写真入り年賀状を作成する場合、業者へ頼んだ方が安いのか自宅のプリンターで作成した方が安いのかを比較してみます。(2010年の比較です)
年賀状印刷の比較・ランキングは、写真入り年賀状ネット印刷の徹底比較 を見て下さいね。
他にも比較しているので、見て下さいね。フォトブックの比較
自宅のプリンターで印刷した方が安いと思われがちですが、意外に自宅のプリンターもコストがかかります。
プリンターは買う費用(イニシャルコスト)は安いですが、その後のインク代(ランニングコスト)が高いです。
プリンターによってインク代は違ってきますが、エプソンのEP-803A/AWで比較します。
どのプリンターでもよかったのですが、エプソンのホームページで「おすすめはこれ」と書いてあったので、これにしました。
ホームページでのコスト値です。
L判・写真用紙<光沢>
EP-903F、EP-903A、EP-803A/AW、EP-703A用標準インク6色各1,050円
写真用紙〈光沢〉L判400枚入り 1,990円
キヤノンも見て見ましたが、だいたいインク・用紙合計コストで20円くらいの機種が多いです。
用紙代も入っているので、実質のインク代は20円よりは安くなります。
L版写真よりもインクも少なくてすむかもしれません。
でも、ここでこれを全て信じられないのはメーカーの出した値だということです。
どこのメーカーもうちのプリンターはこんなにお金がかかりますと宣伝したいわけはないので、条件のいい値だと思われます。
ということで1枚20円で比較します。
ネット印刷の方は私の見た中では安かったネットプリントジャパン で比較します。
※ネットプリントジャパンは2010年の価格で比較しています。
現在は、基本料が多少上がっています。
まずは、安さ重視の比較です。
ネットプリントは、一番安いタイプ。自宅プリンターはインクジェット紙で比較します。
年賀状の購入代金はどちらでもかかるので省きます。
写真入り年賀状を100枚と仮定すると
エプソンのプリンター
20円(インク代)×100枚=2,000円
ネットプリントジャパン(直接印刷タイプ)
980円(基本料)+26円×100枚+90円(メール便)=3,670円
差額は1,670円です。
次に画質にこだわった場合の比較です。
ネットプリントは、写真貼り付けタイプ。自宅プリンターは写真専用紙で比較します。
エプソンのプリンター
20円(インク代)×100枚+10円(写真専用紙の差額)×100枚=3,000円
ネットプリントジャパン(直接印刷タイプ)
980円(基本料)+29円×100枚+90円(メール便)=3,970円
差額は970円です。画質にこだわる場合は、業者が行う写真貼り付けタイプの方が数段きれいです。
写真そのものなので自宅のプリンターとは比べ物になりません。
ただし、写真貼り付けタイプは厚みがあるので住所も印刷したい場合はおすすめできません。
結論としては、業者(ネット印刷)の方が970円または1,670円高いという結果になりました。
新しい干支の画像などのデザインを毎年購入する場合は、自宅プリンターのほうへその購入費用がプラスされます。
一年に年賀状くらいしか印刷しなくてもヘッドクリーニングとかされていてその度にインクが減っているので、結局年賀状のときにインクがなくなるということは往々としてあるのではないでしょうか。
毎年、この時期にインクを買うなという方はインク6色各1,050円の6,300円がかかるのでネット印刷の方がお安くできるということになります。
最新の機種だとそんなこともないかもしれませんが、紙が詰まったりして印刷ミスをすることもあります。
また、私は毎年設定を間違えて最初の1,2枚は印刷ミスをしてしまったりします。
同じようなことで身に覚えのある方は1,000~2,000円の差があっても労力と時間を考えると業者(ネット印刷)もおすすめです。
最近は、自分でオリジナルの印刷面を作って、印刷のみ業者(ネット印刷)へ頼むこともできます。
自宅にプリンターのある方はともかく、年賀状だけのためにプリンターを購入するのは無駄だと思います。