前回の続き。
パリに長年暮らす、ファッションデザイナー島田順子さん のお話で
印象に残っていることを書きます
アマゾンより
パリと日本のファッションの違いについて
パリでは、なぜって思うくらい汚い恰好をしている人もいるけれど(笑)
十人十色のファッションをしている。
あちらでは、高価なものだからといって、特別な日に使おう
といった感覚もないそう。
誰かが来ている、例えばシャネルのスーツがとても素敵だからといって
「よし私もシャネルのスーツ着よう♪」 とはならない。
私は私で、持っている物を着ればいいわ
あの人には、あれがとっても似合う、でも私に似合う物は違うし
私は私の着たい物を着よう、といった感覚らしいです。
島田さんが帰国した時に、空港~銀座~渋谷を通って家に帰る
その時間だけで、東京流行が分かってしまう。
それくらい、みんな、どうして??!ってくらい同じ恰好をしている。
日本人は流行にとても敏感。
流行にいつも合わせるくらい、人が良いのだと思いますよ(笑)
とおっしゃっていました。
流行に乗っていれば、人と大きく違わない事が安心
だったりするのだろうな、とも思います。
国民性や、文化の違いももちろんあるので
どちらがいい悪い、という事ではないですが
心に残るお話でした。
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会社員として、毎日通勤電車に揺られていた頃、
目立たない、無難でいる、気配を消す(笑)、同化する
という事を意識していた事もあったなぁ。
目立たない事が安心、も分かる。
けれど、今は、
自分が喜ぶ・ご機嫌でいられるファッションをしたいな