センチメンタルなほどの。
淡い淡い、ブルー、グレー、パープル、ピンク、オレンジ、イエロー。
やわらかなシフォンを重ねたみたいな。
なんとも言えないグラデーションが、空には広がっていて。
美しくて、美しくて、泣きたくなる。
そして、いつも、それは、記憶の中に仕舞われていく。
整理するのが大好きなのだけれど、どこに仕舞ったのかわからなくなる性分のわたしの。
選び合わせる色が好きだと、言ってくれた、友達に。
あるのか分からないような力を、信じていると、言ってくれた、人に。
背中を押してくれた、あなたに。
目を閉じると浮かぶ、その顔に。
そして、わたし自身に。
わたしの中に仕舞われたはずの、美しい世界を、ちゃんと、みせたいんだ。
☆
とにかく。
整理好きのわすれんぼだから。
忘れたくないこの気持ちを。
書いとくことにいたしました。
おやすみなさい。
また、あした。