
そして放射線は、自覚症状が出てきて耐えられない箇所に関しては出来る部分はするということです。
なので、行き着く先は抗癌剤治療。
今まで、シスプラチン、アリムタ、タキソテール、タルセバ、現在はTS-1を使用していますが、癌の縮小どころか転移が増えているのが現状です。
これは抗癌剤治療を批判してる訳ではなく、私にはまだ合うものが見つかっていないという意味で述べましたので御理解お願いします。

こうなるともう手段は無いのかなって思うんです。
しかし、そこで耳にしたのが樹状細胞ワクチン療法。
この治療の最大のメリットはどんなに転移があったとしても関係ないということなんです。
その意味はここで書くより、NETにたくさん出ているので、そちらを見たほうが分かりやすいです。

そういった治療法に出会えたので、今年に入ってからその治療を行っている病院を探し、治療の事前行程を全て済ませ、いよいよ本日第一回目の治療を行ないます。

ものすごい期待と
絶対治してやるという気持ちを持ち、行って参ります( ̄^ ̄)ゞ