1-2年程度しか生きられないと言われましたが、それでも構いません。 | 加藤隆佑 ameba blog

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がんのなぜ?どうして?どうしたらよいの?を始め、とにかく分かりやすく紹介し、不安を解消し、がんと闘う気持ちをますます強めて頂きくメッセージを送りたいと思います。同時に、家族がどのように支えていったらよいかを考え、共に考え、応援していくブログです。

● 1-2年程度しか生きられないと言われましたが、それでも構いません。

こんにちは。加藤隆佑です。

あなたが、がんと診断され、どのような治療を受けるべきか悩まれていることがあります。

しかし、どのような治療を受けたら良いか、なかなか決まらないこともあります。

そうであったとしても、あなたにとって、最もふさわしい治療法を決めることができます。

あなたが、どのように生活をしていきたいのかということが明確に分かれば、どのような治療を受けたら良いのかが決まるからです。

先日も、私の担当している患者さんで、以下のようことを、おっしゃている方がいらっしゃいました。

私は、手術を受けないといけないことはよく分かりました。

ただし、趣味が温泉に入る事なので、どうしても人工肛門だけは避けたいのです。

また、私は、セカンドオピニオン先で、治療を受けても、1-2年程度しか生きられないと言われました。

しかし、私は、それでも構いません。

父親のためにやり残した事、そして、やりたいと決めたことを、生きられる期間に続けることができれば、私としては、よいのです。

それができるようになるならば、抗がん剤治療も受けたいと思います。

そのようなことをおっしゃられていました。

ちなみに、私の考えは、他院で言われた余命の期間である1-2年以上に長生きをできるように、サポートさせてもらう予定です。

さて、がんの治療で大切なこととういのは、これからどう生きるかをしっかり考える事です。

そこをしっかりさせることが、がんの治療では最も大切なことなのです。

それがはっきりしないで治療をうけていくと、満足にいく治療になりません。

あなたが、満足のいく治療を受けていくには、このようにしていけばよいですよ。


手術、放射線療法、抗がん剤の副作用、食事療法、免疫療法など、がん治療に関わることをアドバイスしています。