スペイン巡礼37日目☆彡Portomarin-Ligonde

昨日は、隣のアルベルゲは

学生で貸し切りになっていて、

朝、先生のチェックを受けながら、

グループごとに出発していました。

『イタリア人はさぁ、

ブエン・カッミー―ーノっていうんだぜ』

まさか、すぐ後ろを歩くリカルドが

噂のイタリアンとも知らず、

学生たちが大ウケしていて、

私もついでニヤニヤしていると、

『ノーノー、イタリア人は、

パーフェクトに挨拶するよ！』

リカルドが得意げに

ブエン・カミーノ！を披露すると、

学生たちは、　　　

　『ブエン。。。カミーノ！』

と小声で言い残し、

猛スピードで去っていきました笑　かわいい。。！

今日は、ものすごく寒くて

おまけに雨まで降ってきて凍えてしまいそう。。

『ここがカミーノで寄付で泊まれる最後のアルベルゲ』

ということで、

ＯＰＥＮまで震えながら外で待つことになりました。

昨日、アルベルゲで一緒だった、

イタリアンカップルも

『寄付で泊まれるの？！最高だ！』

と一緒に待つことに。

待っている間、

車の大きなクラクションが聞こえてきて

『店で買うより、こういうのの方が

断然美味しいんだよ！』

とイタリアンボーイフレンドが小雨の中、

走って巨大なパンを買ってきてくれました。

こうした小さな村には、

パンやさんが車で売りに来てくれるようで、

確かに出来立てのパンは美味しかったですね！

ところで。。。

一体いつになったらＯＰＥＮするんだろう。

寒いし、雨は降ってるし、風も吹いてきて。。

少しイライラしてきました笑

もう次の街の開いているアルベルゲを

探したほうがいいよね。。

ちょうど出てきた隣の人に尋ねると、

なんと

今日だけお休み！

あと２時間早く聞きたかった。。

数百メートル先にあったアルベルゲへ

駆け込みました。

ところが、部屋に入った途端、

猛烈なイビキがすでに聞こえてきて

今夜の睡眠は絶望的だと思われました。

でも水圧抜群のシャワーに、

凍りそうだった心も芯から温まりました。

イタリアンカップルは、１ｋｍ先の

Ａｉｒｅｘｅのアルベルゲへ。
（こちらのほうが良さそうでした）

ディナーの約束をしていたのですが、

ここにはスーパーがなく、

２件レストランがあるだけ。

でも、イタリアンたちに、 

”レストラン”　

という選択は１ｍｍもないようで

『絶対どこの家にもパスタはあるし、

これだけ鶏がいるんだから卵もあるよ』

そういって、民家に突撃訪問をして、

見事に食材を続々ＧＥＴしてしまいました！

すごい！！！！！

早速お料理開始！

シェフはイタリアンＢＯＹＳ！！

女の子たちは、おしゃべりして待つのです！！

あっという間に、おいしいパスタと、

オムレツを作ってくれました。

レストランで食べたよりも、

ずっと、心に残る一食になって、

リカルドのことを尊敬した日になりました。

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