仙台都市圏(郊外10~15km圏のニュータウン)における路線バス事情【再・更新版】 | ゆるポタで心リセット“おれ野_お散歩日記”by_✡CAMMIYA…ちょいマニアックで開運

仙台都市圏(郊外10~15km圏のニュータウン)における路線バス事情【再・更新版】

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本ブログ管理者は2008年1月29日

東京海洋大学(越中島キャンパス)にて開催されたバスネットフォーラム研究会

共催の産官学フォーラム

「~地域に根ざした新しいバス交通を目指して~」を聴講しております。。。。。。。。。。


さて、


冒頭写真の「しらかし台団地(宮城県宮城郡利府町)/宮城交通バス」ですが、、、、、

■(本ブログ内関連記事)宮城県利府町における「地域ブランド戦略」  も参照♪



仙台郊外における「あの手」の団地群は、
1本/1時間(60分間隔)
・・・・・という運行頻度が「標準」になってしまったのですねぇ、、、
(我が故郷・仙台市太白区四郎丸/仙台市営バスと同じ。。。)

■本ブログ内先行関連記事(1)

■本ブログ内先行関連記事(2)

■1980年代の四郎丸線時刻表


四郎丸小学校前19 警「美」報 告 書 ☆彡 ........................ 街と電車と時々グルメ  ▼CAMMIYA-仙台市営バスUD371

東中田市民(07改正)
東四郎丸14

警「美」報 告 書 ☆彡 .......................... 街と電車と時々グルメ ▼CAMMIYA-密度論100129Ver.

仙台市太白区四郎丸地区における人口密度指標

世界一(?)簡単な、都市の「密度論」■本ブログ内関連記事 も、参照願います

データ補足・・・・・

平成12年国勢調査「1kmメッシュ/常住人口」

 ・宮城郡利府町しらかし台(5147人/1417世帯・・・3.6人/戸)

 ・仙台市太白区四郎丸(5246人/1634世帯・・・・・3.2人/戸)



バス事業者としては、運転手を1人でも多く雇うと
事業経費の最も大きな割合を占める「人件費」の部分が高騰するから、
「大型車両」を使用して、
極力運行頻度を削減した方が、採算ベースに乗せやすいんでしょうね



一方、利用者側から見たら・・・・・・
こんなに客が少ないのだったら、小型車両を使って、30分間隔

(つまり、車両単価・燃料費等は安いが 2倍車両数が必要なので、

 運行経費はトントンだが・・・・・・・

 ↓

 その代わり、運転手の頭数=人件費が2倍必要!)

の方が、利用しやすいのだが、、、、

大型・小型バス
大型バス、小型バスのイメージ(模型)

バス事業コスト

*若干、話題が逸れるかも知れないが、、、、
↓気になった(関連)ニュース↓
大阪バス事故、運転手は連続徹夜「最近は毎日運転」(読売新聞)

 大阪府吹田市で2007年2月18日早朝、スキー客を乗せた「あずみ野観光バス」(長野県松川村)の大型バスがモノレールの橋脚に衝突し、27人が死傷した事故で、小池勇輝運転手(21)が、事故当日までの少なくとも2夜にわたり、1人で連続乗務していたことが大阪府警交通捜査課と吹田署の調べでわかった。

 いずれの乗務でも途中交代なしに徹夜で運転していたという。

 大阪府警は、連夜の過重労働が居眠りにつながった可能性が高いとみており、下総建司社長(39)についても道路交通法違反(過労運転下命など)容疑での立件を視野に捜査している。

 大阪府警は2007年2月19日、小池運転手の業務上過失致死傷容疑を裏付けるため、同社事務所などを捜索し、運行記録などを押収。大町労働基準監督署(長野県大町市)も労働基準法違反の疑いで立ち入り調査を行った。

[読売新聞社:2007年02月20日 03時06分]

TVのニュースや新聞報道などで指摘されている通り、
乗合バス事業=全然儲からない商売
さらに・・・
(最近では、
唯一『商売』としてギリギリ成立しそうな
都市間高速バスの激しい価格競争)
ゆえに・・・
最もコストが掛かっている
人件費を削る、、、
(具体的には)
寝ないで車を走らせる
大事故発生!!☆
・・・・・
っていう悪循環に繋がっているんですよねぇ、、、
ってな「根拠」となる資料を、上に掲出
(ちょっと古い1996年の乗合バス事業データで、恐縮だが、、、)
この時代から、既に、
バス事業における事業コストの、
7割強が「人件費」であった。。。
利府071225109
「車社会・宮城!」県道8号仙台松島線・利府バイパス現況
(2007.12.25撮影)

*ちなみに、本記事掲載写真は、すべて本ブログ管理者自ら撮影。。。。。。。。


s―s位置図
仙台都市圏における利府しらかし台、および仙台四郎丸の位置
(niftyの地図情報より本ブログ管理者が画像加工の上引用)


本ブログ管理者と年齢が近く
(職業は「天と地」ほどの格差が有るが・・・・もちろん、本ブログ管理者が「地」)
この分野に関して、「直接的」な歯に衣着せぬ辛口意見を述べる
このような仙台の状況を見て、どんな発言をするのだろうか。。。。
偶然にも、宮城交通という会社は「名鉄(名古屋鉄道)」系列。。。)
やはり、仙台の事例も名古屋同様に
「運転手不足(←上記のような劣悪な労働環境が嫌われ?)」
という側面も出てきているのではないかと・・・・・・


(前述)加藤氏の提言どおり、
路線バスの仕事
地域貢献の仕事
・・・・・
という「誇り」を現場に取り戻せる日は来るのだろうか????

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宮城交通バス(仙台駅西口バスプールにて)